オイスターソースの代用品アイデア5選!作り方やおすすめレシピを解説 By - grape編集部 公開:2023-08-16 更新:2023-08-16 料理 Share Post LINE はてな コメント 「中華料理を作っていたらオイスターソースがない」「家にある調味料で代用できる?」「分量やおいしく作るポイントが知りたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。 オイスターソースを切らしていても、しょうゆや鶏がらスープの素で代用すればおいしい料理が作れます。 そこで本記事では、オイスターソースの代用品について解説します。代用の調味料を使っておいしい料理を作るポイントや分量が分かり、楽しく食事ができるので、ぜひ最後までお読みください。 オイスターソースの代用品になる調味料5選 オイスターソースは、頻繁に使わないので切らしていたり賞味期限がすぎていたりすることも少なくありません。しかし、調理の最中にオイスターソースがないことに気がついても、買い足しに行かなくて大丈夫です。 家にある調味料で代用してしまいましょう。オイスターソースの特徴的な深みのある旨味とコクも、調味料をいくつか組み合わせると再現できます。 市販の中華だし ご家庭では、粉末の中華だしがストックされているはずです。原材料名を確認し、オイスターソースやエキスと書かれている商品があれば代用できます。 具体的には、以下のような中華だしにはオイスターソースやエキスが入っているので参考にしてください。 味の素『中華あじ』 Cook Do『香味ペースト』 李錦記『海鮮中華だしペースト』 市販されている中華だしは、オイスターソースだけでなく肉や魚介・野菜のエキスもバランスよく配合されているので、失敗することなく料理が完成するでしょう。 発酵調味料 オイスターソースは、生ガキを発酵熟成させてできたものです。しょうゆやナンプラーなどの魚醤も、オイスターソースと同じように発酵させて作るので代用調味料になります。 発酵調味料を使った代用は、以下の通りです。 代用品 割合 しょうゆ + はちみつ + 鶏がらスープの素 6 : 2 : 1 しょうゆ + 鶏がらスープの素 + 砂糖 3 : 1 : 0.5 いしる(魚醤) + しょうゆ + はちみつ 1 : 0.5 : 1 ナンプラー + しょうゆ + はちみつ 1 : 3 : 1 『いしる』と『ナンプラー』は、同じ魚醬でも味の特徴が違うので注意してください。味がさっぱりしている『いしる』は、多めにいれて旨味をアップすることができます。反対に『ナンプラー』は塩味が強いので、少量ずつ入れて調整が必要です。 また、カキのエキスが入ったカキしょうゆがあれば、さらに本物に近づくので試してみてください。 中濃ソースやウスターソース 冷蔵庫にある定番の調味料は、中濃ソース、ウスターソース、とんかつソースなどがあります。野菜や果実の甘さと、複雑なスパイスが特徴です。 旨味とコクがあるので、オイスターソースの代用ができます。ソースを使った代用は、以下の通りです。 代用品 割合 中濃ソース + しょうゆ + 鶏がらスープの素 3 : 1 : 0.5 中濃ソース + しょうゆ + 砂糖 + 鶏がらスープの素 3 : 1 : 0.5 : 0.5 ウスターソース + 砂糖 3 : 0.5 オイスターソースとは入っている旨味成分が違うので、ほかの調味料を混ぜる必要があります。カキの代わりとなる魚介などのだしや、はちみつ・砂糖などの甘みを足すことで味が近づきます。 うなぎの蒲焼のたれ うなぎの蒲焼を買った時に付いてくる、小袋のたれでオイスターソースの代用ができます。うなぎの蒲焼のたれは、うなぎエキスが入っているので、旨味とコクがオイスターソースに近いです。 しかし、そのままでは味が和風になってしまうので、鶏がらスープの素を少量入れることでより本物に近い味になるでしょう。ゴマ油を足すことで、さらに風味がよくなるのでお試しください。 