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授乳ケープの代用品7選! あわせて使うと便利なアイテムや注意点も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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赤ちゃんに授乳をする母親とお父さんの写真

※写真はイメージ

「授乳ケープを家にあるもので代用できないかな」「授乳ケープを使う頻度が少ないのに、買うのはもったいない」「授乳ケープをなくして困っている」と悩んだ経験がある人は、一定数いるでしょう。

外出先で授乳する時に目隠しとして使ったり、赤ちゃんを紫外線やほこりなどから守ったりする役割のある授乳ケープ。

使うかどうか分からない場合や、紛失するなどして手元にない時に、購入するのはもったいないと感じる人もいるでしょう。授乳ケープは、身近なアイテムで代用可能です。

そこで本記事では、授乳ケープの代わりに使えるアイテムを紹介します。授乳ケープを代用するメリットや注意点などもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

授乳ケープの代用品7選

タオルの写真

授乳ケープは、普段使用しているものや、身の回りにあるもので代用が可能です。ここでは、手軽に授乳ケープの代わりとして使えるアイテムを7つ紹介します。手元にあるものや、実際試してみて使いやすいと感じるもので、代用してみてください。

おくるみ

赤ちゃんを寝かしつける時や、安心させたい時に使用するおくるみ。赤ちゃんを包み込める大判の布なので、授乳ケープの代わりとして使用可能です。おくるみの両端を首の後ろで結び、胸元が隠れるように垂らして使います。

おくるみの大きさは、1辺が100cm以上ある長方形のタイプがおすすめ。首から垂らした時に、前だけでなく横からも見えないように肩までしっかり隠れる大きさのものを選ぶのがポイントです。

また、おくるみの素材もチェックします。ガーゼ素材のものであれば、通気性もよく夏場でも蒸れません。赤ちゃんが快適に過ごせるように、授乳する時の気温や場所にあわせて、おくるみの素材を選びましょう。

バスタオル

自宅にあるもので手軽に代用するなら、バスタオルがおすすめです。胸元が隠れるようにバスタオルを巻き、首の後ろで結んで使います。

胸元に垂らした時に、横もしっかり隠れる大きさのバスタオルを選びましょう。バスタオルが大きすぎる場合は、三角に折るなどの工夫が必要です。

また、厚手のバスタオルは首の後ろで結びにくいため、帽子用クリップなどを利用すると、扱いやすくなるでしょう。頭を通したい部分に帽子用クリップを留めて使います。

ブランケット

赤ちゃんに使うブランケットでも代用可能です。ベビーカーに乗せている時や、お昼寝などで使っているブランケットがあれば、活用してみましょう。胸元を隠すように、ブランケットの両端を首の後ろで結んで使います。

首の後ろで結びやすいように、ガーゼ生地などの薄手のブランケットを選ぶとよいでしょう。気温や場所に応じた素材のものを選ぶようにして、赤ちゃんが快適に過ごせるよう気を付けるのがポイントです。

ストール

ストールを授乳ケープの代わりに使う方法です。柔らかく薄手の生地のストールを代用することで、暑い時期でも風を通しやすく、赤ちゃんが快適に過ごせます。

胸元を隠した時に、肩までしっかりと覆える大きさのストールを選びましょう。首の後ろで結んで使用します。

通気性がよいメリットはありますが、薄すぎて透けてしまわないか確認が必要です。透ける可能性がある場合は、二重にして使うなどの工夫をしましょう。

大きなサイズの服

赤ちゃんが隠れるくらいの大きいサイズの洋服で、目隠しする方法です。着用している洋服の中に赤ちゃんを入れて授乳します。授乳時に胸元が隠れる布を巻いたり、被ったりする必要がないので、手軽に代用が可能です。

伸縮性のある素材や、赤ちゃんをすっぽりと隠せるだけのゆとりのある洋服を選びましょう。空間に余裕のない洋服だと、授乳中に赤ちゃんが苦しく感じてしまう可能性があります。

