開封後のケチャップとマヨネーズ メーカーが教えるおすすめの置き方に目からウロコ
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トマトケチャップやマヨネーズといった、ソフトボトルの調味料を冷蔵庫に保存する際に悩むのが置き方です。
そのままキャップを上向きに置くのか、それともキャップを下にする、逆さ置きがいいのでしょうか。それぞれの調味料を販売するメーカーに取材しました。
マヨネーズは出しやすさを踏まえて下向きに
まずは、キユーピー株式会社(以下、キユーピー)に、マヨネーズの置き方を聞いたところ、以下の回答がありました。
中身が少なくなったら下向きのほうがマヨネーズが出しやすくなるので、下向きをお勧めします。
また、開栓後は冷蔵庫で保存し、1か月を目安に使い切っていただくことをお願いしています。
※写真はイメージ
また、キユーピーよると、「0℃以下では油が分離してしまうので、冷蔵庫でも冷気の当たる場所は避け、ドアポケット付近に置くのがお勧め」とのこと。そのため、マヨネーズを冷凍庫で保存するのもNGです。
ちなみに、マヨネーズは未開栓の状態であれば常温保管が可能です。
酸素は植物油を酸化させ、風味を劣化させてしまいますが、キユーピーのマヨネーズでは酸素を除き、遮断するために、容器や製法で数々の工夫をしているとのことです。
トマトケチャップは上向き
次はトマトケチャップの置き方について、カゴメ株式会社に聞いてみると…。
トマトケチャップは、静置しておくと液体部分が分離し、注ぎ口の部分に分離した液体がたまってしまうことがあります。ただし、品質には問題ありません。
そのため、容器を逆さまに保管すると、トマトケチャップの液体部分が分離し、漏れ出てしまうことがありますので、アルミシールを開封した後はキャップを上に保管するようお勧めしています。
続けて、トマトケチャップが分離してしまった場合の対処法や、保存方法についても聞いてみました。
分離した場合は容器を揉んだり、揺り動かしたりして、十分に混ざるようにしますと、元の状態に戻ります。
なお、冷蔵庫に保存する時に、中の空気をしっかり抜くと分離を防ぐことができますので、飛び出ないように注意しながら空気を抜いて保管いただくとよいです。
開封した後は時間が経つにつれて風味が落ちてきますので、品質劣化をできるだけ抑えるために、開封後は必ず冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫で保存すればすぐに傷むことはありませんが、開封後は1か月程度でお使いいただくようお勧めしております。
※写真はイメージ
番外編!ソースはどうしたらいいのか?
マヨネーズは下向き、トマトケチャップは上向きに置くということですが、中濃ソースやウスターソースといった『ソース類』はどうなのでしょうか。
一般社団法人日本ソース工業会に聞いてみたところ、このような回答がありました。
粘度の高いソースについては固形物が分離することはないので、そのままでも逆さにしてもどちらでもかまいません。
粘度の低いソースについても、どちらの向きで保存しても問題はありませんが、固形物が沈殿するため、使用前に数回振って使用することをお勧めします。
そもそもソース類はボトル自体が逆さ保存には適していないものがほとんどですが、逆さ置いても問題はないようです。
※写真はイメージ
どの調味料も「反対に置いていた!」という人は、今日から各メーカーお勧めの置き方に変えてみてはいかがでしょうか。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]