エアコンのフィルター掃除、1年サボるとどうなる? ダイキンが教える節電術に「が、がんばる…」
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洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
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「エアコンが必須な夏は、電気代が心配…」
2023年6月8日現在、エアコンの使用が欠かせない夏本番を控え、電気代が膨大にならないかと不安を募らせている人は少なくないでしょう。
特に今年の夏は、大手電力7社で最大4割以上の電気代値上げが実施され、より『節電』を意識している人が増えています。
電気代高騰で「エアコン使用控える人」が6割
空調事業や化学事業を展開している、ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)は、全国で『電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査』※を実施。
調査の結果、電気代の値上げを受けて7割以上の人がエアコンを使用することにためらいを感じていることが分かりました。
さらに、エアコンの使用自体を控えようと思っている人が過半数の6割以上もいるとのことです。
電気代が家計への大打撃になると考えると、気持ちは理解できます。
しかし、夏にエアコンの使用を無理に控える行為は、熱中症を引き起こす危険性もあり、おすすめできません…。
実際のところ、多くの人が「快適さを優先したい」とも考えている様子。「節電はしたいけれど我慢するのは難しい」とジレンマを抱えている人は多いのかもしれません。
また「上手な節電方法や効果が分からない」といった声も多くあがっているようです。
超効果的なエアコンの節電対策
ダイキンは、非常に効果的な節電対策の1つとして『フィルター掃除』をあげていました。
エアコンの冷房運転は、室内機が部屋の中の空気を吸い込み、室内機の中で冷やしてから戻すことで室温をコントロールしています。
フィルターは、室内機が取り込む空気の中に含まれたホコリを中に入れないよう防ぐもの。フィルターにホコリがつまると、室内機を通って冷やされる空気の量が減ってしまいます。
すると、室温が設定温度に到達するまでに時間がかかり、そのぶん無駄な電力消費につながるのだとか。
例えば、フィルターを1年間掃除しないと、約25%も電気代が上がってしまう可能性があるそうです…!
定期的にフィルター掃除をすることが大事といえそうですね。
※写真はイメージ
フィルター掃除の正しい頻度は?
『定期的』に掃除するといっても、具体的にはどれくらいの頻度がいいのか、みなさんはご存知でしょうか。
ダイキンの調査によると、フィルター掃除は「夏、冬などの季節ごとに一度、実施している」という人がもっとも多い様子。
しかし、これだと少ないかもしれません…。実は、エアコンのフィルター掃除は2週間に1回が推奨されているのです!
正しい頻度を認知している人は、意外にも少ないのだとか。
これまで数か月に1回程度で掃除をしていた人にとって『2週間に1回』は、頻度が高く感じられそうですが、ホコリが目詰まりする前に掃除ができるので、かかる時間は短く済みそうです。
情報を知ったネットユーザーは「フィルター掃除、見て見ぬふりをしていた。反省」「2週間に1回か…頑張らなきゃ」といった声が上がっていました。
ダイキンはほかにも、「冷房をつける前に換気をする」「扇風機やサーキュレーターと併用する」といった節電方法も紹介しています。
部屋の熱気がすごくても、すぐにエアコンはNG ダイキンが教える節電術が為になる
エアコンの正しい手入れ方法を知れば、快適性を保ちながら電力消費を抑えることができるとのこと。
この夏は無理をしすぎることなく、上手に節電に取り組んでいきたいですね!
[文・構成/grape編集部]