また、丈が短いものや、透ける生地の洋服では目隠しとしての役割が果たせません。首元が詰まっているタイプの洋服では、授乳中の赤ちゃんの様子が見えにくいと感じることも。

授乳中に何度も洋服の首元を引っ張ることで、襟が伸びてしまうことも考えられます。お気に入りの洋服を着用する時は注意しましょう。

大きいサイズの服で代用する時に着用する下着は、カップ付きのインナーがおすすめです。服をめくった時に肌が見えてしまうのを防げます。

カーディガンやパーカー

ゆとりのある大きさのカーディガンやパーカーも、授乳ケープの代わりとして活躍します。温度調節のために持ち歩くカーディガンやパーカーを使えば、荷物を増やさずに済むというメリットも。

後ろと前を逆にして袖を通す、もしくは袖を首の後ろで結んで使います。胸元を隠しつつ、赤ちゃんを防寒しているようにも見えて、授乳のハードルが下がりやすいでしょう。

服の中に赤ちゃんを入れる場合と違って、首元にゆとりがあるため授乳中の様子が確認しやすいのも嬉しいポイント。

普段も使えるアイテムなので、手軽に代用品として活用できます。ただし、袖や丈が短いものや、薄手の生地で透けてしまうものは避けてください。

抱っこ紐

普段から使っている抱っこ紐も代用が可能です。抱っこしながら肩紐の部分を緩め、赤ちゃんの口が胸元にくるように調整します。

スリーピングフードがあれば付けて授乳しましょう。横から見えることに不安に感じる場合は、上着などを羽織ると安心感があります。

ほかの代用方法と違う点は、抱っこされている状態のため両手が空くことです。授乳しながらでもほかのことができるのは、嬉しいポイント。

ただし、抱っこ紐を調整するのに慣れが必要だったり、着ている洋服によっては授乳がしにくかったりすることも。事前に自宅で練習しておくことをおすすめします。

授乳ケープの代用品とあわせて使うと便利なアイテム

赤ちゃんを抱く母親の写真

大きな布製のもので胸元を覆う方法で代用する時は、以下のアイテムをあわせて使うと便利です。

  • 帽子用クリップ(ゴムや紐の両端にクリップがついているもの)
  • ヘアゴム
  • 安全ピン

首の後ろで結ぶのが難しい大きさのものや、厚手の素材のもので代用する時は、クリップで留めたりヘアゴムで結んだりして使いましょう。

あらかじめ布にクリップを付けておき、首を通すだけの状態にしておけば、慌てずに授乳できるのでおすすめです。授乳の途中で結び目がほどけたり、結び直したりするのを防げます。

安全ピンは、首元にゆとりがでるように布の両端を留めて使いましょう。赤ちゃんがケガをしないように注意して使ってください。

いずれも100円ショップなどで購入できます。少しの工夫で授乳の時間が便利になるので、ぜひあわせて使ってみてください。

授乳ケープを代用するメリット

抱っこ紐で育児をする若い女性の写真

授乳ケープを別のアイテムで代用すれば、以下のようなメリットが得られます。

  • 身近なもので代用できるため費用がかからない。
  • 荷物を減らせる。
  • 授乳後もほかの用途で使える。 など

授乳ケープは、数千円程度で購入できるアイテムです。ほかのもので代用できれば、そもそも購入する必要がなくなるため費用がかからずに済みます。

また、どの授乳ケープにしようかお店やネットで悩むこともなくなり、時間や労力がかからずに済むでしょう。

産後は用意するものや購入するものが多くなりがちです。授乳ケープを別のもので代用できるのは費用面でメリットといえるでしょう。

さらに、代用品を使うことで授乳ケープを持ち歩く必要がなくなるのも嬉しいポイントです。赤ちゃんとのお出かけは、荷物が多くなる傾向にあります。

授乳時の目隠し以外に使用用途があるアイテムで代用できれば、荷物を増やさずに済むでしょう。

代用品は授乳期間が終わっても本来の使い道があります。授乳以外にも使用できるため無駄になりません。

授乳ケープを代用する時の4つの注意点

子供に注意する母親の写真

授乳ケープの代用品を使う時に、気を付けておくべき4つの注意点を紹介します。授乳ケープを使うシーンは外出先がほとんどです。注意点を知らないまま代用品を使うと、外出先で失敗したり後悔したりする可能性もあります。

