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サワークリームの代用食品7選! 注意点やおすすめレシピ3選も紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

「サワークリームを使いたいけれど、市販のものは高価で購入するのをためらってしまう」「サワークリームをほかの食品で代用したい」などのお悩みを持つ人が多いのではないでしょうか。

サワークリームは、安価で手に入れにくく、近くのスーパーで販売されていないこともあります。

また、購入しても1回では使いきれずに、賞味期限が切れてしまうこともあるでしょう。サワークリームが自宅にないなら、ほかの食品で代用することが可能です。

本記事では、サワークリームをほかの食品で代用する方法を紹介します。サワークリームを代用食品で作るメリットや注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

サワークリームの代用食品7選

乳製品の写真

近所のスーパーなどの身近な場所で手軽に購入できる食品で、サワークリームの味を再現可能です。ここでは、サワークリームの味を再現できるおすすめの食品を紹介します。料理にあわせて代用方法を選択できるように、どのような食品でサワークリームを代用できるか確認しておきましょう。

生クリーム+レモン汁

レモン汁と生クリームを組み合わせることで、市販のサワークリームの味を再現可能です。サワークリームは、乳酸菌によって生クリームを発酵させることで作られています。

生クリームとレモン汁をあわせ、乳酸菌発酵による酸味を再現してみましょう。生クリームとレモン汁の2種類の材料を混ぜ合わせるだけで、手軽に作れます。約100㎖作る際の材料は、以下のとおりです。

【材料】

  • レモン汁:大さじ1
  • 生クリーム:85㎖

以下の手順で作ってみてください。

【作り方】

  1. ボウルなどの容器にレモン汁と生クリームを混ぜ入れる。
  2. 泡立て器などでとろみが出てくるまで混ぜる。

乳酸発酵によってコクや深みが増す市販のサワークリームとは異なり、生クリームの味が残りやすいのが特徴です。料理や好みにあわせてレモン汁の分量を変更すれば、酸味の強さを調整できます。

ヨーグルト+レモン汁

ヨーグルトとレモン汁を組み合わせることでも、サワークリームの味を再現可能です。ヨーグルトは生クリームとは異なり酸味があるので、レモン汁は少量に抑えるのがポイントです。レモン汁の分量が多いと、酸味が強くなって料理に使いにくくなるので注意しましょう。

ヨーグルトをそのまま使うのではなく『水切りヨーグルト』にすると、サワークリームのような食感に。ヨーグルトはサワークリームや生クリームよりも脂質が少ないので、さっぱりとした味わいに仕上がります。約100㎖作る際の材料は、以下のとおりです。

【材料】

  • レモン汁:小さじ2
  • ヨーグルト:90㎖

以下の手順で作ってみてください。

【作り方】

  1. ヨーグルトの水を切る。
  2. 水切りしたヨーグルトを冷蔵庫で1日程度保存する。
  3. ボウルなどにレモン汁と水切りしたヨーグルトを入れて混ぜ合わせる。

ヨーグルトに含まれる水分量によって、仕上がりの硬さが変わります。ヨーグルトに含まれる水分が少ないほど、仕上がりが硬くなるので、料理に合わせて調整しましょう。

クリームチーズ+レモン汁

サワークリームの代わりに、クリームチーズとレモン汁を使う方法です。クリームチーズを使うと、サワークリームよりも硬めに仕上がります。レモン汁とあわせることで、水分と酸味が加わり、サワークリームの味や食感を再現可能です。

コクがあり、濃厚な味わいに仕上がります。約100㎖作る際の材料は、以下のとおりです。

【材料】

  • レモン汁:小さじ2
  • クリームチーズ:90g

以下の手順で作ってみてください。

【作り方】

  1. クリームチーズを常温の状態にして柔らかくする。
  2. ボウルにレモン汁とクリームチーズを投入して混ぜ合わせる。

固形のクリームチーズを使うことで硬めに仕上がるので、クラッカーなどに乗せたり料理のアクセントとして添えたりするのにぴったり。濃厚さを楽しみたい人や、硬めのサワークリームが好みの人におすすめです。

豆乳+レモン汁

豆乳とレモン汁をあわせることでも、サワークリームの味を再現可能です。豆乳を使うことで、サワークリームよりもあっさりとした味わいに。

豆乳の種類として、糖類などを添加した『調製豆乳』と無添加の『無調製豆乳』の2つがあります。調製豆乳と無調製豆乳のどちらを使用するかで仕上がりの味が変わってくるため、好みに合わせて選びましょう。約100㎖作る際の材料は、以下のとおりです。

