「こんな一面もあったなんて」 極寒の中、3時間待ち続けた『奇跡の1枚』とは
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『防寒対策』をとるスズメ 写真家が『生き抜く知恵』を感じる1枚が…冬が近づくとスズメがモフモフに!写真家の中野さとる(@aerial2009)さんが捉えた『ふくらスズメ』の愛らしい姿と、厳しい冬を乗り切る生態の秘密を紹介します。

『樹液のつらら』に寄ってきたのは… 北海道の1枚に「すごい瞬間」「妖精みたい」シマエナガの『すごい瞬間』が話題 冬になると?「コレは見たことない」「感動する」
grape [グレイプ] trend
リスやウサギ、タヌキなど、愛らしい姿で人気を集める野生動物は多くいます。
しかし、そんな野生動物たちの『かわいいだけではない一面』を垣間見た時、不思議な感動を覚えるかもしれません。
北海道の森で撮ったのは?
北海道十勝郡で風景や野生動物を撮影している、北のキャメラ(@kitano_camera)さん。
2025年11月20日、Xに投稿した1枚は、ある野鳥の意外な姿を捉えていました。こちらをご覧ください。
公開されたのは、北海道に生息する野鳥、シマエナガが氷柱を舐めている姿。
この氷柱は、イタヤカエデという樹木の樹液からできたもので、シマエナガにとって冬の貴重な栄養源となっているといいます。
シマエナガはふんわりとした丸いフォルムに、つぶらな瞳が特徴的で、かわいらしいイメージのある野鳥です。
しかし、写真にうつるシマエナガの表情は、厳しい冬を生き抜くたくましさを感じさせると思いませんか。
撮影者「極寒の中で3時間待った」
「瞬間を切り取ると、見える表情がある」とコメントを添えていた、撮影者の北のキャメラさん。
grapeが北のキャメラさんに取材したところ、写真を撮影するまでに「場所の選定に数日かけ、当日は極寒の中3時間ほど待った」といいます。
また、シマエナガの魅力について聞いてみると、次のような返信がありました。
人間でも数時間耐えられないような極寒を生き抜くその姿は、かわいいよりも感動が勝ちます。
かわいい見た目はもちろんのこと、懸命に厳しい自然を生き抜く姿に感動し、魅力に思っています。
「奇跡の1枚」「こんな一面もあったとは」などのコメントが寄せられていた、北のキャメラさんの1枚。
氷柱をなめて厳しい冬を乗り越えるシマエナガの姿は、人々の心に深い印象に残したことでしょう。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]