マスタードの代用になる調味料3選! 自家製マスタードの作り方まで詳しく紹介 By - grape編集部 公開:2024-02-29 更新:2024-02-29 料理食品 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「マスタードとして代用可能なものを知りたい」「マスタードとからしの違いは何かな」「和からしでも代用できるのかな」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。 レシピに『マスタード』と記載されている場合は、和からしではないことがほとんどです。マスタードも和からしも原料の植物は同じですが、品種と製造方法の違いにより辛さも異なるため、そのまま代用することはおすすめしません。 本記事では、マスタードの代用品や作り方について紹介します。 マスタードを買うためだけに出掛けたくない人は、ぜひ最後までお読みください。 目次 1. マスタードの代用品になる調味料3選1.1. 和からし1.2. からしマヨネーズ1.3. 西洋わさび2. 一般的にレシピで用いられるマスタードとは3. マスタードの種類4. マスタードと洋からしの違い5. マスタードの代用品を作るレシピ2選5.1. 和からしとマヨネーズ5.2. 和からしとハチミツ6. マスタードを手作りする方法6.1. マスタードパウダーからフレンチマスタードを作る6.2. マスタードシードからフレンチマスタードを作る6.3. 粒マスタードを作る7. マスタードを手作りする際の注意点8. マスタード代用はからしなどで代用できる!代用品を使うなら辛さを意識しよう マスタードの代用品になる調味料3選 マスタードは、でき上がった料理に対して辛さを少し追加したい場合にかける調味料なので、辛さがある調味料で代用可能です。マスタードにはいくつか種類がありますが、レシピに記載されているものは、フレンチマスタードを指していることが多いです。 場合によっては粒マスタードを指している場合もあるため、確認しておきましょう。フレンチマスタードと粒マスタードは辛さに大きな差はないため、以下の3種類ならどちらの代用としても使えます。 ただし、粒マスタード特有の食感は再現できないので注意しましょう。 和からし 和からしは少量だけ加えたい場合におすすめです。和からしはマスタードと同じ植物が原料のため、代用に向いています。 和からしは、料理にかけるというより添えられるものです。よって、おろしたしょうがやわさびなどと同じように、少量だけ使用するのがベターとなります。 マスタードと同じ感覚で大量に使用すると、辛くなりすぎてしまうので注意しましょう。 からしマヨネーズ からしマヨネーズは、マスタードのようにかけて使いたい人におすすめです。和からしと同じくマヨネーズを合わせたものなので、辛みがマイルドになります。また、酸味があることにより、マスタードに近い味わいを感じられるでしょう。 しかし、ベースがマヨネーズであるため、マスタードと比べて高カロリーです。マスタードと同じ感覚で大量に使うと、必要以上にカロリーを摂取することになるため注意しましょう。 西洋わさび 西洋わさびとは『ホースラディッシュ』という名称で市販されている調味料です。山わさびとも呼ばれ、チューブわさびとして市販されている商品に含まれていることもあります。 西洋わさびは洋食に合う調味料です。作る料理が洋食なら、違和感なく辛さを追加できるでしょう。 また、本わさびにも西洋わさびは含まれています。しかし、鼻に抜けるようなさわやかな香りがあるため、マスタードの代用として使うと料理の邪魔になる可能性があります。 一般的にレシピで用いられるマスタードとは 一般的なレシピで『マスタード』とだけ書かれている場合は、基本的にフレンチマスタードを指している場合が多いです。ほかの種類のマスタードが必要な場合は、別途記載されています。 フレンチマスタードの代用に向いているものは、辛さが同じくらいで手に入れやすい粒マスタードです。 ハニーマスタードはハチミツが含まれるので、辛さが欲しい料理だと予想外の味になってしまうでしょう。また、ディジョンマスタードは舌触りがなめらかでまろやかですが、通常のスーパーなどでは取り扱ってない可能性があります。 