無水エタノールの代用品おすすめ4選! パソコン掃除、アロマオイルなど用途別に紹介
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電子機器の掃除やアロマ作りなど、さまざまな用途で使用される無水エタノール。「使いたいのに手元にないから、代用品はないかな」と悩んだ経験がある人もいるのではないでしょうか。
無水エタノールは近所のコンビニやスーパーに売ってないことも多く、入手に手間がかかることもしばしば。今すぐ使いたいのに、わざわざ買いに出かけるのは少し面倒です。
そこで本記事では、無水エタノールの代用品を4つ紹介します。無水エタノールの基礎知識や、パソコン掃除・アロマ作りにおすすめの代用品も紹介していますよ。この記事を読めば、得たい効果や用途に応じた代用品が見つかるので、ぜひ最後までお読みください。
代用品を探す前に!無水エタノールの基本知識
みなさんは、そもそも無水エタノールとは何かご存知でしょうか。「なんとなく消毒用のアルコールとまでは分かる」という人の中にも、ほかのアルコールとの違いまでは説明できないかもしれません。
そこで、まずは無水エタノールの特徴や、ほかのアルコールとの違いを簡単に解説していきます。
無水エタノールとは
無水エタノールとは、アルコール含有量99.5%と、水をほぼ含まない高純度アルコールのことです。原料は主にサトウキビなどの糖質原料と、トウモロコシなどで製造されています。
無水エタノールには洗浄力が高く、蒸発する性質『揮発性』が高い特徴があります。濃度が高いので消毒力も優れているように見えますが、すぐ蒸発するため、実は消毒にはあまり向いていません。
ほかのアルコールとの違い
ほかに薬局などで並んでいるアルコールとしては、消毒用エタノールがあります。2つの違いは、アルコール濃度だけです。濃度が異なると性質や特徴も異なるため、用途にあったアルコールを選択することが大切だといえます。
アルコール濃度が高い順に並べると、以下の通りです。
無水エタノールは揮発性が高いため、すぐ蒸発してしまいます。またアルコール濃度が高いぶん、直接肌に触れると肌荒れする可能性があるので注意が必要です。
一方消毒用エタノールは濃度が低いぶん、蒸発せず留まるため消毒に向いています。また、濃度が低いため肌に触れても肌荒れしにくく、手指の消毒にも使用可能です。
無水エタノールの用途
無水エタノールは、すぐに乾く特徴を生かして水が苦手な電化製品の掃除に使用されることが多いです。
例えばパソコンやコピー機、電話などの掃除に使えます。またハッカ油やアロマスプレーに使用されたり、メイクブラシの洗浄、キッチン周りの汚れ掃除にも使用することが可能です。
意外な使用用途としては、凍結した車のフロントガラスを溶かす時にも、無水エタノールが効果的。無水エタノールを霧吹きでシュッと吹きかけるだけで、すぐに解凍できてしまいます。このように、無水エタノールは家中のさまざまな場所で便利に活用できるのです。
無水エタノールの代用品おすすめ
「無水エタノールを使いたい」と思った時に、手元にないと困りますよね。お金や時間をかけて買いに行くのも手間なので、家にあるもので代用できたら嬉しいものです。そこで、無水エタノールの代用品を4つ紹介しましょう。
さまざまな場面で活躍する無水エタノールですが、使用場面に応じて最適な代用品は変わってきます。それぞれの代用品の特徴や用途を紹介していきましょう。
ウオッカなど純度の高いアルコール酒
使用する用途にもよりますが、純度の高いアルコール酒で代用可能な場合もあります。そもそも無水エタノールはアルコールの1つで、製造方法自体はお酒と基本的に同じです。
ただし、全く同じ使い方ができる訳ではありません。アルコール酒で代用するのは、無水エタノールを水などで割って使う場合だけにしましょう。例えば、アロマオイルや虫除けスプレーなどを作る時は、アルコールで代用可能です。
一方、電化製品の掃除など無水エタノールを原液で使う場面では、お酒では代用できないので避けましょう。また、消毒液など傷口に使用する用途では使わないようにしてください。
代用するお酒はアルコール濃度が高く、蒸留酒であることが条件です。用途別のおすすめを紹介すると、アロマなどにはウオッカ、掃除用の消毒スプレーなどにはスピリタスが適しています。
『パストリーゼ』
『パストリーゼ』とは、ドーバー酒造が製造するアルコール除菌スプレーです。純水を使用しているため安全性が高く、アルコール濃度77%と除菌効果が長持ちする値に調整されています。
アルコール濃度が高すぎると揮発性が高くなるため、塗ってもすぐに乾燥して除菌効果が期待できません。一方で、濃度が低いと揮発性は低いものの、除菌効果が低くなってしまいます。そこで、バランスのよい濃度を研究した結果、77%の濃度になりました。
『パストリーゼ』は安全性も高く、口に入っても問題ないため『食べられる除菌スプレー』と呼ばれることも。信頼性が高いので使用場面も幅広く、飲食店の厨房にも使われています。
キッチンやリビングの掃除にはもちろん、なんと食べ物に直接吹きかけることもできるのです。食べ物に吹きかけると、カビや腐敗の予防効果が期待できます。
オキシドール
