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黒酢の代用方法10選! 活用時の2つの注意点や向いていない食品も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

「黒酢が必要だけど、手元にない」「頻繁に使わないので、代用食品があれば知りたい」と思っている人もいるでしょう。健康や美容の意識が高い人であれば、黒酢を切らすことはないかもしれません。

しかし、料理で頻繁に使う食品ではないので、黒酢を常備していない家庭も多いでしょう。黒酢がない場合は、ほかのお酢で代用が可能です。

そこで本記事では、黒酢の代わりに使える食品を紹介します。お酢と食品を組み合わせて黒酢の味わいを表現する方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

黒酢とほかの酢との違いは原料・製造方法

黒酢の写真

黒酢とほかの酢の違いは、原材料や製造方法です。黒酢の原料は玄米や大麦で、水と麹を加えて作られます。

原材料に使われる玄米とは精白されていない米のことで、収穫されたばかりのお米から、籾殻(もみがら)のみ取り除いたものです。

料理でよく使用される穀物酢の原材料は、精米された米。黒酢は玄米をもとに作られています。玄米は、白米と同じカロリーであるにも関わらず、ミネラル・ビタミンを含んでいるのが特徴です。

『果実酢』といわれる1種類以上の果物を使って作られるお酢もあります。原材料や製造方法によって、見た目や味わいが異なるので、料理に合わせて使い分けましょう。

黒酢の代用食品6選

黒酢の写真

黒酢が手元にない時は、ほかの食品で代用可能です。ここでは、黒酢の代わりに使える食品を紹介します。今すぐ代用したい人はぜひ参考にしてください。

穀物酢

料理で使われる穀物酢は、米の甘みやまろやかさが特徴のお酢です。そのままでも代用できますが、料理に使うと黒酢よりもコクやうまみが薄いため、あっさりとした味わいに。

自宅にオイスターソースやウスターソースがある場合は、併せて使うとコクやうまみが加わります。

穀物酢の酸味を調整したい場合は、オリゴ糖やハチミツを加えると、まろやかさが増すのでおすすめです。穀物酢を黒酢の代わりに使う場合は、コクやうまみのある調味料を加えてみてもよいでしょう。

バルサミコ酢

バルサミコ酢は、イタリアのモデナ地方で作られる伝統的なお酢。深みのある茶色でとろっとしており、まろやかな甘味と香りが高いことが特徴です。

ブドウの果汁を樽で熟成させることで作られるので、黒酢とは原材料が異なります。ただし、製造の過程で熟成させる点が黒酢と共通しており、ほかのお酢よりも酸味がマイルド。

黒酢の代わりに使うなら、酸味を追加するためにレモン汁を加えましょう。コクを足したい場合は、ウスターソースやオイスターソースを少々加えるのがおすすめです。

果実酢

果実酢は、果物が原材料のお酢です。リンゴやモモなど、さまざまな種類の果物が原材料の果実酢があります。果実酢はフルーティーな風味が特徴で、野菜を使った料理と相性がよいです。ドレッシングやマリネの味付けに使ってみましょう。

