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豆腐を海苔に塗って… 夏に活躍する『節約レシピ』が、こちら

By - ずいきゅう  公開:  更新:

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『うなぎ豆腐』

2025年7月19日と31日は、夏季の『土用の丑の日』。

スーパーマーケットなどにウナギが並びますが、「値段が高くて買いにくい」と思う人もいるかもしれません。

実は、低価格でヘルシーな豆腐を使って、簡単にウナギそっくりな一品を味わえるレシピがあることを、ご存じでしょうか。

100種類の豆腐料理を紹介している、江戸時代の料理本『豆腐百珍』からレシピを借りて、筆者が実際に作ってみました!

江戸時代のレシピを再現! ところが…

今回作るのは、『ウナギ豆腐』。メインで使うのは、豆腐と海苔のみというシンプルな内容です。

『豆腐百珍』に書かれているレシピを、簡単に見てみましょう。

豆腐をすって、うどん粉を少し混ぜてから海苔に塗り、約4.5cm程度にカット。

ごま油で揚げてから、醤油と山椒をつけて焼きます。

材料や手順は書かれていますが、分量が全く書かれていません。刊行された当時は、「このくらいの分量だろう」という暗黙の了解があったのでしょうか。

筆者がいろいろと分量を考えて、作ってみた結果…。

「豆腐の崩壊を止められませんでした…」

失敗した『ウナギ豆腐』

ウナギとは思えない見た目になり、大失敗!

筆者は、ごま油の中で、どんどんとばらけていく豆腐を、見つめることしかできませんでした。

豆腐をのせた大判の海苔がきれいに切れなかったこともあり、かなり不格好ですよね。

明らかに『ウナギ風』ではない丼物を前に、自分でも困惑してしまいます…。

しかし、食べてみると、味も食感もウナギのかば焼きにそっくり!

きちんとウナギ風の料理ができていることに感動し、「見た目も完璧にしたい…!」と2度目の挑戦を決意しました。

2度目の挑戦

1回目のレシピでは、豆腐に対してうどん粉が少なかったため、水っぽくて扱いにくくなっていました。

2回目では、150gの豆腐を、しっかり水切りしてからすり鉢ですり、うどん粉を大さじ3杯加えました。

前回の反省を生かして、先に海苔をカットしてから豆腐をのせます。

海苔に豆腐を塗る

豆腐がほどよく固まり、少し触っただけで崩れるといったことはなくなりました。

ごま油で両面を揚げていきます。

ごま油で揚げる

1回目とは違い、豆腐が崩壊する悲劇は起きませんでした!

油から引き上げたら、醤油と山椒を混ぜたタレを塗って、1000Wのトースターで2分焼きます。

この工程を3回繰り返し、完成です。

タレを付けてトースターで焼く
『うなぎ豆腐』完成

「見た目が、1回目と全く違う!」

前回よりもタレが絡んだからか、かば焼きのような風味が強くなりました。ウナギの身のような、フワフワの食感も、しっかりと残っています!

季節を問わず簡単にウナギ気分を味わえるので、分量の調整を続けながら、筆者の定番メニューに加えたいです。

江戸時代の人々も食べていたかもしれない、『ウナギ豆腐』。

豆腐を購入した際には、お好みの分量で、挑戦してみてはいかがでしょうか!


[文・構成/grape編集部]

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