「遠いから明日、自分で行く」 実際にあった119番通報がこちら
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

「なんとなく恥ずかしい」 女性が抱えるココロとカラダの悩みに専門医は…女性の多くが抱えているのに、他人にはちょっと話しづらい、心と身体の問題やリアルな悩みについて、さまざまなセッションが行われました。女性の健康推進の必要性と課題について考える、ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会主催のイベント『わたしたちのヘルシー 〜⼼とからだの話をはじめよう in Mar.2025』が、2025年3月7日15時より順次配信。
近年、救急車不足が社会問題になっています。不足している理由の1つに、救急車の不適正利用があるとのこと。
緊急性のない症状で救急車を呼ぶ人によって、本当に必要な人の元へ救急車の到着が遅れてしまうのです。
『こんな救急はイヤだ!』
奈良県生駒市にある生駒市消防本部のInstagramアカウントは、『こんな救急はイヤだ!』と題して、動画を公開しています。
実際にあった救急事案を2つ、アニメーションで紹介しました。
1つは、「帰りも送ってほしい」といわれ、できないことを説明したら搬送を辞退したケース。
もう1つは、診察できる病院の説明をしたら「遠いから明日、自分で病院に行く」と搬送を辞退したケースです。
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どちらも、本当に体調が優れなかったのかもしれませんが、救急車が必要だったかどうかは疑問に感じますね。
動画の最後では、「救急車は限りある資源です」と強調しました。
救急車がすべて出動した場合は?
生駒市消防本部によると、生駒市の場合、市内には救急車が5台しかないとのこと。救急車がすべて出動した後に、要請がかかった場合、消防車が出動して応急処置を行うそうです。
しかし、法律で消防車を使った傷病者の搬送は認められていないため、病院へ搬送するには救急車の到着を待たなくてはいけません。
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本当に必要な人のために、救急車は適切に利用するようにしましょう。
また、救急車を呼ぶべきか迷った時には、全国24の地域で対応している『♯7119』などに電話して相談し、緊急性が高い場合は迷わず119番通報をしてください。
[文・構成/grape編集部]