コクをプラスしたい場合は、オイスターソースやウスターソースを加えて味を調整するのがおすすめです。塩味も加わるので、料理に合わせて調味してみてください。

普段から美容や健康を意識している人であれば、家に置いていることも多いでしょう。自宅に果実酢がある場合は、黒酢の代わりに使ってみてはいかがでしょうか。

『やさしいお酢』

ミツカンの『やさしいお酢』は、一般的な穀物酢よりも酸味がマイルドな点が特徴です。酸味が苦手な人でも食べやすいでしょう。

黒酢の代わりに使う場合は、コクや深みを出すために、ウスターソースやオイスターソースを追加するのがおすすめ。

酢の酸味をあまり強調したくない場合にも向いている食品なので、自宅に『やさしいお酢』があるなら、使ってみましょう。

ワインビネガー

ワインビネガーは、ブドウが原料のお酢です。コクやほんのりとした甘さがあるため、黒酢の代用におすすめ

ワインビネガーには『赤ワインビネガー』と『白ワインビネガー』がありますが、赤ワインビネガーが黒酢の代用に向いています。

ただし、渋みがあるので、味見をしながら加えましょう。こっくりとした深みと味わいがあるので、肉料理と相性がよいです。

寿司酢

寿司酢は酸味が控えめで、大人も子供も食べやすい、まろやかな味わいのお酢です。ほかの酢と同じく、黒酢の代用が可能。寿司酢には、塩や砂糖などが含まれています。

料理に使う際は、ほかの調味料の分量を調整するのがポイントです。甘味を抑えたい場合は、砂糖の分量は減らしましょう。

寿司酢は黒酢よりも味わいがあっさりとしているため、オイスターソースやウスターソースでコクを足すのがおすすめです。

食品を組み合わせて黒酢を代用する方法5選

5種の調味料の写真

黒酢が手元にない時は、複数の食品同士を組み合わせることでも代用可能です。ここでは、5つの代用方法を紹介します。

食品を組み合わせることで、お酢を単体で使うよりも深みが出るなどのメリットも。自宅に常備してある食品を使って、ぜひ黒酢の味わいを再現してみてください。

穀物酢+オイスターソース

黒酢の代用として、穀物酢とオイスターソースの組み合わせがおすすめ。オイスターソースを合わせることで、うまみやコクが加わります。

大さじ2杯の穀物酢に対して、オイスターソースは大さじ1杯加えるのが目安です。味見をしながら、お好みで分量を調整してみてください。

レモン汁と黒糖を加えることで、より黒酢の味わいに近付きます。オイスターソースも自宅にない場合は、以下の方法で代用可能です。

  • ウスターソース(大さじ1杯)+砂糖(小さじ1/2杯)
  • 中濃ソース(大さじ1杯)+醤油(小さじ1杯)+砂糖(小さじ1/2杯)+中華顆粒だし(小さじ1/2杯)
  • 醤油(大さじ2杯)+ハチミツ(小さじ2杯)+中華顆粒だし(小さじ1/2杯)

コクやうまみのある黒酢の味わいを再現したいなら、穀物酢とオイスターソースを組み合わせてみましょう。

りんご酢+オイスターソース

黒酢よりもフルーティな味わいになりますが、りんご酢とオイスターソースを組み合わせることでも代用可能です。りんご酢だけではコクが足りないため、オイスターソースを加えて味を調整します。目安の割合は、りんご酢が2に対してオイスターソースが1です。

オイスターソースの分量が多いと、料理の味わいが大きく変わってしまう可能性があるので要注意。可能であれば、味見をしながら分量を調整してみてください。

バルサミコ酢+レモン汁

バルサミコ酢とレモン汁を組み合わせることで、黒酢の代用が可能です。バルサミコ酢は黒酢と製法が似ており、熟成させる点が共通しています。

お酢のツンとした香りは弱めなので、レモン汁を加えると、味わいが黒酢に近付きます。バルサミコ酢大さじ2杯に対して、レモン汁を小さじ2ぶんの1杯加えるのが目安です。

バルサミコ酢は深みがあるので、洋風の料理に使うのがおすすめ。特に肉料理との相性がよいため、ステーキソースや煮物に向いているでしょう。

ワインビネガー+めんつゆ

ワインビネガーとめんつゆを組み合わせる方法もあります。ワインビネガーはフランスで生まれた調味料で、ブドウに酢酸菌を加えてアルコール発酵させたお酢です。

黒酢とは原料が異なりますが、酸味をプラスできます。白ワインビネガーよりも赤ワインビネガーのほうがコクがあるので、黒酢の代用におすすめ。

ワインビネガー大さじ2杯に対して、めんつゆ小さじ2ぶんの1杯を目安に加えましょう。めんつゆの分量が多すぎると、ワインビネガーのコクや酸味を生かせないので、味見をしながら調整しましょう。

