強力粉の代用品5選! 注意点や代わりにならないものも紹介
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「パンを焼こうと思ったのに強力粉がない」「薄力粉で代用できるって本当かな」「失敗しないためのポイントが知りたい」と悩んだ経験はありませんか。
強力粉は、小麦粉の中でもグルテンの量が多く、強い粘りと弾力性があるのが特徴です。パンやピザの生地を作る時に、よく使います。
しかし、うっかり切らせてしまったり、量が足りなかったりすることもあるでしょう。ほかの小麦粉で代用したいけれども、失敗しないか心配になるのではないでしょうか。
そこで本記事では、強力粉の代用品を紹介します。
強力粉がない時は、代用品を使って調理が可能です。料理に合った小麦粉や代用品を選べるようになるので、ぜひ最後までお読みください。
強力粉の特徴と薄力粉や中力粉との違いを解説
強力粉は小麦を細かく挽いて粉末状にしたもので、小麦粉の1つです。小麦粉は、大きく以下の3つに分けられます。
それぞれの特徴は、以下の通りです。
グルテンとは、小麦に含まれるたんぱく質のことです。水を加えてこねると強い粘りや弾力性が出るという特徴があり、パンやうどんなどの料理は、小麦に含まれるグルテンの性質を利用しています。
グルテンの量によって粉の種類と料理の用途が変わるので、代用する場合の参考にしてください。
強力粉がない時の代用品5選
強力粉がない時は、レシピに合わせて家にあるもので代用しましょう。主な代用品を紹介していきます。
中力粉
中力粉は、パン以外の料理に使う場合におすすめ。グルテンがやや少ないですが、パン以外の料理に使う場合は問題なく使えることがほとんどです。
可能ならグルテンを少量足すと、強力粉と同じように粘りや弾力が再現できます。特に、どうしても中力粉でパンを作りたい時は、グルテンを足すのがおすすめです。
中力粉で代用する時は、水分量をやや控えめにして調整してみてください。強力粉のみを使った時に比べると、仕上がりがやや軽めの食感になる点に注意が必要です。
準強力粉
準強力粉は、強力粉と薄力粉を混ぜて作られたもので、主にフランスパン用に用いられる粉です。グルテン量がやや少ないので、グルテンを足すとより強力粉に近くなります。
料理によっては、準強力粉をそのまま代用品として使えます。レシピによっては、ほかの材料で微調整するのがおすすめです。
例えば、準強力粉を使ってパンを焼くなら、牛乳や卵を使って焼き上げるとおいしく仕上がるでしょう。
薄力粉
薄力粉は強力粉や中力粉に比べるとグルテンが少ないですが、代用品として問題なく使えます。
強力粉や中力粉に比べるとグルテン量が少なすぎるため、軽めの食感になるのが特徴。そのため、代用品で作る場合は、食感が変わることを理解しておきましょう。
もちっとした食感が欲しいなら、強力粉と混ぜて使うのがおすすめです。食感が変わってもよい料理なら、薄力粉で手軽に代用できるでしょう。
米粉
米粉は、米を粉末状にしたもので、強力粉と違ってグルテンが含まれていないのが特徴です。そのため、強力粉と同じようには仕上げられませんが、例えば米粉パンなどに切り替えれば問題なく作れます。
米粉を強力粉の代用品として使う場合は、米粉用のレシピを選び、米粉をメインに使った料理にするのがおすすめです。
グルテンが含まれていない米粉なら、小麦アレルギーがある人でも安心して食べられます。強力粉とは違った、もちっとした感触を楽しめるでしょう。
全粒粉
全粒粉は、小麦をまるごと粉末にしたものです。見た目が茶色で粒子が粗く、強力粉と比べると色や手触りが違うのが特徴です。
全粒粉と強力粉の用途は同じなので、そのまま代用品として使えます。ただし、ほかの代用品と比べると見た目、食感が大きく変わる点に注意が必要です。
例えば、全粒粉で代用すると、料理に色が付いてしまいます。また、強力粉に比べるとやや固めの食感になってしまうため、かみごたえのあるパンが欲しい時に向いているといえるでしょう。
全粒粉の特徴を理解すれば、強力粉と同じように使えるのが魅力です。全粒粉には栄養素が豊富に含まれているのも嬉しいポイントといえるでしょう。
強力粉の代用品を使う時の4つのポイント
強力粉の代用品を使って調理する時は、作りたい料理によってポイントが変わります。詳しく確認していきましょう。
水分量を調整する
小麦粉の代用品を使う時は、水分量の調整が必要。小麦粉は粒度によって水分の吸収量が異なるため、粉に合わせないとベタベタしたり生地がまとまらなかったりするからです。
使う代用品によって、水分量を微調整しながら使ってみてください。例えば中力粉ならやや少なめに、薄力粉は中力粉よりもさらに水分量を調節すると、上手に代用できるでしょう。
作る料理によって水分も変わるので、微調整が苦手な人は代用品やレシピを厳選したり、代用品で作れるレシピに切り替えたりしてみるのがおすすめです。
仕上がりや食感が変わることがある
強力粉の代用品を使うと、仕上がりや食感が変わることがあるので注意してください。
代用することで似たような料理は作れますが、見た目が異なる、または食感が変わることがほとんどです。代用品で全く同じものを作るのは難しいことをよく理解したうえで使うようにしてください。
