電車で飲み物をこぼした子供「ごめんなさい!」 慌てて拭くものを探していると…?
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- @psypsytuki
「困った時はお互い様」というように、社会は人々が助け合うことで成り立っています。
つっきー(@psypsytuki)さんは、電車の中である『助け合いの場面』に遭遇したそうです。
当時のエピソードをSNSに投稿し、多くの反響が寄せられました。
電車の中で子供が「ごめんなさい!」 周囲の人は…?
ある日、電車に乗っていたという、つっきーさん。
隣には小学生から中学生ぐらいの年齢の子供が座っていたといいます。
子供が炭酸飲料のふたを開けようとした時、事件は起きました…。
プシッ…シャアアアアアア!!!
なんと、中身が勢いよく吹き出してしまったのです!
吹き出した中身で、つっきーさんの服は濡れ、車内の床も水浸しになってしまいました。
絶望的な状況に空気が凍りついた車内。子供は慌ててつっきーさんに「ごめんなさい!」と謝り、拭くものを探します。
すると、つっきーさんの濡れた服を見た別の乗客が「大丈夫ですか」とハンカチを差し出してくれたのです!
※写真はイメージ
中には「これぐらい拭けば大丈夫!」とポケットティッシュを取り出して床を拭き始める人も。
床を拭き終わったティッシュを「ほい!ほい!」とその場で回収する人も現れ、濡れてしまった車内の床はあっという間に元通りになったのです!
つっきーさんの服は濡れてしまいましたが、幸い炭酸飲料は無味だったため、乾けば問題ない程度のものだったようです。
子供は車内で迷惑をかけた恥ずかしさと、申し訳なさでいっぱいになっていたことでしょう。
つっきーさんが「乾くので大丈夫ですよ」と声をかけると、子供はほっとした表情を浮かべました。
周囲の温かい大人に救われた子供は、電車を降りる時に「ありがとうございました!」と丁寧にお辞儀をしたといいます。
素直に感謝を伝える姿を見た、大人たちは「うん、うん」と笑顔で会釈をして応えたのでした。
※写真はイメージ
つっきーさんは、当時の出来事についてこう語っています。
この話、すごいのは手伝った人たち全員赤の他人だったこと。優しい世界がそこにあった。
つっきーさんによると「みんな知り合いなんじゃないかって思うくらいの、見事な連携だった」とのこと。
電車で起こった見知らぬ人たちの奇跡の連携プレーと、素直に感謝を伝える子供の姿に、多くの人が心を打たれました。
・いい話。許し合えるっていいし、助け合えるのはもっといい。
・世の中捨てたもんじゃないですね!
・周りの大人の対応で、子供は嫌になることもある。自分も親切な大人になりたいと思う。
・周囲の人の温かさをこの子はずっと覚えているでしょう。
・優しい世界…。朝から笑顔になれました!手際のよさがすごく想像できます。
もしも、周囲の大人たちが声をかけなかったら、子供にとって恥ずかしくて忘れたい出来事となっていたかもしれません。
しかし、「大丈夫」と声をかけたつっきーさんや、とっさに片づけを手伝った大人たちのおかげで、心に残る温かい出来事となったでしょう。
困っている人を助けることは、当たり前のように思えて、勇気のいることでもあります。
特に初対面の人を前にすると、なかなか行動にうつせない人が多いのも現実。
例えば「大丈夫」と声をかけられるだけでも人は安心し、気持ちが救われるものです。
一人ひとりが、ほんの少しの勇気を出して歩み寄ることで、誰もが助け合える社会へと近付いていくのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]