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風呂場でやらないで! 企業がカビ対策に注意喚起

By - grape編集部  公開:  更新:

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『カビキラー』の写真

※写真はイメージ

雨でジメジメした日が続くと、カビの発生が気になるもの。

風呂場やシンクなど、水回りのカビ対策として、塩素系カビ取り剤を使う人もいるでしょう。

しかし使い方を間違えてしまうと、十分な効果を得られないだけでなく、人体に悪影響を及ぼしかねません。

やってはいけない『まぜるな危険』

塩素系カビ取り剤『カビキラー』を販売する、ジョンソン株式会社。

同社はウェブサイトを通じて、『よくあるご質問』に回答しています。

消費者から寄せられた質問の中には、「浴槽を別の洗剤で洗った後に『カビキラー』を壁に使うのは、『まぜるな危険』の対象になるのか」といったものがありました。

同社の回答は、次の通り。

A 製品のラベルに「酸性タイプ:まぜるな危険」の表示がなければ、心配ありません。

1つの洗剤を使ったら、必ず水で洗いした後に次の洗剤を使うように習慣づけましょう。仮に排水同士がまざりあっても危険なレベルの塩素ガスが発生することはありません。

塩素系カビ取り剤は主成分の次亜塩素酸ナトリウムを安定させるためにアルカリ性にしてあります。通常の使用では問題ありませんが、「酸性タイプ:まぜるな危険」と表示のある製品や食酢などと混ざると人体に有害な塩素ガスが発生するので危険です。

次のような使い方は絶対にしないようにしましょう。

塩素系のカビ取り剤と酸性タイプの製品をあらかじめ混合してはいけません。

酸性タイプの製品に塩素系のカビ取り剤をふりかけたり、一緒に洗ったりしてはいけません。

塩素系のカビ取り剤を使用した後、水で洗い流さないまま、酸性タイプの製品を使ってはいけません。

ジョンソン株式会社 ーより引用

『カビキラー』はアルカリ性のため、酸性の洗剤を使った後では中和し、人体に有害な塩素ガスが発生してしまうとのこと。

浴室内などで洗剤を使った場合、よく水洗いしてから別の洗剤を使うことが大事ですね。

また『カビキラー』のラベルにも書かれているように、酸性タイプの洗剤や食酢などと、あらかじめ混ぜて使わないようにしましょう。

『カビキラー』の写真

※写真はイメージ

『まぜるな危険』という言葉は、薬品や洗剤などを通じてなじみがあったものの、具体的に何を混ぜてはいけないのか、知らなかった人もいたかもしれません。

自宅のカビ対策の参考にして、安全に塩素系カビ取り剤を使いましょう!


[文・構成/grape編集部]

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出典
ジョンソン株会社

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