オキシドールとは、キズの消毒や医療用器具の洗浄に使用される傷薬です。アルコールのほか過酸化水素を含んでおり、血液や体組織と接触すると大量の酸素の泡を発生させ、洗浄効果が期待できます。
オキシドールの用途として代表的なのは、消毒です。傷の消毒には2~3倍に薄めたオキシドールをコットンやガーゼに浸して、患部に優しく塗りましょう。使用上の注意点として、目に入らないように気を付けてください。
また、もともと医療器具の消毒殺菌にも使われているため、身の回りの掃除にも使えます。例えば歯ブラシの消毒、スポンジの消毒にも使用が可能です。使用方法としては、オキシドールと水を1:1で希釈した液に浸してから、しっかりとゆすぎましょう。
消毒用エタノール
無水エタノールと、消毒用エタノールの違いは濃度と水分量です。つまり、基本的な成分は同じ。無水エタノールを水で薄めて使用する場合は、代用品として使用可能です。
例えばアロマスプレーを作る場合、無水エタノールの代わりに消毒用エタノールを使用しても問題ありません。ただし揮発性が低いため、パソコンなど電化製品の掃除には使用しないよう注意しましょう。
パソコン掃除する時は無水エタノールの代用はしない
パソコンなどの水を避けなければいけない精密機器は、基本的に揮発性の高い無水エタノール以外は代用不可です。水が塗布面に長く残る消毒用エタノールなどで基盤を掃除すると、ショートして壊れる可能性や、最悪感電する恐れもあります。
もし無水エタノールがない場合は、パーツクリーナーなど精密機器専用の掃除グッズを使いましょう。
ホームセンターやECサイトで、300~500円程度とお手頃な値段で販売されているので探してみてください。パーツクリーナーは、パソコンの電子基盤にも使用できます。
アロマに使用する時のおすすめ代用品
アロマスプレーには無水エタノールを使用することが多いですが、消毒用エタノールやウオッカ、『パストリーゼ』でも代用可能です。ただし、アロマの用途によって代用品を選ぶ必要があります。
そもそも、なぜアロマにアルコールを入れるのでしょうか。理由は、アロマ精油は水と馴染まないからです。『水と油の関係』という言葉の通り、基本的にアロマ精油は水と分離してしまう性質があります。
一方、アルコールにはよく馴染むため、精油を利用したスプレーや化粧水にはアルコールが一緒に入っているのです。
そんなアロマに使う無水エタノールの代用品は、用途に応じて異なります。もしお掃除用なら、消毒用エタノールやウオッカがおすすめです。お掃除用アロマスプレーの作り方は、以下の通り。
【お掃除用アロマスプレーの作り方(50㎖容器分・精油濃度1%の場合)】
使用方法は、スプレーボトルに液体を入れて、汚れの気になる場所へ吹き付けて雑巾で拭くだけです。アロマスプレーは材料さえあれば簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。
また、アロマ化粧水やオイルを作りたい場合は、消毒用エタノールを代用品にするのがおすすめです。ただし、無水エタノールに比べてアルコール臭が強く濃度の調整が難しいのが難点。お肌に使う場合は、無水エタノールを使うのが安心でしょう。
無水エタノールの代用品を使う場合の注意点3つ
無水エタノールや代用品を使うには、何点か注意しなければいけない点があります。注意点を知らずに作業していると、気付かないうちに健康被害を受ける可能性も。そこで、作業中に注意すべきポイントを3つ紹介しましょう。
作業中は手袋を使用し換気を徹底する
エタノールをはじめとする高濃度アルコールは、原液をたくさん浴びると肌荒れの可能性があります。特に無水エタノールは、揮発性が高いため必ず手袋を使用しましょう。
また、揮発して空気中にアルコール成分が残り気分が悪くなる可能性もあるため、作業時には必ず換気扇を使用してください。
もし危険量のアルコール成分を吸入してしまうと、咳・頭痛・嗜眠・疲労感などの症状が発生する可能性があります。もしなんらかの症状が発症した場合は、ただちに使用を中止して最寄りの病院を受診しましょう。
火の元に十分注意する
無水エタノールなどのアルコールは、濃度が高いほど引火性も高くなります。コンロなど火の気の近くで使用・保管すると、最悪の場合火災や爆発が起こる可能性があるのです。
火の気の近くだけでなく、静電気が発生しやすい場所で使用するのも危険。無水エタノールは火の気のない場所に保管し、子供の手が届かない場所に置くなど、取り扱いや保管場所には注意しましょう。
無水エタノールとは成分やアルコール濃度が異なる
無水エタノールと代用品では、成分やアルコール濃度が違います。同じアルコールだからといって、どんな用途でも代用可能な訳ではありません。
それぞれ特徴が異なるため、用途に沿って適切な代用品を選んでみましょう。
無水エタノールがない時は用途に合った代用品を選ぼう
無水エタノールは、度数の高いアルコールや消毒用アルコールなどで代用できることが分かりました。ただし、用途に応じて向いている代用品もあれば、無水アルコールしか使えない場面もあるので、特徴に合わせて使い分けましょう。
また、アルコールの取り扱いには十分注意し、安全に作業を進めてみてください。
[文・構成/grape編集部]