ワインビネガーは、洋風の煮込み料理にぴったり。ワインのコクも追加されるため、おいしく仕上がります。めんつゆを使うので、和風料理にもおすすめです。

もろみ醤油+レモン汁

もろみ醤油にレモン汁を加えると、黒酢の味に近付きます。もろみ醤油の原料は大豆と小麦で、醤油麹に塩水を加えて熟成・発酵させたものです。大豆や小麦の本来の成分が残っているため、通常の醤油に比べて、コクやとろみがあります。

黒酢の味わいと似ていますが、お酢のような酸味がありません。酸味を出すためには、レモンを少量ずつ混ぜて味を調整しましょう。

黒酢を代用する際の2つの注意点

壺に入った黒酢の写真

黒酢は、身近な食品で代用できます。しかし、黒酢の効果が得られなかったり、ドリンクに向いていなかったりするので要注意です。

ここでは、ほかの食品を黒酢の代わりに使う際の注意点について解説します。黒酢をほかの食品で代用する際に失敗したくない人は、注意点を確認しておきましょう。

黒酢のような効果や効能は見込めない

ほかの食品を使うため、黒酢本来の効果や効能は見込めません。

黒酢に含まれる栄養素を摂取し、効能を得たいのであれば、購入するほかないでしょう。ただし、ほかの調味料を使う場合は、黒酢とは異なる栄養素の摂取が可能です。

果実酢には、ビタミン類やポリフェノールが含まれています。ほかのお酢であっても、アミノ酸やクエン酸などが含まれるため、健康維持の効果が期待できるでしょう。

健康維持などの目的があって黒酢を摂取するわけでないなら、ほかの食品で代用しても問題ないといえます。栄養素の摂取を重視するなら、黒酢の代わりに使う食品の成分を確認した上で、代用するかを決めましょう。

ドリンクへの活用に向いていない場合がある

黒酢は健康促進などの効果が期待でき、ドリンクに使うこともあります。ほかの食品で代用する場合は、ドリンクに使うのは避けるのが無難です。

特に、お酢にめんつゆやオイスターソースを組み合わせて黒酢の味を再現する場合は塩味が加わるので、ドリンクには不向きといえます。

果実酢のみであればドリンクに使えますが、黒酢とは異なる味わいに。料理の調味をする際のみ、ほかの食品を黒酢の代わりに使うのがおすすめです。

ポン酢では黒酢の代用ができない場合がある

ぽん酢の写真

ポン酢は、黒酢の代わりに使いにくい食品です。ポン酢の主な原料は、以下のとおり。

  • 柑橘の果汁
  • 醤油
  • 昆布・かつおだし

醤油や昆布・かつおだしの風味が強いため、向いていません。料理に柑橘類の酸味だけでなく、醤油の塩味や昆布・かつおだしの風味が加わり、味わいを損ねてしまう可能性があります。黒酢がない時は、ポン酢以外の食品で代用しましょう。

黒酢がない時は料理に適した食品で代用しよう

黒酢の写真

黒酢がない時は、身近な食品で代用可能です。ただし、原料や製造方法が異なる食品を使うと、料理の風味や見た目が変わってしまいます。

お酢だけでなく、ほかの調味料も使って黒酢の味わいを表現しましょう。例えば、オイスターソースやウスターソースでコクを出すのがおすすめです。料理の味付けをする際は、味見をしながら調整するのがポイント。

ほかのお酢などの食品を組み合わせることで、黒酢の味わいを表現できますが、ドリンクに使うのは避けるのが無難です。

ほかの食品では、黒酢本来の効果・効能は見込めません。塩分が含まれる食品もあるので、ドリンクに使う場合は、果実酢などで代用しましょう。


[文・構成/grape編集部]

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