【材料】

  • レモン汁:大さじ1
  • 豆乳:85㎖
  • 塩:少々

以下の手順で作ってみてください。

【作り方】

  1. ボウルなどの容器にレモン汁と豆乳を入れて混ぜる。
  2. 冷蔵庫に入れて1時間程度放置する。
  3. 塩を加えて混ぜる。

甘めの味に仕上げたい場合は、砂糖を加えてもよいでしょう。また、糖類が添加されている調製豆乳を使うのもおすすめです。

生クリーム+ヨーグルト

ヨーグルトと生クリームを混ぜ合わせると発酵が進み、サワークリームのような味わいに。発酵によってとろみがつき、クリーミーに仕上がります。レモン汁を使わないため、酸味はあまり強く感じません。約100㎖作る際の材料は、以下のとおりです。

【材料】

  • ヨーグルト:20㎖
  • 生クリーム:80㎖

以下の手順で作ってみましょう。

【作り方】

  1. 保存容器にヨーグルトと生クリームを混ぜ入れる。
  2. ふたをして常温で半日程度放置して発酵させる。
  3. とろみが出てほどよく固まってきたら冷蔵庫で冷やす。

ヨーグルトの発酵は、半日ほどの時間を要すことが難点です。時間をかけられない人は、発酵させずに泡立て器で撹拌してとろみをつけましょう。

ヨーグルト+マヨネーズ

生クリームを使用せずに、ヨーグルトとマヨネーズを組み合わせる方法です。ヨーグルトやマヨネーズなどを混ぜ合わせるだけのため、手軽に用意できます。ポテトサラダなど、マヨネーズと相性がよい料理のアレンジとして、使ってみてもよいでしょう。約100㎖作る際の材料は、以下のとおりです。

【材料】

  • ヨーグルト:70㎖
  • マヨネーズ:大さじ2
  • 塩:少々

以下の手順で作ってみてください。

【作り方】

  1. ボウルでヨーグルトとマヨネーズを混ぜ入れる。
  2. 塩を加えてさらに混ぜ合わせる。

短時間で手軽に作れるので、自宅にヨーグルトやマヨネーズがある場合は、作ってみてはいかがでしょうか。

生クリーム+お酢

サワークリームの代用の1つとして、お酢と生クリームを使って作るレシピもあります。お酢をつかって、生クリームに酸味を加えます。お酢を使うと、レモン汁を入れる場合よりもあっさりとした味わいに。

穀物酢や果実酢など、お酢の種類を変えることで、違ったテイストにアレンジ可能です。約100㎖作る際の材料は、以下のとおりです。

【材料】

  • 生クリーム 85㎖
  • お酢 大さじ1
  • 塩:ひとつまみ

以下の手順で作ってみてください。

【作り方】

  1. ボウルでお酢と生クリームを混ぜる。
  2. 塩をひとつまみ加えて混ぜ合わせる。

お酢の分量を増やすと酸味が強くなり、料理に合わせにくくなるので注意しましょう。

サワークリームを代用食品で作る3つのメリット

お店でサワークリームを手に取る女性の写真

ここでは、市販のサワークリームを購入するのではなく、代用食品を使うメリットを解説します。サワークリームがない時にほかの食品を使うか検討している人は、メリットも確認しておきましょう。

好みの味に調整できる

自分好みの味に調整しやすいことが、サワークリームをほかの食品で代用するメリットの1つです。市販のサワークリームのように味が決まっていると、料理によっては合わない可能性があります。

サワークリームは、ほかの乳製品に比べてスーパーでの取り扱いが少ないです。そのため、複数のサワークリームを比較し、料理に適した商品を選ぶことはできないでしょう。

市販のサワークリームの味わいが料理に合わなかったり好みでなかったりした場合は、ほかの食品で代用することで解決できます。料理やスイーツなど、用途にあわせて味を調整しやすい点がサワークリームをほかの食品で代用するメリットです。

出費を抑えられる

市販のサワークリームよりも代用食品を使ったほうが、出費を抑えられます。市販のサワークリームの価格は90㎖で300円以上のものが多く、中には1千円以上するものも。サワークリームの使用頻度が低い場合、購入するのをためらう人もいるでしょう。

食費を抑えたい人は、ほかの食品で代用するのがおすすめです。安く手に入る食品でサワークリームの味を再現すれば、出費を抑えられます。

必要な分だけ作れる

料理に使いたい分量に合わせて、必要な量だけ作れることがメリットです。市販のサワークリームの場合は、必要な分量だけ購入できないので、短期間で使い切れないことがあるでしょう。

ほかの食品で代用することで、料理に必要な分量を用意できます。余って無理に消費する必要がなくなるので、特にサワークリームの使用頻度が低い人は、ほかの食品で代用するのがおすすめです。

