ケガをしたカササギと仲よくなった犬 すると犬の体に驚きの変化が…!
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
2020年9月、オーストラリアに住むジュリエットさんは、いつものように愛犬のペギーと散歩に出かけました。
そこでペギーが、倒れている小さなカササギを見つけたのです。
海外メディア『Metro』によると、カササギはケガをして動けない状態で、ペギーはそんな鳥を心配そうに見ていたといいます。
「このカササギを放ってはおけない」と思ったジュリエットさんは、カササギを家に連れて帰ります。
そして野生動物の専門家にアドバイスをもらい、自宅でカササギを看病することにしました。
カササギを怖がっていた犬が…?
モリーと名付けられたカササギは、予想以上に回復が早く、保護してから1週間後にはすっかり元気になったのだとか。
もともとペギーはカササギを怖がっていたため、モリーのことも最初は避けていたのだそう。
ところが一緒に暮らすうちに、ペギーとモリーは少しずつ距離を縮めていき、気付いたら大の仲よしになっていました。
ペギーとモリーは毎日一緒に遊んでいます。ボールを取り合ったり、くっついて昼寝をしたり、縁側で並んで日向ぼっこをするのも大好きです。
そんな日々を過ごすうちに、驚くべきことが起こります。
なんとペギーの体から母乳が出ていたのです。
ジュリエットさんがペギーを動物病院に連れて行くと、ペギーは妊娠していませんでした。
ぺギーがモリーのことを自分の赤ちゃんのように思っているので、母乳が出始めたようです。
ジュリエットさんはモリーが自然に帰りたくなったらいつでも飛び立てるように、常に窓やドアを開けたままにしているのだそう。
またモリーが野生でも生きていけるように、エサとなる虫の捕り方も教えたのだとか。
しかし、モリーはどうやら「自分は犬で、ペギーが母親だと思っているようだ」といいます。
ペギーとモリーのInstagramのフォロワーは1万4千人を超え、「なんて美しい友情だ」「この子たちは、愛に見た目やサイズは関係ないと教えてくれる」「見ているだけで幸せになるよ」などの声が寄せられています。
犬と鳥という、まったく違う種類の生き物なのに、完璧に心が通じ合っているように見えるペギーとモリー。
彼女たちがどんな会話をしているのか、聞いてみたいものですね。
[文・構成/grape編集部]