スルメのだし おつまみのスルメがあれば、代用品に使えます。スルメは旨味のかたまりなので、だしを取って調味料と合わせれば、オイスターソースに近いソースが完成するでしょう。 スルメを使った作り方は、以下の通りです。 スルメを150㎖の水に浸水する。 スルメのだしに対してソース・しょうゆ・日本酒・砂糖を6 : 1 : 3 : 6で合わせる。 塩を少々入れて半量になるまで煮詰める。 水溶き片栗粉でとろみをつけたり、砂糖をはちみつに変えたりすると、とろみがついてオイスターソースにかなり近づきす。 簡単な自家製オイスターソースの作り方 カキさえあれば自分好みのオイスターソースが作れます。加熱用カキ・玉ねぎ・ニンニクの3種類があれば誰でも簡単に作れるので、より味にこだわりたい人は、自家製に挑戦してみましょう。 材料と作り方は、以下の通りです。 材料 カキ(加熱用):400g 玉ねぎ:150g ニンニク:50g しょうゆ:100㎖ 塩:20g 日本酒:100㎖ 砂糖:100g 作り方 カキを3%の塩水で振るように洗い、汚れを取る。 キッチンペーパーで水分を取る。 玉ねぎとニンニクを2mm幅にスライスする。 鍋にすべての調味料とカキ・玉ねぎ・ニンニクを入れたら蓋をして弱火で煮る。 30~40分煮詰めとろみがついたら火を止めて粗熱をとる。 粗熱がとれたら全部ミキサーにかけてザルなどでこす。 アルコール消毒した蓋つきの容器に入れて冷蔵庫に保存する。 カキやニンニクの量を増やすなど分量を自分なりに変えれば、オリジナルのオイスターソースができあがります。また、冷蔵保存した場合、消費期限は5~7日ほどになります。保存料を使用していないため、早めに使い切るようにしましょう。 オイスターソースや代用調味料を使ったおすすめレシピ3選 オイスターソースを使うと、本格的な中華料理が作れます。もちろんオイスターソースがなくても諦めず、代用となる調味料で作ることが可能です。 具体的には、以下の4種類の調味料です。 しょうゆ 鶏がらスープの素 砂糖 ゴマ油 自宅に代用の調味料があれば、手軽に作れますので、参考にしてみてください。 チンジャオロース チンジャオロースはオイスターソースを使った中華料理の代表格です。ピーマン・タケノコ・豚肉の3種類の具材だけで、ご飯がすすむ料理になること間違いなしです。 材料 ピーマン:3個 タケノコ:1個 豚肉:180g 片栗粉:大さじ1 日本酒:大さじ1 しょうゆ:大さじ3 鶏がらスープの素:小さじ3 砂糖:小さじ3 塩:少々 オイスターソース:小さじ1 作り方 最初に塩以外の調味料を合わせる。 材料を細切りにして、豚肉だけに片栗粉をまぶす。 豚肉だけを先に炒め、皿に取り出す。 野菜を炒め、しんなりしたら豚肉と合わせる。 合わせた調味料を入れ、塩で味を整えたら完成。 すりおろした生姜とニンニクを加えるとコクとさわやかな風味がアップします。また、最初にピーマンとタケノコにゴマ油(分量外)大さじ1を混ぜてレンジで加熱すると素材の甘みが増して、さらにおいしくなるのでおすすめです。 麻婆豆腐 豆腐とひき肉で手軽に作れる麻婆豆腐は、仕上げにオイスターソースとゴマ油を混ぜることで絶品料理へと大変身します。鶏がらスープの素は、中華スープの素に変えても問題ありません。 材料 豆腐:1丁 豚ひき肉:150g ニンニク:1片 生姜:1かけ ゴマ油:大さじ1 豆板醬:小さじ1 しょうゆ:大さじ2 鶏がらスープの素:小さじ1 砂糖:小さじ1 オイスターソース:小さじ1 水溶き片栗粉:大さじ1 水:150㎖ ゴマ油(仕上げ用):大さじ1 作り方 豆腐をレンジで加熱する。水が出るため深めの耐熱皿を使うのがよいでしょう。 しょうゆ・鶏がらスープの素・砂糖を合わせる。 フライパンに、ゴマ油・生姜・ニンニク・豆板醬を入れて熱する。 香りがたったら、ひき肉を入れパラパラに炒める。 水と合わせた調味料を入れる。 煮立ったら豆腐を加えフライ返しなどで切るように形を崩す。 