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「寝る30分前に冷房をつけて」 快眠できた理由に「やって正解」「試してみる」

By - grape編集部  公開:  更新:

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エアコン

※写真はイメージ

夏になると、翌朝までの気温が25℃を超える『熱帯夜』の日が続くこともしばしばあるでしょう。

人間が快適に寝られる室温は『25〜28℃』といわれていますが、熱帯夜は30℃を超えることもあります。

これだけ暑いと、エアコンをつけて寝ても途中で起きてしまい、寝不足になる人もいるでしょう。

本記事では、パナソニック株式会社のウェブサイトから、快眠環境を作るためのエアコンの使い方を紹介します。

寝苦しさの原因は『体温』にもある!

一般社団法人日本睡眠改善協議会の理事長を務める白川修一郎氏によると、エアコンをつけていても寝苦しい時は、自分の体温に着目するのがポイントとのこと。

通常、人は夜になると身体の表面から放熱することで、脳を含めた内臓の体温『深部体温』が下がり、眠りにつきます。

しかし、部屋の温度や湿度が高いと、『深部体温』が下がりにくくなるのだそうです。

エアコンで快適な睡眠環境を作るには?

エアコンのリモコンをエアコンに向けた様子

※写真はイメージ

エアコンを上手に使えば深部体温を下げられます。そこで大切なのが、エアコンをつけるタイミングです。

寝室に入る30分前にエアコンをONにし、上に向けて風をあてておくことで、効率よく良い睡眠環境をつくることができます。

パナソニック ーより引用

エアコンは、運転を始めてから設定温度に到達するまで数分〜数十分かかるので、寝る寸前に運転を始めると寝付きが悪くなります。

布団に入る時には、寝室を快適な環境に整えておきましょう。

なお、冷気は下にたまる性質があるので、部屋全体を涼しくするためには、風向を上向きにするのがポイントです。

室温だけでなく、湿度の高さも睡眠に影響します。

エアコンをつけ始めるタイミングで湿度が50%以上ある場合は、設定温度を通常より低くする、冷房ではなく除湿にするなどの工夫をしましょう。

エアコンの設定温度をあまり下げたくない場合は、扇風機を併用するのがおすすめです。

この時、太い血管が通っている足首付近に風を当てることで、深部体温が下がりやすくなります。

生活スタイルで快眠環境を作る方法

エアコン以外でも深部体温を下げることはできます。

ベッドや布団に入る時にちょうどいい深部体温になるよう、寝る1時間前までに入浴しておきましょう。

暑い日だと、シャワーだけで済ませたくなるかもしれません。しかし、湯船に浸かるほうが寝入りがよくなります。38〜40℃でお湯をためて、10〜20分ほど浸かりましょう。

どうしてもシャワーで済ませたい場合は、太い血管が通っている足首、手首、首の後ろに、少し熱めのシャワーを計5分ほど当ててください。

また、寝ている時は『コップ1杯ほど』の汗をかくため、この汗が敷布団に移ることによって寝苦しくなります。

汗を効率よく吸収できるような、綿やシルクの長袖の上下パジャマを着るのがおすすめです。

このほか、夜間のリビングの電気を暖色に変えたり照度を低くしたりすることでも、スムースに入眠できるでしょう。

翌朝気持ちよく起きられるように、エアコンの設定と一緒に睡眠前のルーティンを変えてみませんか。


[文・構成/grape編集部]

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出典
パナソニック株式会社

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