entertainment

陽光の春が到来 小学一年生のランドセルが注目を集めている

By - 押阪 忍  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。

ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言ひとりごと』にお付き合いください。

陽光の春到来

明るい春がやってまいりました。物事のスタートの春です。

テレビのニュースを見ていても、小学一年生のランドセルが注目を集めています。

一昔前の物とは違い、今はランドセルにパソコンを入れる為なのでしょうか、以前より容量の大きいものが、スタンダードになっているようです。

小学一年生の背中に、色とりどりの大きさのランドセルが踊っています。1つ4万円〜5万円が相場だとか。これに帽子、制服、靴などもいれるとか。

昔は黒一色で厚みも薄いものでしたが、今はトレンディーなママさん達が、我が息子、娘の為に、思い切った出費も覚悟の上だとか。

あらためて成長した我が子の姿を見るのは、入学式があります。

初めての校舎、講堂で、見知らぬ生徒(新入生)と肩を並べて校長先生の祝辞を聴く。

両隣は見知らぬ生徒なのだが、最近の御子達は、初顔同志という硬い表情ではなく、むしろ女の子などは、和やかな感じで次の展開を待っているという雰囲気だったとか。

俗にいう『イベント慣れ』をしているのでしょうね。カチンカチンの表情はむしろ入学式に出席したお父さんやお母さんの方だったと、その席に出席したお母さんから聴きました。「さもありなん。」と思ったことでした。

携帯電話の番号のヤリトリを式の帰りにしていた女子一年生もかなりいたとか。既に、女性の進出は少なからず年少時代から始まっているようです。

今後の日本は、安泰の道を歩んでいくものと、昭和人は期待をかけております。

<2023年3月>

logo_oshizaka2

フリーアナウンサー 押阪 忍

1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2023年現在、アナウンサー生活65年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

狩野英孝さんの写真

快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。

ファーストサマーウイカさんの写真

ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。

Share Post LINE はてな コメント

page
top