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家で肉を焼くと、なんで硬くなるの? キッコーマンが教える原因が意外なことだらけだった!

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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※写真はイメージ

特別な日のごちそうというイメージがある、ステーキ。記念日や自分へのご褒美といった時にはステーキを食べる人もいるでしょう。

店に行って食べるのもいいですが、家庭でステーキを焼けばより安く済みますよね。しかし、家庭で焼くと火加減などが難しく、肉が硬くなってしまうことも…。

そこで、調味料メーカーのキッコーマン株式会社(以下、キッコーマン)協力のもと、ステーキのおいしい焼き方を紹介します。

ステーキを焼く前の注意点とは

ステーキは肉を焼くだけと思われるかもしれませんが、なかなか奥が深いものです。おいしいステーキを家庭で食べるには、まず以下の点に注意してみてください。

いい肉を選ぶ

おいしいステーキは、まず『いい肉』を選ぶことからスタート。厚めの肉を選ぶと、ゆっくり火が通って肉汁たっぷりなステーキになります。

常温に戻したら火加減に注意

冷蔵庫に入れて保存しておいた肉は「実際に焼く15~30分前には冷蔵庫から出し、常温に戻しておくといい」といわれます。

これはプロの料理人が短時間でも火が通るようにするための技だそうで、必ずしも必要な作業ではありません。家庭で行う場合には、火の通りが早くなってしまうので注意してください。

筋切りをしておく

筋を切っておかないと、焼いている間に肉が反ってしまうことがあります。面倒でも筋切りはしっかり行いましょう。

焼く直前に塩コショウをふる

塩、コショウは焼く直前にするのがよいでしょう。肉を常温に戻す場合、冷蔵庫から出してすぐに塩、コショウをふってそのまま放置すると、肉汁が流出し、うま味成分まで失うことになってしまいます。

特に、必ずしも肉は焼く前に常温に戻さなくてもいいという点は、意外に思った人も多いかもしれませんね。

おいしいステーキの焼き方とは

焼く前の注意点が分かったら、次はおいしい焼き方について覚えましょう。

『おいしいステーキの焼き方』を紹介している、キッコーマンのウェブサイトによると、焼き方のポイントは以下の5つだそうです。

【ステーキをおいしく焼くポイント】

1.焼く前に肉を常温に戻す必要はない。

2.強火で肉の両面にきっちり焼き色を付ける。

3.脂身のある側面も焼く。

4.温かい場所で休ませ、また焼く。

5.焼き加減は触って確かめる。

指でOKの形を作って、親指の付け根辺りの部分をもう一方の手の人差し指で押した時、その硬さと肉を触った時の硬さを比較することで、肉の焼き加減が分かるそうです。

焼き加減を確認する組み合わせは、親指と人差指は『レア』、親指と中指は『ミディアムレア』、親指と薬指は『ミディアム』、親指と小指は『ウェルダン』に相当するといいます。

より詳しい焼き方の手順やポイントは、以下のようになります。

1.フライパンをしっかり熱し、オリーブオイル(もしくは太白ごま油など)を入れる。

2.肉の片面全体に、下味用の塩を半量ふる。

3.熱したフライパンに、塩をふった面を下にして肉を入れ、強火で30秒焼く。火加減はとにかく強めで。油ハネが多くなりやすいので、フライパンの上にふんわりアルミホイルなどをかけてもいい。

4.塩をふってない面に残りの塩をふったら裏返し、そのまま30秒焼く。

5.弱火にして肉をトングで立てて、脂身のある側面を30秒焼く。肉の形によりますが、写真のような肉の場合は脂の厚い上と下の2辺それぞれ焼くようにする。

6.いったんフライパンから取り出し、コンロの横など温度が高めの場所で休ませる。その間、フライパンを弱火にかけておくと、2回目の焼きにスムーズに入ることができます。

7.2分~3分経ったら指でさわって弾力をチェックする。熱くなければ再びフライパンに戻し、上下の面と脂の面を焼く工程を3~4回程度繰り返す(ミディアムレアの場合の目安)。
※塩をふるのは初回のみ

8.指の「OKサイン」と比較して好みの焼き加減になったら、1~2cmの幅にカットして盛り付ける。

本当においしい ステーキの焼き方!フライパンで簡単ジューシー、 上手に焼くコツと焼き加減を解説 ーより引用

キッコーマンのウェブサイトによると、「材料はオリーブオイルと塩だけでもいい!」とのこと。

家庭でおいしいステーキを食べたいという時は、紹介した焼き方を試してみてはいかがでしょうか。

より詳しい解説を確認したい人は、キッコーマンのウェブサイトを参考にしてみてくださいね。


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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