粒マスタードは、代用品として入手しやすいのが魅力です。しかし、プチプチとした食感があり、料理によっては食感が邪魔になる可能性があるため注意しましょう。 マスタードの種類 マスタードと呼ばれるものは、大きく分けると以下の4種類です。 フレンチマスタード 粒マスタード ディジョンマスタード ハニーマスタード ほかは呼び名が違うだけか、メーカーなどのブランド名です。原料である植物の種子(マスタードシード)の品種の違いや製造方法によって、それぞれ以下のような特徴があります。 名称マスタードシードの品種製造方法特徴 ・フレンチマスタード ・イエローマスタード イエローマスタードシード ホワイトマスタードシード完全な粉末状にして、塩・酢・香辛料で練り合わせるもっとも一般的なマスタード 辛さを感じられる 粉末具合によって舌触りに差がある ・粒マスタード ・あらびきマスタード ブラウンマスタードシード種子の粒を残し、塩・酢・香辛料などを混ぜ合わせる辛さを感じられる プチプチとした食感がある ・ディジョンマスタードブランドごとにシードの品種が異なる種子の中身や種皮の割合、油分などの量、練り合わせるビネガーの種類などが法律で決められている明るい黄色の見た目、舌触りはなめらか まろやかな風味と上品な辛さが味わえる ・ハニーマスタードイエローマスタードシード ホワイトマスタードシード ブラウンマスタードシードフレンチマスタードや粒マスタードに、ハチミツを加えたもの加えるハチミツの量は決まっておらず、市販のものでも同じ味ではない 例1:辛みをマイルドにする程度、 例2:甘みが強い フレンチマスタードは、ペースト状・粉末状の2種類が売られています。粉末状のものは辛みが弱いので、ぬるま湯や調味料で練り、ペースト状にすることになります。 ハニーマスタードは基本的に、フレンチマスタード・粒マスタードとしてでき上がったものにハチミツを加えたものがほとんどです。商品によって甘味が異なるため、しっかり味を確かめてから料理に使いましょう。 マスタードと洋からしの違い 洋からしは、マスタード全般を指していることが多いです。日本で薬味として使われていたからしと、海外から入ってきたマスタードを区別するために『和からし』『洋からし』と呼ばれるようになったという説があります。 和からしが洋からしよりもツンとした辛さが強い理由は、品種と製造方法です。和からしの原料であるオリエンタルマスタードシードは、鼻にツンと抜けるような辛さがあります。 また、マスタードとは異なり、調味料を使わず水で練っていることもより辛くなる要因です。 マスタードの代用品を作るレシピ2選 マスタードを代用する時は、少量なら和からしをそのまま使っても問題ありません。しかし、ある程度の量を使いたい場合は、和からしをベースに代用品を手作りしたほうがよいでしょう。 和からしとマヨネーズ 和からしとマヨネーズを混ぜ合わせるだけで、違和感のない代用品になります。からしマヨネーズという商品もあるので、問題なく代用できるでしょう。 割合は、和からしを3割、マヨネーズを1割です。混ぜ合わせるだけなので、簡単に作ることができます。 マヨネーズは酸味や甘みがあるため、和からしと混ぜ合わせることで自然とマスタード特有の酸味・甘みを再現できるでしょう。 和からしとハチミツ 和からしの辛さとハチミツは相性がよいです。市販されているハニーマスタードに近い味わいを再現できるでしょう。果実酢などで酸味を加えると、よりマスタードに近づけることができます。 しかし、ハチミツが多すぎるとマイルドになるどころか辛さが感じられなくなってしまいます。特に、料理に辛さが必要な場合には気を付けましょう。 マスタードを手作りする方法 フレンチマスタードは、原料であるマスタードシード、または加工後のマスタードパウダーを用意できれば手作りできます。マスタード程度の辛さを目指すなら、品種はイエローマスタードシードを選ぶとよいでしょう。 一緒に入れる調味料などの種類や量を調節できるため、自分好みのマスタードを家庭で作れます。 マスタードパウダーからフレンチマスタードを作る マスタードパウダーは、基本的にスーパーなどの香辛料のコーナーに陳列されていることが多いため、探してみてください。 