オイスターソースと仕上げ用のゴマ油を混ぜる。 水溶き片栗粉で、とろみをつけたら完成。 豆腐をレンジで加熱すると、余分な水分が抜けて味が入りやすくなり、雑味のないスッキリした麻婆豆腐ができあがるので試してみてください。 あんかけ焼きそば あんかけ焼きそばは、熱々のあんとパリパリした麺が人気です。オイスターソースを入れると、濃厚でコクのあるお店のような味になります。 オイスターソースがなくても、しょうゆと鶏がらスープの素があれば優しい味に早変わり。おいしいあんかけ焼きそばができます。 材料 焼きそば麺:1玉 ゴマ油:大さじ1 チンゲン菜:30g ニンジン:30g キクラゲ:2g シーフードミックス:100g ウズラの卵の水煮:3個 しょうゆ:小さじ1 鶏がらスープの素:小さじ1 オイスターソース:小さじ1 水:120㎖ 水溶き片栗粉:大さじ2 作り方 調味料を合わせ、シーフードミックスは解凍する。 ニンジンは、皮を剥いて短冊切りにする。 チンゲン菜は、葉と茎に分けて2cm幅に切る。 キクラゲは水で戻し、ウズラの卵の水煮は水分を切る。 フライパンにゴマ油を入れて、焼きそば麺をしっかり焼く。 焼けた麺をさらに取り出し、チンゲン菜の茎・ニンジンを炒める。 野菜がしんなりしたら、シーフードミックス・キクラゲ・うずらの卵の水煮を入れ炒める。 合わせ調味料を入れ、馴染んだら水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。 おいしく作るコツは、焼きそば麺をしっかり焼くことです。粉っぽさが消えてカリカリの食感になります。 さらに冷凍のシーフードミックスを3%の塩水で解凍することで、ふっくらした状態に仕上がります。また、シーフードミックスを入れてからは硬くなるので手早く調理しましょう。 オイスターソースをほかの調味料で代用する時の2つの注意点 オイスターソースをほかの調味料で代用したり、手作りしたりすると品質や味にばらつきがでます。特に自家製のオイスターソースは、生のカキを使うので注意点を守って使用してください。 代用調味料の場合 まずは、オイスターソースの味を知っておくことです。そもそも、味を知らなければ終着点が分からず、味が迷宮入りしてしまいます。 せっかくの料理を台無しにしてしまう可能性があるので注意しましょう。 また、どれだけオイスターソースに近づけても、カキエキスの独特な風味や旨味はでません。具体的な対応策は、以下の通りです。 コクが欲しい時はソースを入れる。 風味が欲しい時は魚醬やしょうゆを入れる。 中華料理にはゴマ油でカバーする。 オイスターソースは、味のクセが強いので通常でも少量しか使いません。代用品を使う時も、様子をみながら少量ずつ入れていくことをおすすめします。 自家製オイスターソースの場合 市販品にはないおいしさがある自家製オイスターソースは、以下の注意点があります。 加熱用カキを使う。 ソースは加熱調理する。 冷蔵保存で1週間を目安に使い切る。 自家製のオイスターソースを作る際は、新鮮な加熱用カキを使用しましょう。理由は、カキの加工過程にあります。 生食用のカキは、食中毒を防止するため殺菌された海水の水槽に2〜3日入れて菌を出します。その後、殻を剥いてキレイに水洗いするので、出荷する頃には鮮度と味が落ちた状態です。 一方、加熱用カキは処理工程がない状態で売られるので、濃厚な味を楽しめます。しかし、完全に加熱しないと食中毒になる可能性が高く危険です。自家製オイスターソースを作る際は、中心温度が85℃で1分間を目安に加熱してください。 また、保存料などを使ってないので、調理の際は必ず加熱し、早めに使い切るようにしましょう。 おすすめのオイスターソース2選 オイスターソースは、使いたい時になかったり賞味期限が切れていたりして、お困りになったことはないでしょうか。 そこで、次回買い足しに行く時のために、賞味期限が長く家庭で使い切れるおいしいオイスターソースを2つ紹介します。 