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「肌や服についた油性ペンの消し方を知りたい」「子供の落書きを簡単に消す方法はないかな」「家にあるもので汚れを落としたい」と、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
油性ペンは、乾きやすく落ちにくいように作られているため、衣服や肌に付くと汚れを消すのが大変です。しかし、油性ペンの特徴や消し方のコツを知っていれば、素材によっては比較的簡単に汚れを落とすことができます。
そこで本記事では、油性ペンの消し方を紹介します。今すぐ油性ペンの汚れを消すことができ、汚れを落とすのに最適なものを選べるようになるので、ぜひ最後までお読みください。
油性ペンが落ちにくいのは定着剤が使われているため
油性ペンが衣服や肌に付くと落ちにくいのは、定着剤が含まれているためです。
油性ペンは乾きやすく固着性が強い性質があり、プラスチックや金属などにも描けるのが特徴です。一度乾いてしまうと消すのが難しくなってしまうため、本来は消えると困るものに使います。
しかし、ほかのペンと間違って使用したり、なんらかの理由で消したくなったりした場合は、相性のよい素材であれば比較的簡単に対処できますよ。
インクが付着してしまった場合、素材を確認し素早く対処すれば、油性ペンでもキレイに消すことができるでしょう。
油性ペンの消し方【場所・素材別】
油性ペンの消し方は、インクが付いた場所の素材によって異なります。詳しく見ていきましょう。
肌|ハンドクリーム・クレンジングオイル
手や指など皮膚に付いてしまった油性ペンは、ハンドクリームやクレンジングオイルで簡単に落とせます。
油分のあるクリームなどで、やさしく拭き取るのがコツです。水や石鹸などではなかなか落とせないので注意してください。
ただし、肌についた油性ペンの汚れは時間が経てば自然と落ちるため、急いで消す必要がないならそのままにしておいてもかまいません。
乳化剤が含まれる日焼け止めや、口紅を使っても落とせます。どれも肌に使うものなので、安心して使えるのもメリットです。
布|除光液・消毒用エタノール
衣服など布に油性ペンが付いてしまった時は、除光液や消毒用エタノールを使ってみましょう。布は油性ペンが染み込みやすく時間が経つと落としにくくなってしまうので、できる限り早めに対処するのがポイントです。
手順は以下の通り。
生地によっては色落ちすることがあるので、汚れを落とす前に目立たない場所で試してからにしましょう。たたき洗いすると傷むようなデリケートな生地は、なるべく早くクリーニングに出し、染み抜きを依頼するのがおすすめです。
除光液やエタノールがない場合はクレンジングオイルでも代用できます。落ちたインクがシミになる場合があるので、汚れが落ちたら必ずよくもみ洗いしてください。
壁紙や床|消毒用エタノール・灰
壁紙についた油性ペンの汚れは、エタノールや灰を使って落とせます。みかんの皮や重曹スプレーなどを使ってもよいでしょう。
壁紙は油性インクが染み込みやすく完全には落とせないことが多いですが、素材によっては簡単に落とせる場合もあります。
手順は以下の通りです。
強くこすりすぎると、壁紙を傷めてしまう場合があります。また、エタノールの成分で柄などが消えてしまうことがあるので、目立たない場所で柄まで消えてしまわないか試してから行いましょう。
線香やたばこの灰、重曹には研磨剤のような成分が含まれているので、汚れにつけてこすってみるのもおすすめです。みかんなどの皮に含まれている油分も油性ペンのインクと相性がいいので、皮の部分でこすり落とし、白い部分で拭き取ってみてください。
灰やみかんの皮を使った時は、汚れを落とした後、丁寧に水拭きを行いましょう。
机など木製の家具|みかんの皮・メラミンスポンジ
机などの木製家具は、表面がコーティングされているかどうかで消し方が変わります。コーティングされている場合はみかんの皮やメラミンスポンジでこすってみましょう。みかんの皮がない場合は、マーガリンやバターなどでも代用できます。
コーティングされていない木製家具の場合は、インクが木の隙間に染み込んでしまうため汚れを落とすのは難しくなるでしょう。エタノールなどを使うと変色してしまう可能性があるので、無理せずハウスクリーニングなどを依頼するのがおすすめです。
汚れが広範囲にわたる時や傷めたくない家具は、掃除のプロに任せたほうががキレイに消せるでしょう。
ホワイトボード|ホワイトボードマーカー・水性ペン
ホワイトボード用のペンと間違って油性ペンを使ってしまった場合は、ホワイトボードマーカーや水性ペンで上書きしてみましょう。上から塗りつぶした後すぐに拭き取ると、油性ペンで書いてしまったものも一緒に消せます。
エタノールや除光液は、ホワイトボードには不向きです。コーティングが剥がれてしまい、油性ペンは落ちてもホワイトボードとして機能しなくなってしまうため、使わないようにしてください。メラミンスポンジなどを使うのもNGです。
ガラスやプラスチック|消しゴム・メラミンスポンジ
ガラスやプラスチックについた油性ペンは、プラスチック消しゴムでこすりましょう。表面がツルツルで平らなものであれば落としやすいですが、凹凸のあるものは落ちにくいことがあります。
