買い置きの味噌がいつの間にか黒く変色してる? 原因に「そうだったのか!」
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- 出典
- マルコメ
「買い置きの味噌が、黒っぽく濃い色に変色していた」という経験をしたことがある人は、珍しくないでしょう。
味噌が変色しているのを「賞味期限が過ぎて腐ってしまった」と判断して、捨ててしまった人もいるかもしれません。
買い置きの味噌が変色しているのは、どのような状態なのでしょうか。本記事では、味噌商品の大手メーカーマルコメ株式会社(以下、マルコメ)の回答をもとに、味噌の変色について解説します。
味噌の変色はどういう状態をあらわしているのか
※写真はイメージ
買い置きの味噌の黒く濃い色への変化はいったいどのような状態なのか、マルコメは公式サイトにある質問コーナーにて、以下のような回答をしています。
回答を見て分かる通り、味噌の変色は腐敗やカビとは完全に異なる現象であるため、食べても健康を害する心配はありません。
色が濃くなる現象である褐変が起きても、「腐ってしまった」と間違った判断をして捨てないようにしましょう。
味噌の正しい保存方法
色が黒くなった味噌を食べても健康に悪影響はありません。ただし適当に保存していると時間が経つにつれ風味は落ちてしまい、食べられない状態にまでなります。
味噌が以下のような状態になった場合、食べるのはやめたほうがいいでしょう。
・アルコール臭がする
・色が真っ黒になっている
この状態まで進むと、味噌が傷んでいる可能性があります。
味噌の正しい保存方法は、開封や未開封に限らず冷蔵庫に入れて保存することです。未開封であれば安全と考えている人も多いかもしれませんが、未開封であっても風味はどんどん落ちていくので、冷蔵庫に入れましょう。
また、味噌の種類で『減塩』や『だし入り』などの味噌を愛用している場合、注意が必要です。これらのタイプは加工味噌のため、風味も早めに落ちます。購入したら早めに消費するのがおすすめです。
味噌の状態の正しい判断の仕方、保存方法を把握して、味噌と上手な付き合い方を実践しましょう。
[文・構成/grape編集部]