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バーベキューに必要な炭の量は?炭の燃焼時間と火おこしの方法も紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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バーベキューに必要な炭の量は?炭の燃焼時間と火おこしの方法も紹介

※写真はイメージ

昨今は、手ぶらでバーベキューができる店や施設が増えているようです。しかし、場所や環境によっては、バーベキューで使うものを事前に準備する必要があります。

そんな時に気になるのが炭の量です。初心者はもちろん、いつもと違う人数で行う場合、必要な炭の量が分からなくなることもあるでしょう。 

本記事ではバーベキューで必要な炭の量を知りたい人のために、一般的な目安をご紹介したうえで、炭の種類別に特徴と燃焼時間の目安を解説します。

火おこしから消火の仕方まで説明するため、バーベキュー初心者はぜひ参考にしてください。

【人数別】バーベキューに必要な炭の量の目安

【人数別】バーベキューに必要な炭の量の目安

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一般的には、一回のバーベキューでは1人あたり、もしくは1時間あたり1kgの炭が必要といわれています。

ただし、食べ物の量によって変わるほか、七輪かバーベキューコンロ、焚火台のどれを何台使うか、炭はどの種類を使うかなど、バーベキューのやり方によっても変わるようです。

大人数の場合はコンロの台数に3kgをかけて計算するか、もしくは使用時間で決めてもよいでしょう。

例えば、4〜5人用のコンロを1台使用する場合は、3kgほど用意することをおすすめします。

なお、海など風が強い場所では酸素の供給量が多いため、炭の減りが早くなるとされています。不安な人は炭を多く準備しましょう。

余った炭は繰り返し使えるため、次回のバーベキューで使用可能です。

バーベキューに必要な炭は、ホームセンターなどで購入できます。近くのホームセンターなどで探してみてください。

【種類別】バーベキューに使う炭の燃焼時間の目安

【種類別】バーベキューに使う炭の燃焼時間の目安

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バーベキューに使う炭には、いくつか種類があり、それぞれ燃焼時間の目安や価格が異なるため、自分に合ったものを購入しましょう。

なお、炭の燃焼時間は環境や天候によって左右されます。そのため、あくまで目安として参考にしてください。

黒炭(木炭)

黒炭はもっともメジャーな種類の炭です。ナラやカシ、クヌギなどの広葉樹を材料としています。

  • 燃焼時間の目安:約2時間
  • 価格:千円~4千円(6kg)

火がつきやすく火力が強いとされているほか、安価なため初心者向きです。

3kgあたり500円~2千円と比較的価格が低いうえ、ホームセンターなどで簡単に入手できます。

白炭(備長炭)

白炭は主にウバメガシを材料とした炭です。燃焼時間が長いとされているため、料理をじっくり楽しみたい人にはぴったりでしょう。

  • 燃焼時間の目安:6~8時間
  • 価格:約6千円(3kg)

また、煙やにおいが少ないことも特徴です。焼き魚や焼き鳥など素材の味を生かしたい時に使えます。

成形炭(オガ炭)

オガ炭とも呼ばれる成形炭は、おがくずなどを圧縮して成形した炭です。一つひとつの大きさがそろっており、火力の調整がしやすいのも特徴でしょう。

成形炭には、軟らかめと硬めの主に2種類のタイプがあります。柔らかめのものは火がつきやすく硬めのものは中身が詰まっていて火がつきにくいとされています。

  • 燃焼時間の目安:2~5時間
  • 価格:600~1400円(3kg)

また、成形炭には火が付きやすいように加工されている商品もあるため、火おこしが簡単なようです。着火剤代わりに入れてもよいでしょう。

マングローブ炭

マングローブを材料とした炭です。低価格で手に入れやすいですが、燃焼時間は短めとされています。

  • 燃焼時間の目安:1~2時間
  • 価格:500~600円(3kg)

炭を途中で追加すれば、長時間楽しめるでしょう。ただし、炎が上がりやすく煙やにおいが多いとされているため、安全管理が必要です。

バーベキューの炭の保管方法

バーベキューで使う炭は、吸湿性があるとされているため、適切な保管が求められます。

空気中の水分を吸った炭を使用すると、水分が熱によって膨張し、『爆跳(ばくちょう)』と呼ばれる小さな爆発が起きる可能性があるようです。

爆跳のリスクを下げるためには、以下の方法で炭を保管してください。

【炭の保管方法】

  1. ビニール袋に炭を入れて空気が入らないよう密閉する。
  2. 袋を二重にするか乾燥剤を入れる。
  3. ダンボールやプラスチックケースに入れる。
  4. 湿気の少ない場所で保管する。

なお、使用前の炭や余った炭と使用済みの炭を一緒に保管してはなりません

使用済みの炭は内部で燃焼している可能性があるため、一緒に入れると火災につながる恐れがあるようです。

バーベキューの炭火のおこし方から消火の仕方

バーベキューの炭火のおこし方から消火の仕方

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バーベキューは炭を上手に着火できなければ始まりません。そこで、火おこしの方法から消火の仕方までを説明します。