光食品 オイスターソース 『光食品 オイスターソース』は、広島県産のカキのみを贅沢に使ったオイスターソースです。以下のような国産にこだわった原材料を使用しています。 広島県産カキのみを使用したカキエキス カルシウムが豊富な国内粗糖 国産丸大豆・小麦を使った本醸造しょうゆ 沖縄・シママースの塩 国産もち米・米麹でつくった本醸造の三河みりん 国産の有機馬鈴薯でつくった有機でんぷん 日本近海のイカでつくった魚醤 保存料・アミノ酸・着色料・酵母エキス・増粘剤が不使用なので身体に優しく、カキ本来の味を楽しめるオイスターソースです。 また、保存料不使用で1年6か月も賞味期限があり、内容量115gと少量サイズなので家庭で使い切りやすい量に計算されています。 オイスター風ソース 中華以外の料理でも、コクや旨味を加えるオイスターソースは重宝します。しかし、カキアレルギーやベジタリアンの人には使用できません。 そこで、カキを使っていない、誰でも食べられる『オイスター風ソース』を2つ紹介します。 金蘭 精進オイスターソース 有機ベジタリアンオイスター風ソース 『金蘭 精進オイスターソース』は、動物性の原料を使わずに製造したオイスター風ソースです。精進料理が盛んな台湾でつくられ、カキの代わりにシイタケエキスを使用して旨味をだしています。 『有機ベジタリアンオイスター風ソース』は、原材料を有機食材で製造したこだわりのオイスター風ソースです。有機マッシュルームなどを360日発酵させてコクや旨味をだしているので、オイスターソースが好きな人でも満足する味に仕上がっています。 オイスターソースはほかのソースやはちみつ等で代用可能!家にある材料で作ってみよう カキを原料にしたオイスターソースは、中華料理に使う代表的な調味料です。野菜炒めや麻婆豆腐に少量入れるだけでおいしさがアップします。 しかし、使おうとしていたオイスターソースが切れていても、紹介した調味料で代用することができるので買い足しに行く必要はありません。 こだわりの市販品や自家製で自分好みのオイスターソースを見つけて料理の幅を広げてみてはいかがでしょうか。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
「中華料理を作っていたらオイスターソースがない」「家にある調味料で代用できる?」「分量やおいしく作るポイントが知りたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
オイスターソースを切らしていても、しょうゆや鶏がらスープの素で代用すればおいしい料理が作れます。
そこで本記事では、オイスターソースの代用品について解説します。代用の調味料を使っておいしい料理を作るポイントや分量が分かり、楽しく食事ができるので、ぜひ最後までお読みください。
オイスターソースの代用品になる調味料5選
オイスターソースは、頻繁に使わないので切らしていたり賞味期限がすぎていたりすることも少なくありません。しかし、調理の最中にオイスターソースがないことに気がついても、買い足しに行かなくて大丈夫です。
家にある調味料で代用してしまいましょう。オイスターソースの特徴的な深みのある旨味とコクも、調味料をいくつか組み合わせると再現できます。
市販の中華だし
ご家庭では、粉末の中華だしがストックされているはずです。原材料名を確認し、オイスターソースやエキスと書かれている商品があれば代用できます。
具体的には、以下のような中華だしにはオイスターソースやエキスが入っているので参考にしてください。
市販されている中華だしは、オイスターソースだけでなく肉や魚介・野菜のエキスもバランスよく配合されているので、失敗することなく料理が完成するでしょう。
発酵調味料
オイスターソースは、生ガキを発酵熟成させてできたものです。しょうゆやナンプラーなどの魚醤も、オイスターソースと同じように発酵させて作るので代用調味料になります。
