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「店で見るんじゃなかった」 2年ぶりに飼い主と再会した犬が…?

By - grape編集部  公開:  更新:

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再会した飼い主と犬の写真

出典:Humane Society of Greater Niagara

つらい時に誰かがそばにいてくれることは、心の支えになります。

犬のミニーちゃんの飼い主さんにとって、何よりも大きな心の支えは愛犬の存在でした。

2022年、飼い主さんは希少ながんを患い、闘病を開始。

治療中に彼が36時間以上ベッドから出られなかった時も、ミニーちゃんは一瞬たりともそばを離れなかったといいます。

飼い主さんにとってミニーちゃんは支えであり、「もっともつらい日々の慰めの源」だったそうです。

しかし、治療が進むにつれて健康状態は悪化し、彼は悲痛な決断を迫られます。

それは「自分が世話をできなくなった時に、ミニーちゃんの世話をしてくれる人を探す」という決断でした。

愛犬の幸せのために…手放すことを決意

同年10月、ミニーちゃんはチャリティ団体が支援するプログラムを通じて『ヒューメインソサエティ・オブ・グレーター・ナイアガラ』という動物保護施設に預けられます。

約1か月後、飼い主さんは心を痛めながらも、ミニーちゃんによりよい生活を送ってほしいと願い、愛犬を手放すことに同意しました。

その後も彼は毎日ミニーちゃんのことを考え、財布にミニーちゃんのドッグタグを入れて、遠くから愛犬をひと目見るために施設を訪れていたそうです。

それから約2年が経った2024年8月、飼い主さんのがんが寛解。

その嬉しい知らせを受けた彼が最初に考えたのは、ミニーちゃんのことでした。

彼は愛犬がまだ同じ場所にいることを祈りながら、『ヒューメインソサエティ・オブ・グレーター・ナイアガラ』のウェブサイトにアクセスします。

そして、画面に映ったミニーちゃんを見て、涙があふれたそうです。

飼い主さんはすぐにミニーちゃんと再び一緒に暮らす準備を始め、大きな裏庭のある新しい家に引っ越しました。

こうして750日ぶりに飼い主さんと再会したミニーちゃんは…。こちらをご覧ください。

ちぎれそうなくらいの勢いでしっぽを振りながら、飼い主さんに飛びつくミニーちゃん。

2年近くも離ればなれだった飼い主さんと会えたことを、どれほど喜んでいるかが伝わります。

動画を見た人たちは、感動の涙をこらえきれなかったようです。

・最高の結末。これからまた長く一緒にいられますように。

・嬉し涙が止まらない。本当によかったね。

・ミニーちゃんは彼が戻ってくることが分かっていたんだよ。

・店の中で見るんじゃなかった。私はまだ店内で泣いている。

『ヒューメインソサエティ・オブ・グレーター・ナイアガラ』にいる間、なぜかミニーちゃんに里親が決まらなかったのだとか。

それは、飼い主さんと再び一緒に暮らすために起きていたことなのかもしれません。

もっとも支えが必要な時に愛犬を手放した飼い主さんは、どんなにつらかったことでしょう。

またミニーちゃんも、最愛の飼い主さんと会えない日々をさびしい思いで過ごしていたはずです。

やっと再会できた飼い主さんとミニーちゃんが、もう二度と離れることなく暮らせるといいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Humane Society of Greater Niagara

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