飼育員「うちの子じゃない」 ウミガメ施設に捨てられいたのは… 「胸が痛い」
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ペットの飼育放棄は、長年問題になっています。
愛護動物を虐待したり、飼い主の身勝手な理由で捨てたりなど、心が痛むようなニュースを目にすることがあるでしょう。
『ウミガメ公園』に紛れていたのは…
2024年12月3日、ウミガメの保護施設が併設されている道の駅『紀宝町ウミガメ公園』の、Xアカウント(@umigame_kouen)が投稿したエピソードに注目が集まりました。
まずは、公開された写真をご覧ください。
かわいいカメたちがくつろいでいるように見えます。
しかし、中央に写っているカメは、なんと『捨てられた』カメだそうです。
捨てられていたのは、ミシシッピアカミミガメという、北米原産のカメだといいます。
犬や猫といった身近な動物はもちろん、カメも飼育施設に捨てる人がいるとは…悲しいことですね。
『紀宝町ウミガメ公園』の投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。
・無神経すぎますね…。園に相談もなく置いていくなんて、考えられない。
・胸が痛い。きちんと、将来を考えて飼い始めてほしいですね。
・『家族』を捨てるなんて、ひどい…。
『紀宝町ウミガメ公園』によれば「年に1、2回はこのようなことがあります」とのこと。
捨てられたカメは今後、「『紀宝町ウミガメ公園』ですでに飼育しているアカミミガメたちと一緒に、ゆっくり余生を過ごしてもらう予定です」と語っていました。
飼い主にも、やむを得ない事情があったのかもしれません。しかし、愛護動物を虐待したり捨てたりすることは犯罪です。
動物を飼うことは命を預かること、という当たり前の事実がさらに広まり、無責任に動物という『命』を捨てるような飼い主が減ることを願います。
[文・構成/grape編集部]