特に代用品の使用頻度が少ない人は、注意点をしっかりチェックしておきましょう。

1辺が100cm以上の大きさのものを選ぶ

おくるみやバスタオルなどの大判な布を代用品として使う場合、大きさの目安は1辺が100cm以上のものを選びましょう。

正方形より長方形の形状がおすすめです。縦は胸元からお腹まで、横は肩がしっかり隠れるくらいの大きさのものを使うと安心感があるでしょう。

布の大きさが足りないと、十分に胸元を隠せなかったり、赤ちゃんが窮屈に感じてしまったりするおそれがあります。赤ちゃんの成長に合わせて、すっぽり隠れる大きさのものを選びましょう。

代用品の生地をチェックする

授乳ケープの代わりに使うなら、通気性がよい素材を選びましょう。厚手のものやウールなどの防寒性がある素材は、夏場や室温が高い場所で使用すると赤ちゃんが暑さを感じるので要注意です。

代用する際の布は、通気性や吸水性がある以下の生地を選ぶとよいでしょう。

  • ガーゼ
  • 綿

ただし、透けにくい布や薄い色のものは避けてください。授乳中の目隠しの効果がなくなってしまいます。また、黒めの生地を代用する場合、屋外での使用には気を付けましょう。

熱を吸収しやすく、光を通しにくいため、赤ちゃんが暑く感じたり、真っ暗な状態で不安に感じたりする可能性があります。

事前に問題なく使えるか確認する

代用品で授乳している時に、周りから見えてしまう部分がないか、透けていないかなど、事前に鏡でチェックしておきましょう。正面や横、斜め後ろなど、さまざまな角度から鏡で確認して、目隠しできているか確認しておくと安心です。

いざ代用品で授乳しようと思った時に、使い方に慣れていないと焦って時間がかかる可能性も。外出先や急な来客などで慌てないように、自宅でも代用品の授乳ケープを使ってみることをおすすめします。

すぐに使えるような状態にしておくことで、赤ちゃんが泣いてもサッと授乳できるでしょう。

TPOを考慮する

代用方法によっては、冠婚葬祭などでの使用が適切ではない可能性があります。大きいサイズの服で代用する方法や、バスタオル、ブランケットなどで代用する方法は、素材やデザインによっては使用しにくいでしょう。

ただし、冠婚葬祭の場において授乳する可能性が低かったり、授乳室などがあれば目隠しの必要がなかったりします。TPOを考慮し、代用品が使えるかどうか判断しましょう。

授乳ケープの代用品に身の回りのものを活用してみよう

赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこして散歩する母親の写真

外出時や来客があった時に必要な授乳ケープは、手元にあるものや身の回りのもので代用可能です。大きい布地のもので代用できるため、長方形のおくるみやバスタオルも使い勝手がよいでしょう。また、ブランケットやストールも、素材によってはおすすめです。

大きめの服や、カーディガンなどの羽織物を活用する方法は、代用品として使えるだけでなく、荷物を減らせるメリットがあります。コツを掴めば抱っこ紐で抱っこしながら授乳できることも。

授乳中でも両手が空くため、ほかのこともできて便利です。しかし授乳時はコツが必要なため、事前に自宅で練習しておくとよいでしょう。

赤ちゃんとの外出は、荷物が多くなりがちです。授乳ケープの代用品を活用して、外出時の負担を減らしましょう。授乳ケープを使う頻度が少ない人や、災害時などの緊急性がある時に、代用品を活用してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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