発酵調味料を使った代用は、以下の通りです。
『いしる』と『ナンプラー』は、同じ魚醬でも味の特徴が違うので注意してください。味がさっぱりしている『いしる』は、多めにいれて旨味をアップすることができます。反対に『ナンプラー』は塩味が強いので、少量ずつ入れて調整が必要です。
また、カキのエキスが入ったカキしょうゆがあれば、さらに本物に近づくので試してみてください。
中濃ソースやウスターソース
冷蔵庫にある定番の調味料は、中濃ソース、ウスターソース、とんかつソースなどがあります。野菜や果実の甘さと、複雑なスパイスが特徴です。
旨味とコクがあるので、オイスターソースの代用ができます。ソースを使った代用は、以下の通りです。
オイスターソースとは入っている旨味成分が違うので、ほかの調味料を混ぜる必要があります。カキの代わりとなる魚介などのだしや、はちみつ・砂糖などの甘みを足すことで味が近づきます。
うなぎの蒲焼のたれ
うなぎの蒲焼を買った時に付いてくる、小袋のたれでオイスターソースの代用ができます。うなぎの蒲焼のたれは、うなぎエキスが入っているので、旨味とコクがオイスターソースに近いです。
しかし、そのままでは味が和風になってしまうので、鶏がらスープの素を少量入れることでより本物に近い味になるでしょう。ゴマ油を足すことで、さらに風味がよくなるのでお試しください。
スルメのだし
おつまみのスルメがあれば、代用品に使えます。スルメは旨味のかたまりなので、だしを取って調味料と合わせれば、オイスターソースに近いソースが完成するでしょう。
スルメを使った作り方は、以下の通りです。
水溶き片栗粉でとろみをつけたり、砂糖をはちみつに変えたりすると、とろみがついてオイスターソースにかなり近づきす。
簡単な自家製オイスターソースの作り方
カキさえあれば自分好みのオイスターソースが作れます。加熱用カキ・玉ねぎ・ニンニクの3種類があれば誰でも簡単に作れるので、より味にこだわりたい人は、自家製に挑戦してみましょう。
材料と作り方は、以下の通りです。
材料
作り方
カキやニンニクの量を増やすなど分量を自分なりに変えれば、オリジナルのオイスターソースができあがります。また、冷蔵保存した場合、消費期限は5~7日ほどになります。保存料を使用していないため、早めに使い切るようにしましょう。
オイスターソースや代用調味料を使ったおすすめレシピ3選
オイスターソースを使うと、本格的な中華料理が作れます。もちろんオイスターソースがなくても諦めず、代用となる調味料で作ることが可能です。
具体的には、以下の4種類の調味料です。
自宅に代用の調味料があれば、手軽に作れますので、参考にしてみてください。
チンジャオロース
チンジャオロースはオイスターソースを使った中華料理の代表格です。ピーマン・タケノコ・豚肉の3種類の具材だけで、ご飯がすすむ料理になること間違いなしです。
材料
作り方
すりおろした生姜とニンニクを加えるとコクとさわやかな風味がアップします。また、最初にピーマンとタケノコにゴマ油(分量外)大さじ1を混ぜてレンジで加熱すると素材の甘みが増して、さらにおいしくなるのでおすすめです。
麻婆豆腐
豆腐とひき肉で手軽に作れる麻婆豆腐は、仕上げにオイスターソースとゴマ油を混ぜることで絶品料理へと大変身します。鶏がらスープの素は、中華スープの素に変えても問題ありません。
材料
作り方
豆腐をレンジで加熱すると、余分な水分が抜けて味が入りやすくなり、雑味のないスッキリした麻婆豆腐ができあがるので試してみてください。
あんかけ焼きそば
あんかけ焼きそばは、熱々のあんとパリパリした麺が人気です。オイスターソースを入れると、濃厚でコクのあるお店のような味になります。
オイスターソースがなくても、しょうゆと鶏がらスープの素があれば優しい味に早変わり。おいしいあんかけ焼きそばができます。
材料
作り方
おいしく作るコツは、焼きそば麺をしっかり焼くことです。粉っぽさが消えてカリカリの食感になります。
