耳が聞こえない女の子 映画鑑賞会に行くと…「涙が出た」「グッとくる」
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店員「ちょっとちょっと」 3児を連れて歩く女性に「見てらんないんだよ」「東京の人は冷たい」とよく言うけれど、それは都市伝説かもしれない。子連れの女性が、それぞれ別の日に受けた、見知らぬ人からの優しさや気遣いに感動!

男の子にゆっくり近づく長髪の女性 母に電話したわけに「そっちかい」「笑った」ホラー映画で定番なのが、「背後から得体の知れない『何か』がゆっくりと近付いてくる」というシーン。背後から何かおぞましい気配を感じたが最後。恐怖心から、振り返ることもままならないでしょう。漫画家の洋介犬(@yohsuken)さんは、Xで『居る!居る!』と題した創作漫画を公開しました。
映画は1人で観るのもいいですが、誰かと観ると、感想などを共有できる楽しさが生まれます。
羊の目。(@odorukodomo8910)さんは、映画鑑賞会をする小学生たちを漫画に描き、Xに投稿しました。
鑑賞会を開いたのは、普段から姉とよく映画を観るという、杏ちゃん。みんなで観るために、字幕版の洋画を用意して…。
鑑賞会には、杏ちゃんと同じクラスで、生まれつき耳が聞こえない沙希ちゃんも参加していました。
杏ちゃんは、沙希ちゃんも一緒に楽しめるように、あえて字幕版の映画を選んだようです。
字幕版を選んだ理由に気付いた姉に対し「優しさじゃないよ」と伝える、杏ちゃん。
その言葉に、グッときたという人が続出しました。
・優しさではなく『楽しさ』か…。素敵すぎて、涙が出た。
・本人にとっては当たり前のことなんだろうな。だから『優しさ』という言葉がしっくりこないんだと思う。
・『誰かのため』を自分のためにできる素晴らしい子だね。
人と集まって何かをする時には「どうしたらみんなで楽しめるだろう?」と、考えますよね。杏ちゃんにとってそれは、当たり前のこと。
映画のセレクトは、沙希ちゃんだけでなく『みんな』のことを平等に考えた結果だったからこそ「無理をして気を使ったわけではない」という旨を伝えたかったのでしょう。
「優しさじゃない」と心からいえる『真の優しさ』は、多くの人の心を揺さぶったはずです。
[文・構成/grape編集部]