材料 マスタードパウダー:大さじ1 白ワインビネガー:大さじ2 塩:小さじ3分の1 砂糖:2つまみ 作り方 すべての材料を入れ、よく混ぜ合わせるだけで完成です。 マスタードシードからフレンチマスタードを作る マスタードシードは、普通のスーパーでは取り扱っていることが少なく、成城石井などの高級スーパーやカルディなどの輸入食品店で取り扱っていることがあります。 材料 マスタードシード:20g 白ワイン:10㎖ 白ワインビネガー:30㎖ 塩:ひとつまみ 作り方 マスタードシードをミルサーにかけ細かく粉状にする。 ふるいにかけてダマをなくしボウルに入れる。 白ワインを加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。 よく混ぜながら白ワインビネガーを3回に分けて加える。 塩を加えて混ぜて容器に入れ、冷蔵庫で1~2週間ほど寝かせて完成。 ミルサーがなければ、すり鉢で潰しても作れます。また、粉末の具合で舌触りが変わるため、滑らかにしたい場合はしっかりと粉末にしましょう。 粒マスタードを作る 粒マスタードは、フレンチマスタードのように練る必要はありませんが、マスタードシードが必須です。 材料 マスタードシード:大さじ3 塩:小さじ4分の1 ハチミツ:小さじ4分の1 米酢:4分の1カップ 作り方 マスタードシードを空き瓶に入れる。 塩を加え軽く混ぜる。 ハチミツを加える。 米酢を入れ軽く混ぜる。 瓶にフタをして常温でひと晩置く。 様子を見ながらお酢が少なくなってきたら適宜加える。 さらに2日ほど置いたら完成。 イエローマスタードシードかブラウンマスタードシード、もしくは両方を混ぜても作れます。好みに合わせて用意してください。 米酢は、白ワインビネガーでも代用可能です。甘めの粒マスタードにしたければ、ハチミツを増やすとよいでしょう。 粒マスタード特有の食感を減らしたい場合は、完成後にフードプロセッサーなどで細かくするなどで調整可能です。 マスタードを手作りする際の注意点 手作りマスタードは、思ったような味にならなかったり、食べにくかったりしますが、以下の注意点を意識すれば改善できるでしょう。 すぐに食べずに寝かせる。 粘り気を出したいなら粒を潰す。 保存容器は密閉できるものを使い出しっぱなしにしない。 手作りのマスタードは苦いですが、原因は材料を混ぜ合わせてすぐに食べてしまうことが多いためです。ブラウンマスタードシードの苦味は、しっかりと寝かせて熟成させれば落ち着きます。 マスタードシードを潰さない場合、粘り気がないため、食べ物に乗せてもこぼれてしまい食べにくいことがあるでしょう。完成後でもよいので少し潰すと、粘り気が出てこぼれにくくなります。 なお、ハチミツなどを加えていないのに辛みを感じなくなっていく場合は、原因は保存容器にあるようです。密閉できない保存容器を使っていると、食べる前に辛み成分が飛んでしまいます。 マスタード代用はからしなどで代用できる!代用品を使うなら辛さを意識しよう 一般的なレシピに記載されているマスタードとは、主に『フレンチマスタード』を指します。フレンチマスタードと粒マスタードは、食感を気にしないなら相互で代用可能です。 和からしやからしマヨネーズなど、ほかの調味料でもマスタードの代用になります。また、家庭で自分好みの代用品を手作りすることも可能です。 マスタードパウダーやマスタードシードを用意できれば、簡単にマスタードを作ることもできるため、ぜひ自家製マスタードを作ってみましょう。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
「マスタードとして代用可能なものを知りたい」「マスタードとからしの違いは何かな」「和からしでも代用できるのかな」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
レシピに『マスタード』と記載されている場合は、和からしではないことがほとんどです。マスタードも和からしも原料の植物は同じですが、品種と製造方法の違いにより辛さも異なるため、そのまま代用することはおすすめしません。
本記事では、マスタードの代用品や作り方について紹介します。
