葉っぱに表現されたキャラクターが? 「なんか泣ける」「最高ランクだ」
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2025年10月13日に惜しまれながら閉幕した『2025年日本国際博覧会(通称、大阪・関西万博)』。
『大阪・関西万博』を盛り上げたキャラクターのミャクミャクは、特徴的なビジュアルとクセになるかわいさで、国内外問わず多くの人を魅了しました。
連日、テレビやSNSで目にしていたミャクミャクを、私たちが見る機会はだんだんと減っていくでしょう。
そんなミャクミャクとの別れを惜しむ作品を、自身のXに投稿したのは、葉っぱ切り絵作家のリト(@lito_leafart)さんです。
14万件もの『いいね』が寄せられるなど、たくさんの人が心を揺さぶられた作品を、リトさんの言葉とともにご覧ください。
「『脈』があったら、また会える」
リトさんが制作したのは、葉脈を生かし、木の枝に座っているミャクミャクをモチーフにした作品。
大きく手を振るミャクミャクの体には、葉脈がくっきりと浮かび上がっており、まるで血が通っているようではありませんか…!
ミャクミャクと再会できる機会を願いたくなる作品には、このようなコメントが寄せられています。
・なんか泣けてきた…。ミャクミャクとは、これで『さようなら』じゃないよね?
・縁があれば、生きてさえいれば、きっとまた会える…。たくさんの意味が含まれていて素敵です!
・座布団20枚差し上げます!『ミャクミャクロス』だった心に染みました…。
・最高ランクのかわいらしさだ。また会おうね、ミャクミャク!
リトさんの作品は、ミャクミャクを恋しく思う人の心を優しく包み込んだようですね。
葉っぱのミャクミャク、込めた思いは?
grapeはリトさんに、ミャクミャクをモチーフにした葉っぱ切り絵に込めた思いや、制作のポイントを取材しました。
――作品には、どんな思いが込められているのでしょうか。
僕の知り合いにミャクミャクの熱狂的なファンがいます。
『大阪・関西万博』が終わってさびしがっているだろうなって思っていたら、ミャクミャクが手を振ってバイバイしているイメージが頭に浮かんできたんです。
SNS上でも、ミャクミャクとの別れを惜しんでいる声がたくさん上がっていたので、このタイミングで作ったら喜んでもらえるかなって思い、制作しました。
――制作の際にこだわったポイントを教えてください。
せっかくなら、葉っぱであることを生かしたいと思って、いろいろとアイディアを考えました。葉っぱには葉脈があるので、『脈』と『ミャク』をかけたら面白いんじゃないかなと。
ミャクミャクが座っている枝、周りの枝など、葉脈をそのまま使っているのがこだわりポイントです。
葉っぱを愛しているリトさんならではのアイディアが、たくさん詰まっているようですね。
リトさんの作品を見て、たくさんの人が「ミャクミャクにまた会える日を楽しみにしよう」と前向きになったことでしょう!
[文・構成・取材/grape編集部]