路面電車が駅じゃない場所で停車し、運転士が降りた? 理由に称賛の声
公開: 更新:

出典:Yeni Şafak

名前を呼んだら寄ってくる子猫 1年後の姿に「たまらん」「毎日寝る前に見たい」ペットと暮らしていると、言葉は話せなくても、人間のいうことを理解しているように感じる瞬間があるでしょう。 特に、ペットが自分の名前を認識しているのかも…と思うことは多いかもしれません。 名前を呼ぶと駆け付ける子猫が… み...

飼い主「おやつだよー(嘘)」 騙された猫が?「ごめん爆笑した」「顔芸が秀逸」「おやつ」という言葉につられた猫。ウキウキしていた結果…!?
トルコで路面電車の運転士をしているサルハト・トパルさんが、いつものルートで乗客を運んでいた時のことです。
彼は前方の線路脇に、何かがあるのに気が付きます。
サルハトさんはそれが何か分かると電車を停車し、線路に降りて行きます。
駅でもない場所で彼が電車を止めた理由とは…答えはこちらをご覧ください。
線路脇で困っていたのは…カメ。縁石を登ることができなくて苦戦していたのです。
サルハトさんがカメを持ち上げて、フェンスの外へ逃がしてあげると、カメは元気よくその場から歩き去っていきました。
監視カメラがとらえたサルハトさんの行動を、地元のメディアが紹介すると、称賛の声が上がったのです。
・人間のお手本のような行動だ。僕たちはすべての生き物を守らなくちゃいけないよね。
・すごい!あんな遠くからよく見えたよね。
・美しい心を持ったサルハトさんに「ありがとう」と伝えたい。
路面電車の運行会社もFacebookでサルハトさんを称賛。
さらに数日後、彼の思いやりある行動が評価されて感謝状が贈られたのです。
サルハトさんはウェブメディア『The Dodo』にこう語っています。
サルハトさんはカメに気付いた直後、車内アナウンスで乗客に一時停止する理由を説明してから、カメを助けに行きました。
そして彼が電車に戻ると、乗客たちもカメを助けたことをとても喜んでいたそうです。
もしサルハトさんが気付かなかったら、カメは別の電車に轢かれていたかもしれません。
ためらうことなくカメを助けに行ったサルハトさんと、そのために電車が数分間遅れてもカメが無事だったことを喜んだ乗客の優しさに心が温かくなりますね。
[文・構成/grape編集部]