エアコンの『24時間つけっぱなし』は本当にお得? 電気店「結論からいうと…」
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※写真はイメージ

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暑さが本格化する7~8月。
近年、最高気温が35℃を超える猛暑日が続くなど夏の熱中症リスクは高まっています。
暑さを乗り切るために、エアコンは必須となりますが、電気代が気になるところですよね。
使わない時はこまめに電源を切るのか、それとも24時間つけっぱなしにするのか、どちらが節電効果があるのか、迷ってしまいます。
そんな時は、数々の家電を見てきた『街の電気店』の意見を参考にしてみてはいかがでしょうか。
エアコンのつけっぱなしは、節電になるのか
東京都江東区で電気店を営む、沼澤栄一(sakaedk_kameido)さんは、Instagram上で家電にまつわるお役立ち情報を紹介しています。
フォロワーから「エアコンを24時間つけたままにしたほうが節電になるのか」という質問を多く受けたため、2025年7月14日に、経験に基づいた回答を投稿しました。
「結論からいうと、使っているエアコンの種類や、部屋の環境によって全然違う」と意見を述べた、沼澤さん。
24時間運転にしても、節電効果がないケースを2つ紹介していました。
10年以上古い、または省エネ性能の低いエアコン
年式的に古いエアコンは、そもそも省エネモードや自動運転、センサー機能などが付いていないことがあります。
また、10年以内でもおそうじ機能が付いていないなど、省エネ性能が低い場合もあるでしょう。
これらのエアコンを、24時間運転させて使っていても、節電の効果はあまりないそうです。
戸建ての住宅
多くの戸建て住宅は階段があり、温かい空気が2階へ、冷たい空気が1階へと流れてしまいます。
戸建ての2~3階は特に、エアコンを運転させたままにしても、あまり節電効果がないそうです。
ただ、新しい住宅であれば、階段があっても断熱効果が高い場合もあるので、節電になるかもしれません。
戸建てよりマンションのほうが機密性、断熱性が高いため、24時間運転による節電効果が出やすいといいます。特に二重窓だと、より断熱性があるので、節電になるとのこと。
24時間運転の節電効果を高めるコツ
「高機密、高断熱のマンションで、省エネ性能の高いエアコンを使う場合は、24時間運転の効果があると思う」とまとめていた、沼澤さん。
最後に、24時間運転による省エネ効果を高めるコツとして「出掛ける前には、いつもより少し温度を高めに設定し、帰宅後にまた下げる」ことをすすめていました。
投稿には多くの『いいね』が付き「丁寧な説明、ありがとう!役立つ貴重なお話でした」「いつも気になっていたことです。勉強になりました」などの声が寄せられています。
ちなみに、古いエアコンの場合でも、2時間程度の外出であれば運転させたままでいいそうですよ。
この夏、エアコンを使う時には、ぜひ参考にしてみてください!
[文・構成/grape編集部]