保護犬の譲渡会で、少女が真っ先に駆け寄った高齢犬が?「大泣きした」
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アメリカのミネソタ州に住むアンバー(bruno.thesouldog)さんが、娘さんと一緒に近所のスーパーマーケットに出かけた時のことです。
買い物を終えた2人は、道路の向かいにあるペット用品店の駐車場で、保護犬の譲渡イベントが開かれているのに気が付きました。
彼女たちはちょっと覗いて見るだけのつもりで、そのイベントに立ち寄ることにします。
少女と高齢犬の運命の出会い
会場に着くと、娘さんは迷わず端の方に置かれたケージに駆け寄ったのだそう。
子犬やほかの愛らしい犬たちには目もくれず、まるで引き寄せられるように1匹の高齢犬に近付いたのです。
その犬はブルーノくんといい、娘さんと一瞬で仲よくなったため、アンバーさんはとても驚いたのだとか。
彼女たちはこの日、犬を引き取る予定ではなかったため、いったんその場を後にしました。
しかし、娘さんはブルーノくんの話が止まらず、「もう一度会いたい!」というため、親子は30分後に再びイベント会場へ戻ります。
娘さんがブルーノくんとの再会を喜ぶ姿を見て、アンバーさんは彼を引き取ることを真剣に考え始めたといいます。
それから数時間後、今度は家族全員でブルーノくんに会いに行くと、1分もしないうちに全員がブルーノくんに夢中になったのです!
アンバーさんはすぐに手続きを済ませ、ブルーノくんを家族として迎え入れました。
アンバーさんがブルーノくんとの出会いについてTikTokでシェアすると大きな反響が上がり、多くの祝福の声が寄せられました。
・本当に一瞬で心がつながったんだね。娘さんとブルーノの出会いは運命だったんだよ。
・この高齢犬を引き取ってくれてありがとう。ブルーノの残りの犬生はきっと素敵なものになるでしょう。
・大泣きした。あなたもご家族も素晴らしい人たちだ。
・なんて優しくて思いやりのある女の子なのだろう。これは娘さんにとって、人生を変える出来事になるね。
アンバーさんはブルーノくんに出会った時、譲渡イベントのスタッフからブルーノくんは野良犬だったと聞かされていました。
ところが、動画が広まった後、ブルーノくんの仮里親だったという人から連絡が来たのだそう。
実はブルーノくんは野良犬ではなく、2024年10月にアーカンソー州で前の飼い主が手放した犬だったのです。
飼い主に捨てられた後、アンバーさんの家族になるまでに、2つのシェルターと、2人の仮里親の元で過ごしていたことが分かりました。
現在は、ブルーノくんは新しい家にすっかりなじんで、穏やかな毎日を過ごしているそうです。
飼い主に捨てられ、いくつもの場所を転々とした後、ついに新しい家族と出会えたブルーノくん。
あの日、アンバーさんと娘さんが何気なく譲渡イベントに立ち寄ったのは、偶然ではなく運命だったのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]