「リンゴには塩水」はもう古い? キッチンでおなじみの調味料で変色防止
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切ったリンゴを塩水に浸けて変色を防止するというのは、よく耳にする話ですよね。
しかし、塩水に浸けたリンゴはほんのり塩味になってしまい、筆者の子供たちは食べるのを嫌がります。
切ってすぐに食べるなら塩水に浸ける必要はないものの、弁当に入れたり、まとめて切っておいたりするなら、茶色く変色させないためにも塩水は必須といえます。
子供たちから「嫌だ~」といわれても、筆者はやむを得ず塩水に浸けていました。
そんな時、砂糖水でも同じように変色防止になるという情報をゲット。家族においしく食べてほしい筆者が試してみました!
リンゴの変色を防止する方法
用意するのは、リンゴ、水、砂糖だけ。水は2カップぶんの量を準備しましょう。
1カップに対して、大さじ1杯程度の砂糖を目安に混ぜます。筆者の体感としては、思ったよりも砂糖は多めです。
そこにカットしたリンゴを浸けます。途中でひっくり返して、まんべんなく砂糖水に浸かるようにして、5分ほど置きました。
砂糖水から取り出した直後のリンゴがこちら。白い皿には砂糖水に浸けたリンゴ、青い皿にはカットしてそのままのリンゴを置きました。この時点で、両者に大きな差はありません。
左:砂糖水に浸けたリンゴ、右:カットしてそのままのリンゴ
それぞれの皿にラップをかけて、5時間ほど冷蔵庫に置いた後、変色具合を比較してみましょう。
左:砂糖水に浸けたリンゴ、右:カットしてそのままのリンゴ
5時間後のリンゴをそれぞれ見たところ、砂糖水に浸けた白い皿のリンゴは、多少の変化があるものの、さほど変わりはありません。
一方、カットしてそのままの青い皿のリンゴは、全体的に薄い茶色になっており、特にくし切りの窪みの部分は変色が目立っています。
ちなみに、両者は食感にも少し差がありました。カットしてそのままにしたリンゴは、5時間経つと表面が乾燥して、しんなりしていましたが、砂糖水に浸けたリンゴは、フレッシュでシャキッとした食感が保たれています!
当然ながら、塩水に浸けた時のようなしょっぱさはなく、砂糖水によってほんのりとした甘さも感じられました。
これなら子供たちもパクパク食べてくれるでしょう。心置きなく弁当に入れたり、前もってカットしておいたりできそうです。
「塩水に浸けたしょっぱいリンゴは苦手…」という人は試してみてくださいね!
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]