「二度とやるか」 藝大生が描いた『絵』に、称賛の声が集まったワケとは?
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小2の作文に「トイレで声が出た」「天才がいる」 担任からのひと言が?小学2年生の作文にクスッとさせられます。先生からのコメントが?
・光の反射具合とか、すごすぎる。
・あまりにニッチすぎて、笑っちゃいました!
・これはえぐすぎる。一つひとつ違うのがやばいですね。もはや修行僧でもやらないレベル。
このようなコメントが寄せられたのは、Naoya Ohtani(@aka_nuc)さんがXに投稿した2枚の写真です。
投稿には、なんと13万件以上の『いいね』が付き、大きな反響を呼びました。
Ohtaniさんは、日本で唯一の国立総合芸術大学である、東京藝術大学の卒業生。大学を卒業した後もその画才を生かし、XやYouTubeなどで、手掛けた絵を発信しています。
投稿した写真にも、Ohtaniさんの作品が写っていたのですが、モチーフにしたものが少し変わっていて…。
多くの人を驚かせた、実際の写真をご覧ください。
「YouTubeに投稿するために描いたけど、全然視聴されなくて『二度とやるか』ってなったやつ」
Ohtaniさんが描いたのは、まさかの気泡緩衝材!
中に入っている空気によって、一つひとつの形が異なる気泡を、見事に模写していました。
2枚目の画像だけを見ていると、もはや写真なのか絵なのか、見分けがつかなくなりそうですね。
Ohtaniさんに、なぜ気泡緩衝材を描こうと思ったのかを聞いてみると、このように答えてくれました。
YouTube用に描く絵のモチーフを考えていたところ、手元にあった気泡緩衝材の中に『ハート』が混ざっていることに気が付き、描こうと思いました。
細かく時間を測ったわけではありませんが、だいたい3日間ほどで制作しました。
Ohtaniさんが見つけたという、ハートの形をした気泡は、両方の写真に写っているので探してみてください。
ちなみに、期待とは裏腹にあまり視聴されなかったという、YouTubeに投稿した動画がこちらです。
制作の様子を見れば、いかに大変で、気が遠くなるような作業だというのが分かるでしょう。
動画の再生回数は伸びずとも、Xで反響を呼んだことをきっかけに、Ohtaniさんには、また多くの人を驚かせるような『アート』を生み出してほしいですね!
[文・構成/grape編集部]