マスタードを買うためだけに出掛けたくない人は、ぜひ最後までお読みください。
マスタードの代用品になる調味料3選
マスタードは、でき上がった料理に対して辛さを少し追加したい場合にかける調味料なので、辛さがある調味料で代用可能です。マスタードにはいくつか種類がありますが、レシピに記載されているものは、フレンチマスタードを指していることが多いです。
場合によっては粒マスタードを指している場合もあるため、確認しておきましょう。フレンチマスタードと粒マスタードは辛さに大きな差はないため、以下の3種類ならどちらの代用としても使えます。
ただし、粒マスタード特有の食感は再現できないので注意しましょう。
和からし
和からしは少量だけ加えたい場合におすすめです。和からしはマスタードと同じ植物が原料のため、代用に向いています。
和からしは、料理にかけるというより添えられるものです。よって、おろしたしょうがやわさびなどと同じように、少量だけ使用するのがベターとなります。
マスタードと同じ感覚で大量に使用すると、辛くなりすぎてしまうので注意しましょう。
からしマヨネーズ
からしマヨネーズは、マスタードのようにかけて使いたい人におすすめです。和からしと同じくマヨネーズを合わせたものなので、辛みがマイルドになります。また、酸味があることにより、マスタードに近い味わいを感じられるでしょう。
しかし、ベースがマヨネーズであるため、マスタードと比べて高カロリーです。マスタードと同じ感覚で大量に使うと、必要以上にカロリーを摂取することになるため注意しましょう。
西洋わさび
西洋わさびとは『ホースラディッシュ』という名称で市販されている調味料です。山わさびとも呼ばれ、チューブわさびとして市販されている商品に含まれていることもあります。
西洋わさびは洋食に合う調味料です。作る料理が洋食なら、違和感なく辛さを追加できるでしょう。
また、本わさびにも西洋わさびは含まれています。しかし、鼻に抜けるようなさわやかな香りがあるため、マスタードの代用として使うと料理の邪魔になる可能性があります。
一般的にレシピで用いられるマスタードとは
一般的なレシピで『マスタード』とだけ書かれている場合は、基本的にフレンチマスタードを指している場合が多いです。ほかの種類のマスタードが必要な場合は、別途記載されています。
フレンチマスタードの代用に向いているものは、辛さが同じくらいで手に入れやすい粒マスタードです。
ハニーマスタードはハチミツが含まれるので、辛さが欲しい料理だと予想外の味になってしまうでしょう。また、ディジョンマスタードは舌触りがなめらかでまろやかですが、通常のスーパーなどでは取り扱ってない可能性があります。
粒マスタードは、代用品として入手しやすいのが魅力です。しかし、プチプチとした食感があり、料理によっては食感が邪魔になる可能性があるため注意しましょう。
マスタードの種類
マスタードと呼ばれるものは、大きく分けると以下の4種類です。
ほかは呼び名が違うだけか、メーカーなどのブランド名です。原料である植物の種子(マスタードシード)の品種の違いや製造方法によって、それぞれ以下のような特徴があります。
・イエローマスタード
ホワイトマスタードシード
辛さを感じられる
粉末具合によって舌触りに差がある
・あらびきマスタード
プチプチとした食感がある
まろやかな風味と上品な辛さが味わえる
ホワイトマスタードシード
ブラウンマスタードシード
例1:辛みをマイルドにする程度、
例2:甘みが強い
フレンチマスタードは、ペースト状・粉末状の2種類が売られています。粉末状のものは辛みが弱いので、ぬるま湯や調味料で練り、ペースト状にすることになります。
ハニーマスタードは基本的に、フレンチマスタード・粒マスタードとしてでき上がったものにハチミツを加えたものがほとんどです。商品によって甘味が異なるため、しっかり味を確かめてから料理に使いましょう。
マスタードと洋からしの違い
洋からしは、マスタード全般を指していることが多いです。日本で薬味として使われていたからしと、海外から入ってきたマスタードを区別するために『和からし』『洋からし』と呼ばれるようになったという説があります。
和からしが洋からしよりもツンとした辛さが強い理由は、品種と製造方法です。和からしの原料であるオリエンタルマスタードシードは、鼻にツンと抜けるような辛さがあります。