1.火おこしに必要なものを準備する

まずは必要なものがそろっているか、準備しながら確認しましょう。準備せずに始めると手間取って慌ててしまうかもしれません。

もし足りないものがあれば、この時点で追加しましょう。炭や着火剤、ライターなどは、キャンプ場近くにあるコンビニで売っていることもあります。

【バーベキューの火おこしに必要なグッズ一覧】

  • 七輪やバーベキューコンロ
  • 火ばさみ
  • 耐熱グローブ
  • 着火剤
  • 先の長いライターやマッチ
  • うちわ
  • 火消し壺

初心者の場合、ガスバーナーでの着火もおすすめです。ライターやマッチよりも火の勢いが強いため、着火しやすいでしょう。

2.着火剤や固形燃料と炭をセットする

着火剤にはアルコールなどの可燃性の高い成分が含まれているとされるため、火おこしにおすすめです。市販の固形燃料も火を持続させられるため、初心者にはピッタリでしょう。

炭をセットする際は、煙突状になるよう組み立ててください。煙突状にすることで下から空気が入りやすくなって上昇気流が発生し、効率よく燃焼できるとされています。

3.着火して空気を送り込む

着火剤や固形燃料と炭がセットできたら、先の長いライターやマッチなどで着火しましょう。ガスバーナーを使う場合は、炎を炭の中心部に向けて燃焼させてください。

火が落ち着いてきたら、うちわなどで空気を送り込み、燃焼を進めます。

ただし、着火してすぐに空気を送り込まないようにしましょう。空気をすぐに入れると火が消えたり、着火剤をすべて燃やしてしまったりする恐れがあります。

なお、火が弱いからといって着火剤を継ぎ足さないでください。一気に燃え広がり、火災につながりかねません。

4.『熾火(おきび)』になるまで待つ

熾火(おきび)とは、炭の表面がうっすらと白くなり、内部が赤くなっている状態のことです。炎は上がっておらず、赤く静かに燃えています。

熾火は高温になっている証拠なのだそう。この状態になってから調理をスタートしましょう。

なお、熾火になったら炭の位置を片側に寄せる『サイドウォール』と呼ばれる配置に変えるのがよいそうです。

高温ゾーンと保温ゾーンに分ければ、食材によって焼き加減を調節できるため、よりおいしく食べられるかもしれません。

5.火消し壺に入れて消火する

炭の火を消す方法はいくつかありますが、その中でも火消し壺に入れる方法がおすすめです。

火消し壺に炭を入れて蓋をすることで、酸素の供給を断ち、火が燃えない状態になります。この方法であれば、一気に炭を入れて効率的に消火でき、炭を再利用することも可能なようです。

ただし、炭を入れてすぐに火消し壺に蓋をすると、内部の気圧が下がって蓋が開かなくなることがあるのだとか。そのため、少し放置してから蓋をしてください。

火消し壺に使用済みの炭を入れて蓋をしたら、1時間以上放置するとよいでしょう。

なお、火消し壺は高温になるため、素手で触らないように注意してください。

密閉できる缶であれば火消し壺にできますが、取っ手がないため既製品を購入するとよいでしょう。

おすすめしない消し方

火消し壺を使う方法以外に炭を消す方法はいくつかありますが、ここではおすすめしない消し方や誤った消火方法を紹介します。

安全面や効率を考えると、水を張ったバケツに炭を入れて消す方法はおすすめしません。一度に大量の炭を入れて消火しようとすると、水蒸気によって火傷を負う可能性があるためです。

水蒸気による火傷を防ぐには、炭を1つずつ水にゆっくりと入れる必要があるとされていますが、時間がかかり効率がよいとはいえないでしょう。

また、炭を土や砂などに埋めて消火する方法は絶対にやめてください。気付かずに人が踏むと、やけどをしてしまう可能性があるため、危険な方法です。

炭の火を消す際は、周りの人の迷惑にならない方法を選ぶようにしましょう。

バーベキューで使う炭の量は多めに準備すると安心

バーベキューで使う炭の量は、一般的に1人あたり、または1時間あたり1kgが目安と分かりました。

ただし、炭の種類と周囲の環境などによって燃焼時間が異なるとされているほか、バーベキューコンロの大きさでも使用量は異なるようです。

バーベキューで必要な炭の量は人数で決めるのではなく、コンロの数に合わせると用意しやすいでしょう。不安な人は炭を多めに準備するのがおすすめです。

なお、火気厳禁の場所でバーベキューを行わないほか、火消しはしっかりと行い、砂浜に埋めるなどの危険な処理をしないでください。

本記事を参考に、バーベキューをする際は安全に注意して楽しみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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