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「こんな一面もあったなんて」 極寒の中、3時間待ち続けた『奇跡の1枚』とは

By - grape編集部  公開:  更新:

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氷柱をなめる野鳥

リスやウサギ、タヌキなど、愛らしい姿で人気を集める野生動物は多くいます。

しかし、そんな野生動物たちの『かわいいだけではない一面』を垣間見た時、不思議な感動を覚えるかもしれません。

北海道の森で撮ったのは?

北海道十勝郡で風景や野生動物を撮影している、北のキャメラ(@kitano_camera)さん。

2025年11月20日、Xに投稿した1枚は、ある野鳥の意外な姿を捉えていました。こちらをご覧ください。

樹氷をなめるシマエナガ

公開されたのは、北海道に生息する野鳥、シマエナガが氷柱を舐めている姿。

この氷柱は、イタヤカエデという樹木の樹液からできたもので、シマエナガにとって冬の貴重な栄養源となっているといいます。

シマエナガはふんわりとした丸いフォルムに、つぶらな瞳が特徴的で、かわいらしいイメージのある野鳥です。

しかし、写真にうつるシマエナガの表情は、厳しい冬を生き抜くたくましさを感じさせると思いませんか。

撮影者「極寒の中で3時間待った」

「瞬間を切り取ると、見える表情がある」とコメントを添えていた、撮影者の北のキャメラさん。

grapeが北のキャメラさんに取材したところ、写真を撮影するまでに「場所の選定に数日かけ、当日は極寒の中3時間ほど待った」といいます。

また、シマエナガの魅力について聞いてみると、次のような返信がありました。

人間でも数時間耐えられないような極寒を生き抜くその姿は、かわいいよりも感動が勝ちます。

かわいい見た目はもちろんのこと、懸命に厳しい自然を生き抜く姿に感動し、魅力に思っています。

「奇跡の1枚」「こんな一面もあったとは」などのコメントが寄せられていた、北のキャメラさんの1枚。

氷柱をなめて厳しい冬を乗り越えるシマエナガの姿は、人々の心に深い印象に残したことでしょう。

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。


[文・構成・取材/grape編集部]

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協力
@kitano_camera

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