HYDE、ライブ迷惑客に怒りの声 「見るに耐えないので言いますけど…」
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grape [グレイプ] entertainment
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2024年8月25日、歌手のHYDEさんがXアカウントを更新。
自身のソロライブに訪れた迷惑客に対し憤りを覚えた上で、トラブルに巻き込まれた客に優しい言葉を送りました。
HYDE「本当迷惑!来なくていいよそんなヤツ」
問題となったのは、HYDEさんの全国ソロツアー『HYDE [INSIDE] LIVE 2024』の福岡公演で起こった出来事。
公演は、福岡県福岡市内にあるコンサートホール『Zepp Fukuoka』にて同月24~25日の2日間で開催され、トラブルが発生したのは2日目の25日でした。
トラブルに巻き込まれた女性客は同日に、当時の状況をXにつづっています。
投稿者の書き込みによると、男女2人でツアーに参加した際、同行者の男性が40~50代と思われる女性から「痴漢!私の胸を触った」と、痴漢の疑いをかけられたとのこと。
2人のいたフロア前方の立ち見席では、観客同士がぶつかり合う『押し』が盛んになっていたため、投稿者は「それを痴漢と勘違いしたのだろう」と思い、静観していたといいます。
そこからというもの、痴漢を訴える女性は、演者のパフォーマンス中にもかかわらず、男性に向かって叫び続けていたとか。次第にヒートアップし、しまいには男性の顔を拳で殴り始めたそうです。
男性が殴られ続ける様子を見て、いても立ってもいられなくなった投稿者。とっさに男性をかばうも、女性の怒りの矛先が今度は自らに向き、わざと足を踏まれ続けたそうです。
問題行動は次第にエスカレートし、水をかけられるだけでなく、しまいには自らに向けてガムを吐き捨てられたとか。その結果、2人は途中退場せざるを得なくなったといいます。
問題行動を起こした女性について、投稿者は過去にもほかのライブ参加時に見かけたことを明言。同様に、ほかの客とトラブルを起こしていた記憶があるそうです。
今回の件について投稿者は「私だけの問題ではない」とし、HYDEさんのオフィシャルファンクラブ『HYDEIST』へ、ことの顛末を報告しています。
HYDEさんはXで、迷惑客に対し怒りをあらわにした上、ひどく心を痛めた投稿者に向けて励ましの言葉を届けました。
立見席内で、ほかの観客と押し合いになり動きにくい状況でスタッフに助けを求めるのは、中々勇気がいることです。現に投稿者は、その場で大声でスタッフを呼ぶことはライブの妨げになると思い、勇気が出なかったと振り返っています。
それでも当人同士で解決しようとせず、スタッフを呼ぶようにうながすHYDEさんの言葉はきっと、ライブ参加時に嫌な思いをした経験がある多くの人の心を救ったことでしょう。
HYDEさんの、ファンに対する思いやりの心が垣間見えた投稿には、15万件を超える『いいね』とともに、たくさんのコメントが寄せられています。
・演者に届いた上で、本人の口からちゃんとコメントがあってよかった。本人が引用することで、注意喚起にもなる。
・HYDEさんのライブを楽しみに行ったはずなのに、大変な目に遭いましたね。マナーは守ってほしい。
・もしかすると、ほかの人から本当に触られたのかもしれない。相手を勘違いをしてしまったとしても、暴力に走るのはよくない。
・事実だとすれば、もはや傷害事件ですよね…。心が痛いです。
『Zepp Fukuoka』のように立見席が設けられ、人と人とが密になるフロアにおいて、観客どうしのトラブルをゼロにするのは難しいでしょう。
万が一トラブルが発生した時、HYDEさんが呼びかけたように、勇気を出してスタッフに助けを求めることは、自らを救う手段となり得ます。
迷惑行為を被った当人が声を上げることも、解決策の1つ。加えて、その場に居合わせた周囲の観客一人ひとりが、いかに手を差し伸べるかを常に頭に入れておくことも、大切だといえるでしょう。
[文・構成/grape編集部]