「優しさじゃないよ」字幕版を選んだ小学生の言葉に 読者が涙した漫画
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漫画家・イラストレーター
羊の目。
SNSで漫画を発信し、独特なストーリー展開と温かみのあるイラストが話題となる。
著書に『スキありオムライス』『1%ORANGE sideA sideB』『アウトサイダーズ』『おひさまとえんぴつ』。
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映画は1人で観るのもいいですが、誰かと観ると、感想などを共有できる楽しさが生まれます。
羊の目。(@odorukodomo8910)さんは、映画鑑賞会をする小学生たちを漫画に描き、Xに投稿しました。
鑑賞会を開いたのは、普段から姉とよく映画を観るという、杏ちゃん。みんなで観るために、字幕版の洋画を用意して…。
字幕版を選んだ理由に込められた、杏ちゃんの思い
鑑賞会には、杏ちゃんと同じクラスで、生まれつき耳が聞こえない沙希ちゃんも参加していました。
杏ちゃんは、沙希ちゃんも一緒に楽しめるように、あえて字幕版の映画を選んだようです。
字幕があれば、セリフや音声の情報を画面上の文字で追えるため、沙希ちゃんも他のみんなと同じようにストーリーを楽しめます。
字幕版を選んだ理由に気付いた姉に対し「優しさじゃないよ」と伝える、杏ちゃん。
杏ちゃんにとって、沙希ちゃんが楽しめる映画を選ぶのは特別な配慮ではなく、「みんなで楽しむために当然すること」だったのだとわかります。
その言葉に、グッときたという人が続出しました。
読者から寄せられた反応
・優しさではなく『楽しさ』か…。素敵すぎて、涙が出た。
・本人にとっては当たり前のことなんだろうな。だから『優しさ』という言葉がしっくりこないんだと思う。
・『誰かのため』を自分のためにできる素晴らしい子だね。
「優しさではなく楽しさ」という言葉が多くの人の心に刺さったようで、コメント欄には共感の声が多数寄せられました。
人と集まって何かをする時には「どうしたらみんなで楽しめるだろう?」と、考えますよね。杏ちゃんにとってそれは、当たり前のこと。
映画のセレクトは、沙希ちゃんだけでなく『みんな』のことを平等に考えた結果だったからこそ「無理をして気を使ったわけではない」という旨を伝えたかったのでしょう。
「優しさじゃない」と心からいえる『真の優しさ』は、多くの人の心を揺さぶったはずです。
[文・構成/grape編集部]