イタリアンパセリの代用におすすめの食材6選!パセリとの違いも解説
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「イタリアンパセリを使いたいけれどスーパーに売っていない」
「どの食材なら代用できるのか知りたい」
イタリアンパセリについて、上記のように悩んだ経験のある人もいるでしょう。料理によっては、ほかの食材で代用できる可能性があります。
本記事では、イタリアンパセリの代用におすすめの食材を6つご紹介。さらに、普通のパセリとの違いや長持ちさせる保存方法をまとめました。
この記事を読めば、イタリアンパセリの特徴が分かり、あなたの料理にぴったりの代用食材がきっと見つかるでしょう。
イタリアンパセリの代用におすすめの食材6選
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イタリアンパセリは、彩りや香りのアクセントに用いられるハーブの1つです。
料理をする際に、レシピに『イタリアンパセリ』と書かれていても、すぐに用意できない場合もあるでしょう。
その際は、以下の6つの食材で代用できるかもしれません。用途に合わせて探してみましょう。
パセリ
パセリはイタリアンパセリに似た食材といわれますが、見た目や風味には違いがあります。一般的に、パセリのほうが葉が硬く、苦味も強いのが特徴です。
ただし、『彩り』を目的に使う場合には、イタリアンパセリと同じように代用できるでしょう。
イタリアンパセリとパセリの詳しい違いについては後述します。
チャービル
チャービルは、イタリアンパセリに似た形状で、葉に細かい切れ込みが入っているのが特徴です。『フレンチパセリ』や『セルフィーユ』と呼ばれることもあります。
ハーブの一種ですが、香りや味にクセが少ないため、さまざまな料理に合わせやすいのが魅力です。
料理の飾りとして使われることも多く、ケーキに添えられる場合もあります。『彩り』を目的に代用するなら、特に使いやすい食材といえるでしょう。
セロリの葉
セロリの葉も鮮やかな緑色をしており、『彩り』としてイタリアンパセリの代用に使いやすい食材です。セロリ特有のさわやかな香りは、肉や魚料理の臭み消しとしても役立つかもしれません。
ただし、イタリアンパセリとは香りのタイプが異なるため、セロリ独特の風味が苦手な人は注意しましょう。
三つ葉
三つ葉は日本料理で薬味としてよく使われ、鮮やかな緑色とさわやかな香りが特徴の食材です。彩りとしての代用はしやすく、独特の香りで料理にアクセントを加えることもできます。
ただし、イタリアンパセリよりも味や香りが強めとされており、料理によっては三つ葉の風味が前面に出やすい点に注意が必要です。
バジル
バジルは香り高いハーブで、1枚添えるだけでもさわやかな香りが広がります。
『香り』のアクセントを加えたい時には、イタリアンパセリ以上に活躍することもあるでしょう。
緑色の鮮やかさも魅力で、『彩り』の目的にも十分に代用できます。特にトマトとの相性がよいため、パスタやトマトの煮込み料理などに取り入れやすい食材でしょう。
青のり
イタリアンパセリをみじん切りにして振りかけるレシピなら、青のりで代用できるかもしれません。
乾燥タイプであれば、必要な時に振りかけるだけで色合いのアクセントを加えられる点も便利です。
ただし、青のりは磯の香りが強いため、風味を考慮して使う必要があります。イタリアンパセリのような香りをイメージしたい場合は、パセリのみじん切りのほうが相性がよいかもしれません。
イタリアンパセリとパセリの違い
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同じ『パセリ』という名前がついているため、イタリアンパセリとパセリの違いが分かりにくいと感じる人もいるかもしれません。
そこで、それぞれの特徴を比較できるよう表にまとめました。
イタリアンパセリとパセリは、両方とも地中海沿岸が原産のセリ科の植物です。イタリアンパセリはしっかりと葉が開いている形状に対して、パセリはくるくると縮んでいるといいます。
パセリのほうが苦味を感じやすく、香りはイタリアンパセリのほうが強いようです。
パセリは『彩り』や『香り付け』として代用できますが、風味のクセがやや強いため、同じ量を使うと思うような仕上がりにならないこともあるでしょう。
その場合には、量を加減しながら使うのがおすすめです。
イタリアンパセリの代用に関するよくある疑問
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ここでは、『イタリアンパセリの代用』に関するよくある疑問とその回答を見てみましょう。
そもそもイタリアンパセリはどんな時に使う?
イタリアンパセリは、料理の飾り付け、香り付けやニオイ消し、刻んだものを加えて味付けや食感のアクセントなど、さまざまなケースで使用されます。
肉や魚など幅広い食材と相性がよいとされ、クセが強くないため、ハーブを使い慣れていない人でも扱いやすいといえるでしょう。
イタリアンパセリの代わりに大葉や春菊は使える?
イタリアンパセリの代用品を選ぶ時に『香り』を重視する場合は、大葉も使用できそうです。
香りの質はイタリアンパセリと異なる可能性がありますが、大葉の独特な香りが新たなアクセントになるかもしれません。
また、春菊の葉先を『彩り』として代用することも選択肢の1つです。香りはイタリアンパセリよりも強い可能性があるため、ある程度考慮した使い方が求められるでしょう。
普段、西洋料理にはあまり使われない春菊ですが、だからこそ、あえて使うことで意外な組み合わせを見つけられるかもしれません。
イタリアンパセリはどこで買える?
イタリアンパセリは、一般的なスーパーマーケットやネット通販で販売されているようです。ただし、時期や店舗によって販売されていない可能性もあります。
実は、イタリアンパセリは家庭でも育てやすいハーブのようです。プランターを使えば窓辺やベランダでも手軽に栽培できるため、興味がある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
イタリアンパセリを長持ちさせる方法はある?
イタリアンパセリは、茎の切り口を水に浸すことで長持ちする可能性があります。
水は毎日取り替えるのが長持ちのコツです。ただし、豊かな香りを楽しむなら、2〜3日以内を目安に使い切りましょう。
また、保存袋を使う場合は、水に濡らしたキッチンペーパーで包んで袋に入れて、冷蔵庫で保存します。この場合も、できるだけ早く食べるようにしましょう。
イタリアンパセリがない時は、パセリやチャービルで代用しよう
イタリアンパセリが手に入らない時でも、パセリやチャービル、身近な三つ葉やセロリの葉など、さまざまな食材で代用できることが分かりました。
イタリアンパセリは、料理を作る際、彩りや香りにアクセントを付けるために使用します。
例えば大葉や春菊など、香りに特徴があり緑色のきれいな野菜であれば、先ほど紹介した素材以外でも代用できそうです。
ちょっとした工夫で、料理の見た目も香りも楽しめるようになるので、ぜひ参考にしてください。
[文・構成/grape編集部]