顔が異常に大きな野良犬 理由に怒りの声「かわいそうに」「なぜこんな残酷なことを」
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「うちの子は大丈夫」は大間違い? 愛犬が起こしたトラブル、飼い主の絶対的な責任本記事は愛犬が他人や他人の物を傷つけてしまった時に、飼い主が負うべき責任について、弁護士監修のもと紹介しています。

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アメリカのカリフォルニア州で野良犬の保護活動をしているエセニアさんが車で走っていた時のことです。
彼女は誰もいない農地で、ゴミをあさっている1匹の犬を見かけました。
放っておけなかったエセニアさんは車を降りて、犬に近付きます。
犬に人を怖がるそぶりはなく、彼女が持っていた鶏肉を見せると、すぐに食べ始めました。
その時、エセニアさんは犬の顔が異常に大きいことに気付きます。
犬の首に鎖がきつく巻き付けられていて、そのせいで顔がひどく腫れていたのです。
エセニアさんは犬を車に乗せて、急いで動物病院へ連れて行きました。
幸い、首の傷は命にかかわるものではなく、治療後は順調に治っていったそうです。
犬はチャンクと名付けられ、首の傷が治ってからはドッグトレーナーによる訓練がスタート。
リードで歩く練習など、飼い犬としての基本的なしつけなどを覚えているそうです。
発見された時のチャンクくんの首には鎖による痛々しい傷がくっきりと見えます。
これほどまでに顔が腫れるほどきつく巻かれていたなら、きっとチャンクくんは痛みや苦しさに耐えていたのでしょう。
動画には、彼を虐待したと思われる人物への非難の声が上がっています。
・顔がこんなにも腫れてしまって…かわいそうに。
・なぜこんな残酷なことをする人がいるのかが理解できない!
・このかわいい犬が助けてもらえた喜びと同時に、怒りがこみ上げている。
2023年5月20日現在、チャンクくんは里親を募集しています。
すでに数人の希望者がいるそうで、施設ではチャンクくんに最適の里親を選ぶ予定だということです。
人に酷い目に遭わされた後、人によって救われたチャンクくん。
これからは愛される喜びを知り、新しい家族と幸せに暮らしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]