また、マスタードとは異なり、調味料を使わず水で練っていることもより辛くなる要因です。
マスタードの代用品を作るレシピ2選
マスタードを代用する時は、少量なら和からしをそのまま使っても問題ありません。しかし、ある程度の量を使いたい場合は、和からしをベースに代用品を手作りしたほうがよいでしょう。
和からしとマヨネーズ
和からしとマヨネーズを混ぜ合わせるだけで、違和感のない代用品になります。からしマヨネーズという商品もあるので、問題なく代用できるでしょう。
割合は、和からしを3割、マヨネーズを1割です。混ぜ合わせるだけなので、簡単に作ることができます。
マヨネーズは酸味や甘みがあるため、和からしと混ぜ合わせることで自然とマスタード特有の酸味・甘みを再現できるでしょう。
和からしとハチミツ
和からしの辛さとハチミツは相性がよいです。市販されているハニーマスタードに近い味わいを再現できるでしょう。果実酢などで酸味を加えると、よりマスタードに近づけることができます。
しかし、ハチミツが多すぎるとマイルドになるどころか辛さが感じられなくなってしまいます。特に、料理に辛さが必要な場合には気を付けましょう。
マスタードを手作りする方法
フレンチマスタードは、原料であるマスタードシード、または加工後のマスタードパウダーを用意できれば手作りできます。マスタード程度の辛さを目指すなら、品種はイエローマスタードシードを選ぶとよいでしょう。
一緒に入れる調味料などの種類や量を調節できるため、自分好みのマスタードを家庭で作れます。
マスタードパウダーからフレンチマスタードを作る
マスタードパウダーは、基本的にスーパーなどの香辛料のコーナーに陳列されていることが多いため、探してみてください。
材料
作り方
すべての材料を入れ、よく混ぜ合わせるだけで完成です。
マスタードシードからフレンチマスタードを作る
マスタードシードは、普通のスーパーでは取り扱っていることが少なく、成城石井などの高級スーパーやカルディなどの輸入食品店で取り扱っていることがあります。
材料
作り方
ミルサーがなければ、すり鉢で潰しても作れます。また、粉末の具合で舌触りが変わるため、滑らかにしたい場合はしっかりと粉末にしましょう。
粒マスタードを作る
粒マスタードは、フレンチマスタードのように練る必要はありませんが、マスタードシードが必須です。
材料
作り方
イエローマスタードシードかブラウンマスタードシード、もしくは両方を混ぜても作れます。好みに合わせて用意してください。
米酢は、白ワインビネガーでも代用可能です。甘めの粒マスタードにしたければ、ハチミツを増やすとよいでしょう。
粒マスタード特有の食感を減らしたい場合は、完成後にフードプロセッサーなどで細かくするなどで調整可能です。
マスタードを手作りする際の注意点
手作りマスタードは、思ったような味にならなかったり、食べにくかったりしますが、以下の注意点を意識すれば改善できるでしょう。
手作りのマスタードは苦いですが、原因は材料を混ぜ合わせてすぐに食べてしまうことが多いためです。ブラウンマスタードシードの苦味は、しっかりと寝かせて熟成させれば落ち着きます。
マスタードシードを潰さない場合、粘り気がないため、食べ物に乗せてもこぼれてしまい食べにくいことがあるでしょう。完成後でもよいので少し潰すと、粘り気が出てこぼれにくくなります。
なお、ハチミツなどを加えていないのに辛みを感じなくなっていく場合は、原因は保存容器にあるようです。密閉できない保存容器を使っていると、食べる前に辛み成分が飛んでしまいます。
マスタード代用はからしなどで代用できる!代用品を使うなら辛さを意識しよう
一般的なレシピに記載されているマスタードとは、主に『フレンチマスタード』を指します。フレンチマスタードと粒マスタードは、食感を気にしないなら相互で代用可能です。
和からしやからしマヨネーズなど、ほかの調味料でもマスタードの代用になります。また、家庭で自分好みの代用品を手作りすることも可能です。
マスタードパウダーやマスタードシードを用意できれば、簡単にマスタードを作ることもできるため、ぜひ自家製マスタードを作ってみましょう。
[文・構成/grape編集部]