なぜ夏や冬に臭う? 車のエアコンがカビ臭い時はこうする!
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気温が高い日のドライブには、カーエアコンが活躍します。
しかし、起動した時に「臭い風が出てきた」という経験はないでしょうか。
車のエアコンから異臭がした時はどうすればよいのか…原因とその対処法について、取材しました。
カーエアコンの臭いの原因とは
車用のDIYグッズや洗車用品などを販売するカー用品メーカー、株式会社ソフト99コーポレーション(以下、ソフト99コーポレーション)に聞いてみたところ、以下のような回答がありました。
ニオイの主な原因はカビです。外気と車内で温度差がある場合、エアコンの中に水滴がたまり、その状態を放置することで、カビや雑菌が発生し、エアコンを稼働させた際に嫌なニオイがします。
特にエアコンを使用する機会が比較的少ない春と秋は、内部の水分の入れ替えが起きずカビが発生しやすいため、エアコンを使い始める夏や冬にニオイを感じるケースが多いのです。
同社によれば、ニオイの原因は車内外の温度差によって、エアコン内部に発生したカビ。
カビを放置したままエアコンを起動すると、車内にカビの胞子をまき散らすことになり、嫌なニオイを感じるだけでなく、アレルギーなどを起こす原因になることがあります。
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ニオイがひどい時の対処法
では、エアコンがカビ臭くなってしまった場合は、どのように対処すればいいのでしょうか。
同じくソフト99コーポレーションでは、以下の対処法を挙げています。
1.暖房を使用して内部を乾燥させる
エンジンをかけた後に窓を全開にし、5~10分程度エアコンを最高風量、最高温度で暖房運転させましょう。
暖房を使用してエアコン内部を乾燥させるとカビが発生しにくくなり、嫌なニオイを抑えることが可能だといいます。
2.消臭スプレーを使用する
エアコンの吹き出し口付近にニオイの原因がある場合、カーエアコン用の消臭スプレーを使うことでメンテナンスができます。
消臭スプレーを使用する際は、以下の手順で行いましょう。
①エアコンを内気循環に設定する。
②エアコンを切った後に窓を開けてエンジンを切る。
③吹き出し口にスプレーを吹き付ける。
④エンジンを起動し、エアコンをつけて5~10分換気を行う。
もし自分で対処できない場合は、プロへ洗浄を依頼することも検討しましょう。
ちなみに、エアコンがカビ臭くなってしまうのを防ぐポイントとして、以下が有効とのことでした。
・車内を定期的に清掃する。
・春や秋にもエアコンを稼働させる。
エアコンがカビ臭いと、楽しいはずのドライブも台無しです。車内の環境を快適にするためにも、早めに対処しておくといいですね。
頻繁に使用する夏や冬以外にも、定期的に車内を清掃したり、エアコンをこまめに使用したりして、できるだけカビの発生を防ぎましょう!
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]