エタノールや除光液も汚れ落としに使用が可能。ただし、プラスチックを溶かしてしまう可能性があるため、どうしても落ちない時だけ試してみるのがおすすめです。ガラスはメラミンスポンジでも消せますが、プラスチックには使えないので注意してください。
プラスチックについた油性ペンを落とすなら、変色や変形しないかあらかじめ目立たない場所で試してから消すとよいでしょう。
油性ペンの汚れを消す時の3つの注意点
油性ペンの汚れはさまざまな方法で消せますが、使い方を誤るとトラブルの原因になることがあります。注意点を詳しく見ていきましょう。
なるべく早く対処する
油性ペンは時間が経てば経つほど落としにくくなってしまうため、汚れに気付いたら放置せず、なるべく早めに落とすようにしてください。
時間が経ってしまったものや自分では落とせそうにないひどい汚れは、自分で落とそうとせず早めにプロの手を借りるのがおすすめです。
布ならクリーニングに出す、床や壁・家具の場合はハウスクリーニングを依頼すると専用の洗剤などを使ってキレイに消してくれるので、検討してみるとよいでしょう。
素材に合った方法を選ぶ
油性ペンの汚れは、素材によって落としやすさが変わります。染料が染み込みやすい素材は、すぐに対処しても落ちにくいことが多いでしょう。素材によって使えるもの・使えないものが変わるため、目立たないところで試してから消すのがおすすめです。
油性ペンが消えにくい・消えやすい主な素材は以下の通り。
・布や革
・木やコンクリートなど
・ゴムや塩化ビニールなどの素材でできたもの
・アルミ
・プラスチック(硬いもの)
・金属(アルミ以外)
・ホワイトボード
・陶器(コーティングされているもの)
素材によっては、無理に消そうとすると逆に汚れを広めたり、生地などを傷めたりしてしまう場合もあるので、注意して落とすようにしましょう。消えにくい油性ペンではなく、なおかつ素材に合った方法を選んでいれば、簡単に落とせます。
最悪の場合でも、気にならない程度まで薄くできるはずです。
変色や変形などに注意する
油性ペンを消せるアイテムは、使う時に注意が必要なものもあります。特に注意が必要なアイテムは、以下の通りです。
目立たないところで試してから消す、強くこすりすぎないようにするなど、適切に扱うことでトラブルを防げます。慌てて消すのではなく、素材をよく確認してから使うようにしてください。
目立たない場所で試してからにする
油性ペンの汚れを消す時は、目立たない場所で試してからにするのがおすすめ。汚れが付いた場所によって最適なアイテムを選んだつもりでも、状態によっては状況を悪化させてしまう場合があるからです。
例えばエタノールや除光液だと、もともとの柄まで消してしまったり、色落ちしてしまったりする場合があります。また、無理に落とそうとすると生地などを傷めてしまうケースも多いため、デリケートな生地や大切な衣類などに対しては注意深く進めるべきです。
目立たないところで試してから消すと、大きなトラブルになるのを防げます。特に失敗したくない場所については、面倒でも必ず試してから消すようにしてください。
油性ペンを消したい時におすすめのアイテム3選
油性ペンの汚れは家にあるものでも落とせますが、いざという時のためにあらかじめ用意しておくと便利なものを紹介します。
落書き落とし(マーカー落とし)
各社から出ている落書き落とし(マーカー落とし)を用意しておくと、いざという時に焦らなくて済みます。ふきとりペン、インク消しなども同様です。
ペン式、スプレー式などさまざまな商品が出ているので、自分に合ったものを用意しておくとよいでしょう。布などの生地用やコンクリートなどにも使えるタイプもあるので、よく見て選んでみてください。
消毒用エタノール
油性ペンの汚れと相性のよい消毒用エタノールは、家に1本あるとさまざまなところで大活躍します。消毒用エタノールの主な使い道は以下の通りです。
どの素材にも使えることが多いですが、素材によっては変色や変形することがあるため、注意しながら使いましょう。特に、プラスチックやニスなどでコーティングされている木製家具などは、白く変色することがあります。
使う時は目立たないところで少量を試してからにし、すぐに拭き取るようにしてください。
メラミンスポンジ(魔法のスポンジ)
掃除に大活躍するメラミンスポンジもおすすめアイテムの1つです。水にひたしてこするだけで、インク以外にもさまざまな汚れを落としてくれます。100円ショップなどで購入できるため、気軽に用意しておけるのもメリットです。
ただし、メラミンスポンジは主に研磨によって汚れを落とすため、コーティングされた場所や塗装・プリントされている場所には不向きです。使う時はやさしくこするようにし、強くこすりすぎないように気を付けてください。
油性ペンの消し方は素材ごとに異なる!慌てず早めに対処しよう
油性ペンの消し方は、素材ごとに異なります。早めに対処したほうが落としやすいので、汚れに気づいたらすぐに消すようにしましょう。
おすすめは消毒用エタノール。油性インクと相性がよく、汚れが落ちやすいからです。ただし、素材によっては使えない場所もあり、まれに変色やコーティングが剥がれるなどのトラブルになることがあるので、よく確認してから使用しましょう。
使う前に、目立たない場所で試してからにすると安心です。
油性ペンがついてしまった場所によっては、完璧に落とすのは難しい場合もあります。しかし、目立たない程度には落とせることが多いので、諦めずにチャレンジしてみてください。
[文・構成/grape編集部]