例えば、薄力粉や中力粉を使うと、強力粉を使った時よりも軽めの食感になります。全粒粉を使えば茶色くなるため、まるで違う料理のように思うかもしれません。
見た目や食感を変えたくない場合は、無理に代用せずレシピを変えるなどして対応するのがおすすめです。
料理によって代用品を変える
代用品によって含まれるグルテン量が変わるため、料理に合わせて代用品を変えるとうまく活用できます。
例えば、パンなら中力粉や薄力粉を代用品にするのがおすすめです。水分量を調節するだけで代用品になるため、比較的楽に作れるためです。
一方、料理にとろみを付ける目的なら、小麦粉でなくても片栗粉などで代用が可能。打ち粉も、小麦粉ならなんでも代用品になります。
強力粉を使う目的をよく考えると、代用品を選びやすくなるでしょう。
完璧を求めるなら代用品を使ったレシピを探す
強力粉はグルテンの性質を生かした料理が多いため、代用品を使って全く同じようなものを作るのは難しいでしょう。そのため、そもそも強力粉がないのなら、強力粉を使わないレシピを探したほうがうまくいきやすい場合があります。
例えばパンなら、薄力粉や米粉を使ったパンなど、代用品を中心としたレシピを探すほうが失敗しにくいです。特に、代用品で失敗したくない人や自分で調整することができない人は、迂闊に代用品を使わないほうがおすすめです。
代用品をメインとしたレシピに切り替えることも考えながら、どのように作るかを具体的に検討し直してみてください。
強力粉の代用品に向いていないもの5選
小麦粉に似た粉でも、強力粉の代用品としては向いていないものもあります。1つずつ確認していきましょう。
片栗粉
片栗粉は、じゃがいもからでんぷんを取り出し、粉状にしたものです。原料がじゃがいもでグルテンが含まれていないため、水を入れてこねても粘りや弾力性がなく、強力粉の代用品には向いていません。
料理にとろみが欲しい時には、代用品として使えます。少量を水に溶いて使えば、とろみが出せるからです。
レシピにある小麦粉が、とろみを出すのに使われているのであれば片栗粉で代用できますが、パンなどの生地を作りたい時の代用品には使えないので覚えておきましょう。
コーンスターチ
コーンスターチの原料はトウモロコシです。トウモロコシからでんぷんを取り出したもので、片栗粉と同じように、水に溶いて使えばとろみが出せます。
コーンスターチにはグルテンが含まれていないので、強力粉の代用品として使うのは難しいでしょう。強力粉の役割が料理にとろみを出すためなら、コーンスターチでも代用できます。
一方、コーンスターチは軽い食感を出せる性質があるので、強力粉ではなく薄力粉の代用品として活躍します。
強力粉が足りない時に、強力粉の一部をコーンスターチで代用するという使い方なら、軽めの食感にはなるものの可能な場合もあります。レシピや使う量を見ながら試してみてください。
ホットケーキミックス
ホットケーキミックスを強力粉の代用品として思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、ホットケーキミックスを強力粉の代用として使うのは意外と難しいので注意が必要です。
ホットケーキミックスには、小麦粉以外にも砂糖やベーキングパウダーなどが含まれています。代用品としてレシピ通りに作るには、水分量以外にも微調整が必要になるのです。
強力粉の代用品としてホットケーキミックスを選ぶなら、ホットケーキミックスをメインとしたレシピを探したほうが無難です。例えば、蒸しパンやドーナツ、マフィンなどが作れるので、ぜひ試してみてください。
天ぷら粉
天ぷら粉は、おいしい天ぷらを作るためにグルテンを少なめに調合されています。そのため、グルテンが多い強力粉の代用品として使うのは相当難しいです。
グルテンを追加したり、一部を置き換えたりする方法なら使えないこともないですが、調整が難しいのでやめたほうがよいでしょう。
おからパウダー
おからパウダーの原料は大豆です。片栗粉やコーンスターチと同じで、やはりグルテンが含まれていないため強力粉の代用品として使うのは難しいでしょう。
おからパウダーを使うとぼそぼそとした食感になりやすいため、代用品として使えるのがおからパウダーだけなら、レシピごと変更したほうが無難です。
特に糖質制限中など、小麦粉の使用を控えたい時の代用品として需要があるため、おからパウダーを使ったレシピはたくさん公開されています。
おからパウダーで代用するなら、専用レシピを探したほうがおいしい料理を作れるでしょう。
強力粉がなくても代用品で作れる!食感や風味が変わりやすいので注意して使おう
強力粉がない場合は、中力粉や薄力粉などの小麦粉で代用できます。家にあるもので工夫すれば、似たような料理が問題なく作れるでしょう。
ただし、代用品の場合はグルテンが足りず、風味や食感が変わってしまうことがあるので注意が必要です。強力粉の特徴であるグルテンを足したり、水分量を調節したりして、調整してみるとうまくいきやすいでしょう。
パンなどの場合は、無理して代用品を探すよりも、代用品をメインとしたレシピを探すほうが早い場合があります。専用のレシピなら微調整が不要なので、誰でも簡単においしく仕上げられるのが魅力です。
強力粉がなく、代用品になる粉が十分確保できる状況なら、代用品をメインとしたほかのレシピに置き換えられないか検討してみてください。
[文・構成/grape編集部]