「その痣どうしたの?」娘を見た人々からの言葉に、母親がとった行動は…
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アメリカのジョージア州に住むケイティ・クレンショーさんには、愛してやまない可愛い娘がいます。
女の子の名前はチャーリーちゃん。生後6ヶ月の、笑顔が素敵な元気な女の子です。
しかし、チャーリーちゃんの顔を見た人たちは口を揃えてこう言うのです。
「ねえ、その顔の痣どうしたの?」
チャーリーちゃんの右頬にある大きな痣は、『苺状血管腫』。生後数週間の新生児にでき、一般的には自然治癒で少しずつ小さくなっていきます。
その目立つ外見からか、人に会っても話題になるのは顔の痣のことばかり。チャーリーちゃんの可愛い笑顔や、明るい性格には誰も触れてくれません。
そんなことが続いたある日、ケイティさんはブログに自身の気持ちを吐露しました。
この子を見るたびに、誰かと痣について話す必要はないわ。
みんな痣のことばかり注目しすぎ。
チャーリーはチャーリー。この痣だって、この子の一部。
話すたびに質問したり、批判したりするのはやめて。
私だって、苺状血管腫について勉強をしているわ。
だから、この痣が悪化してしまった場合のことを延々と話されるとうんざりするの。
それに、もしこの痣が消えなかったとしても、これはこの子の個性的な美しさ。
私は痣のことじゃなくて、チャーリーの素敵な笑顔や綺麗な瞳について話したいの。
「痣じゃなくて、チャーリーという女の子を知ってほしい」…そう思ったケイティさん。
ありのままの姿を知ってもらうべく、インターネットでチャーリーちゃんの写真を投稿することにしました。
チャーリーちゃんの可愛らしい姿は、多くの人の心をうちました。会うたびに痣のことばかり話していた家族や友人、周囲の人たちも、痣はチャーリーちゃんの『個性』だと認め始めたのです。
また、同じく苺状血管腫の子どもを持つ親や、幼いころ症状に悩まされていた人たちから応援のメッセージが届くようになりました。
「弱い者いじめから子どもを守るためには、大人が個性を認め、自身を持つことが大切だと思います」
そう話すケイティさん。子どもの頃いじめを受けたことがある彼女は、痣によってチャーリーちゃんがいじめられることを心配していたそうです。
人と違うところも認め合い、それぞれの『個性』と尊重する…。この考えが世界に広まれば、多くの人が暮らしやすい世界になるかもしれませんね。