ケガをしたカササギと仲よくなった犬 すると犬の体に驚きの変化が…!
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「番犬に向かない」といわれた犬 納得できる1枚に「笑った」「100点満点」「番犬に向かない犬」というコメントを添えて、Xに1枚の写真を投稿したのは、愛犬たちと暮らしている、飼い主(@kmk250301)さんです。 公開したのは、愛犬の米子ちゃんと大豆くんの写真。2匹は番犬としては不向きだといいます。

カートにのせられ不服そうな犬 その後、店員に褒められると?「表情が違いすぎて笑った」ペットは人間と会話ができない代わりに、表情や体の動きで気持ちを伝えてくれます。2025年7月、そのことがよく分かるエピソードを、Xで公開したのは、愛犬のむさしくんと暮らす、飼い主(@musashi241005)さんです。
2020年9月、オーストラリアに住むジュリエットさんは、いつものように愛犬のペギーと散歩に出かけました。
そこでペギーが、倒れている小さなカササギを見つけたのです。
海外メディア『Metro』によると、カササギはケガをして動けない状態で、ペギーはそんな鳥を心配そうに見ていたといいます。
「このカササギを放ってはおけない」と思ったジュリエットさんは、カササギを家に連れて帰ります。
そして野生動物の専門家にアドバイスをもらい、自宅でカササギを看病することにしました。
カササギを怖がっていた犬が…?
モリーと名付けられたカササギは、予想以上に回復が早く、保護してから1週間後にはすっかり元気になったのだとか。
もともとペギーはカササギを怖がっていたため、モリーのことも最初は避けていたのだそう。
ところが一緒に暮らすうちに、ペギーとモリーは少しずつ距離を縮めていき、気付いたら大の仲よしになっていました。
ペギーとモリーは毎日一緒に遊んでいます。ボールを取り合ったり、くっついて昼寝をしたり、縁側で並んで日向ぼっこをするのも大好きです。
そんな日々を過ごすうちに、驚くべきことが起こります。
なんとペギーの体から母乳が出ていたのです。
ジュリエットさんがペギーを動物病院に連れて行くと、ペギーは妊娠していませんでした。
ぺギーがモリーのことを自分の赤ちゃんのように思っているので、母乳が出始めたようです。
ジュリエットさんはモリーが自然に帰りたくなったらいつでも飛び立てるように、常に窓やドアを開けたままにしているのだそう。
またモリーが野生でも生きていけるように、エサとなる虫の捕り方も教えたのだとか。
しかし、モリーはどうやら「自分は犬で、ペギーが母親だと思っているようだ」といいます。
ペギーとモリーのInstagramのフォロワーは1万4千人を超え、「なんて美しい友情だ」「この子たちは、愛に見た目やサイズは関係ないと教えてくれる」「見ているだけで幸せになるよ」などの声が寄せられています。
犬と鳥という、まったく違う種類の生き物なのに、完璧に心が通じ合っているように見えるペギーとモリー。
彼女たちがどんな会話をしているのか、聞いてみたいものですね。
[文・構成/grape編集部]