住まいの寒さに気を付けて! 国土交通省の情報に「知らなかった」「気を付けます」
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- 出典
- 国土交通省
寒い冬の時期、住まいの環境は快適に過ごせていますか。朝起きる時「布団から出るのがつらい」と感じるほど寒いことはないでしょうか。
室内と室外の温度差で身体に負担がかかることがあるかもしれませんが、室内での寒さも油断してはいけないのだそうです。
国土交通省が公開している『健康に暮らすためのあたたか住まいガイド』では住まいの温度について注意を呼びかけています。
室内においての温度差が身体にどう影響するのか、しっかりと理解しておきましょう。
住まいの温度が低すぎることの影響とは
住まいの温度が低いと、血圧が高くなってしまうリスクがあるのだそうです。国土交通省では以下のように注意喚起しています。
冬の寒さで血圧は上がりやすいといわれておりますが、住まいの寒さも血圧に影響を及ぼします。
寝ている間は暖房を切っているという人は多いはず。そのため、起床時には部屋が冷え切ってしまう場合もあるでしょう。このような寒さでは、高齢者になるほど血圧の上昇が高くなってしまうのだそうです。
なぜ寒さで血圧が上昇してしまうかというと、寒さを感じると身体の熱を逃さないように血管が収縮するから。
高血圧は血管が張りつめた状態にあるため、動脈硬化を引き起こし、さまざまな病気の原因となる危険性があります。
そのため、血圧は正常な数値であることが理想です。血圧が高い状態にある人は、部屋の寒さ対策も意識して行うようにしましょう。
なお、高血圧とされる数値は、最高血圧が135㎜Hg以上で最低血圧85㎜Hg以上の状態です。
住まいの寒さ対策
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足元の温度が血圧への影響が大きいといわれているため、足元を温めることが効果的です。
部屋で寒いと感じる場合はエアコンやストーブといった暖房器具を使うだけではなく、ホットカーペットや床暖房、温かい靴下やルームシューズを取り入れるなど、足元を暖かくすることも意識してみましょう。
なお、室内の推奨される最低温度は18℃だそうです。
寒い環境だけではなく、温かい場所から寒い場所などの『急激な温度変化』にも十分に注意し、なるべく温度変化のない住まい環境を目指してください。
寒さは身体に負担がかかる、ということを覚えておき、寒い冬を工夫して乗り切るようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]