サワークリームを代用食品で作る時の注意点

サワークリームの写真

ほかの食品でサワークリームの味を再現する時は、こまめに味見をして材料の分量を調整しましょう。特にレモン汁を入れるレシピの場合は、使う量が多すぎると酸味が強まり、料理やお菓子に活用しにくくなります。

複数のレシピを試してみて、使う食品や味付けを決めるのもおすすめです。サワークリームを使う料理やお菓子の材料と相性がよさそうなレシピを選択しましょう。

仕上げる味を考えずにサワークリームを作ってしまうと、いざ料理に使用する時にミスマッチになってしまう可能性も。まろやかな味や甘めの味など、イメージに合わせて使用する調味料や食材を選びましょう。

サワークリームをほかの食品で代用すると、市販のものとは違う味に仕上がるのも注意点の1つです。サワークリームと全く同じ味わいにはできないので、仕上がった料理やお菓子の味に影響を与えます。味だけでなく舌触りも異なるので、理解した上で代用しましょう。

サワークリームの代用食品で作るおすすめレシピ3選

ドライトマトとスパイシーソースのブルスケッタの写真

ここでは、サワークリームの代用食品が使えるおすすめレシピを紹介します。サワークリームの代用食品を有効活用したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ディップソース

ディップするソースに、サワークリームが使われることがあります。サワークリームがない時は、以下の材料を用意してディップソースを作りましょう。

【材料(1人分)】

  • 代用サワークリーム(レモン汁+ヨーグルト):30g(レモン汁5g、ヨーグルト25g)
  • たまねぎ:5枚
  • 塩:大さじ2
  • オリーブオイル:小さじ1
  • ブラックペッパー:少々

ディップソースの作り方は、以下のとおりです。

【作り方】

  1. たまねぎをみじん切りにして、水気を飛ばす。
  2. すべての材料をブレンダーにかける。

玉ねぎをみじん切りにしたら、すべての材料をブレンダーにかけるだけで完成します。手軽におしゃれなディップソースを作りたい人におすすめのレシピです。

プリン

ほどよく酸味の効いたプリンのレシピです。サワークリームの代用に、生クリームとレモン汁を使います。生クリームを使うことで、まろやかでクリーミーな味わいに仕上がりに。レモン汁の酸味がよいアクセントになります。プリンを作る際は、以下の材料を用意しましょう。

【材料(2人分)】

  • 代用サワークリーム(レモン汁+生クリーム):50g(レモン汁5g、生クリーム45g)
  • 牛乳:250㎖
  • 卵:2個
  • 砂糖:大さじ2

作り方は、以下のとおりです。

【作り方】

  1. ボウルに卵を割り入れて砂糖と混ぜ合わせる。
  2. 1に牛乳と代用サワークリームを入れてかき混ぜる。
  3. 濾し器や網で濾して容器に移す。
  4. 容器を鍋に入れて弱火で20〜30分蒸す。
  5. 火を止めて10分程度放置し、冷蔵庫で冷やす。

代用サワークリームの材料を、生クリームではなくクリームチーズやヨーグルトなどに変えてアレンジするのもおすすめです。

バゲット

サワークリームをほかの食品で代用しバケットに乗せると、おしゃれな一品が完成します。以下の材料を用意しましょう。

【材料(1人分)】

  • 代用サワークリーム(レモン汁+クリームチーズ):小さじ2(レモン汁少々、クリームチーズ10g)
  • バゲット:5枚
  • とろけるチーズ:大さじ2
  • マヨネーズ:小さじ1
  • ブラックペッパー:少々

作り方は、以下のとおりです。

【作り方】

  1. バゲットをオーブントースターで焼く。
  2. 焦げ目が少しついたら、とろけるチーズをのせる。
  3. 代用サワークリームとマヨネーズをバゲットにのせる。
  4. ブラックペッパーをかける。

少し贅沢な朝食やおやつとして作ってみてはいかがでしょうか。また、お酒との相性がよいので、おつまみにするのもおすすめです。

サワークリームは代用できる!身近な食品を使って調理してみよう

サワークリームの写真

サワークリームは、身近な食品で代用できます。家庭料理で使用する調味料や乳製品を組み合わせて、オリジナルの味付けにアレンジ可能です。

ほかの食品で代用することで、市販のサワークリームを購入するよりも安価に済ませられるメリットがあります。手作りすることで、市販の商品よりも自分好みの味に仕上げられるのも嬉しいポイントです。

サワークリームをほかの食品で代用する際は、使用する食品や調味料の分量に注意しながら、料理に合う味に仕上げましょう。サワークリームが手元にない場合は、身近な食品を使って味を再現してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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