さらに冷凍のシーフードミックスを3%の塩水で解凍することで、ふっくらした状態に仕上がります。また、シーフードミックスを入れてからは硬くなるので手早く調理しましょう。
オイスターソースをほかの調味料で代用する時の2つの注意点
オイスターソースをほかの調味料で代用したり、手作りしたりすると品質や味にばらつきがでます。特に自家製のオイスターソースは、生のカキを使うので注意点を守って使用してください。
代用調味料の場合
まずは、オイスターソースの味を知っておくことです。そもそも、味を知らなければ終着点が分からず、味が迷宮入りしてしまいます。
せっかくの料理を台無しにしてしまう可能性があるので注意しましょう。
また、どれだけオイスターソースに近づけても、カキエキスの独特な風味や旨味はでません。具体的な対応策は、以下の通りです。
オイスターソースは、味のクセが強いので通常でも少量しか使いません。代用品を使う時も、様子をみながら少量ずつ入れていくことをおすすめします。
自家製オイスターソースの場合
市販品にはないおいしさがある自家製オイスターソースは、以下の注意点があります。
自家製のオイスターソースを作る際は、新鮮な加熱用カキを使用しましょう。理由は、カキの加工過程にあります。
生食用のカキは、食中毒を防止するため殺菌された海水の水槽に2〜3日入れて菌を出します。その後、殻を剥いてキレイに水洗いするので、出荷する頃には鮮度と味が落ちた状態です。
一方、加熱用カキは処理工程がない状態で売られるので、濃厚な味を楽しめます。しかし、完全に加熱しないと食中毒になる可能性が高く危険です。自家製オイスターソースを作る際は、中心温度が85℃で1分間を目安に加熱してください。
また、保存料などを使ってないので、調理の際は必ず加熱し、早めに使い切るようにしましょう。
おすすめのオイスターソース2選
オイスターソースは、使いたい時になかったり賞味期限が切れていたりして、お困りになったことはないでしょうか。
そこで、次回買い足しに行く時のために、賞味期限が長く家庭で使い切れるおいしいオイスターソースを2つ紹介します。
光食品 オイスターソース
『光食品 オイスターソース』は、広島県産のカキのみを贅沢に使ったオイスターソースです。以下のような国産にこだわった原材料を使用しています。
保存料・アミノ酸・着色料・酵母エキス・増粘剤が不使用なので身体に優しく、カキ本来の味を楽しめるオイスターソースです。
また、保存料不使用で1年6か月も賞味期限があり、内容量115gと少量サイズなので家庭で使い切りやすい量に計算されています。
オイスター風ソース
中華以外の料理でも、コクや旨味を加えるオイスターソースは重宝します。しかし、カキアレルギーやベジタリアンの人には使用できません。
そこで、カキを使っていない、誰でも食べられる『オイスター風ソース』を2つ紹介します。
『金蘭 精進オイスターソース』は、動物性の原料を使わずに製造したオイスター風ソースです。精進料理が盛んな台湾でつくられ、カキの代わりにシイタケエキスを使用して旨味をだしています。
『有機ベジタリアンオイスター風ソース』は、原材料を有機食材で製造したこだわりのオイスター風ソースです。有機マッシュルームなどを360日発酵させてコクや旨味をだしているので、オイスターソースが好きな人でも満足する味に仕上がっています。
オイスターソースはほかのソースやはちみつ等で代用可能!家にある材料で作ってみよう
カキを原料にしたオイスターソースは、中華料理に使う代表的な調味料です。野菜炒めや麻婆豆腐に少量入れるだけでおいしさがアップします。
しかし、使おうとしていたオイスターソースが切れていても、紹介した調味料で代用することができるので買い足しに行く必要はありません。
こだわりの市販品や自家製で自分好みのオイスターソースを見つけて料理の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]