生花店員「初めて」 葬儀の依頼に「泣ける」「これをしてあげたかったな~!」
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大切な人を亡くした直後は、深い悲しみが押し寄せます。
故人を想い、悔いのないお見送りができれば、自身の悲しみをゆっくりとでも受け入れられるかもしれません。
葬儀場の祭壇を生花や造花で飾った『花祭壇』は、そんな遺族の心に寄り添っています。
遺族の意向で、葬儀場の花があの形に!
青森県八戸市にある生花店で、生花祭壇や供花、フラワーアレンジメントなどを制作している、タネイチタツヤ(tane1_tatsuya)さん。
生花店に10年以上務めており、花祭壇師としての仕事の動画をTikTokに投稿しています。
ある日、タネイチさんは、今までと違う初めてのタイプの依頼を受けて、生花を使った花祭壇の制作に取り組んだそうです。
人気があり、昔から選ばれる花祭壇のデザインは、曲線で抽象的な模様を描くことが多いのですが…。
タネイチさんの場合、最初に遺族から花のイメージを教えてもらい、デザインを描き起こしているとのこと。
故人が好きだった物や性格、趣味など、思い浮かんだものを聞き取り、花で表現するのです。
今回依頼があったのは、故人が乗っていた車のデザイン。それをタネイチさんが生花で表現すると、今にも走り出しそうな車となりました!
花の白色と緑色の配色が絶妙で、美しいですね。
動画は人々の心に刺さり、称賛の声が寄せられています。
・最高のお見送りで泣ける。これぞプロフェッショナルだなぁ。
・なんて美しい車でしょう。素敵な最期のドライブ、故人様も喜んでいると思います。
・考えたこともなかった。父親の葬式で、これをしてあげたかったな~!
・生花祭壇は思い出深いです。我が家は亡くなった家族が好きだった海のイメージで作っていただき、いいお葬式になりました。
・葬儀関係者です。故人様と遺族様のお気持ちを思ったら、グッときました。
遺族はもちろん、見送られる故人も、愛車の再現を嬉しく思ったことでしょう。
柔らかでいい香りのする車に乗って、天国へのドライブを楽しんだかもしれませんね。
人々の想いをくみ取り、形にする仕事の大切さや、温かさが感じられる投稿でした。
[文・構成/grape編集部]