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時間内に完食すれば1万円ゲット!? 夢の『超特大ステーキ』に挑んだ結果…

By - しぶちゃん  公開:  更新:

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フォークとナイフを入れるステーキの写真(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

あなたにとって『夢』はありますか。「お金をたくさん手にしたい」「好きなものをお腹いっぱい食べたい」といった願いを胸に抱く人は多いでしょう。

2025年11月下旬現在、そんな2つの夢を同時にかなえられるポークステーキ専門店『マロリーポークステーキ』が、SNS上で注目を集めています。

なんと、重さ2kgの超特大ステーキを20分以内に完食すれば、税込み9020円の代金が無料になるうえ、1万円の賞金まで手に入ると言うのです!

高校時代は野球部に入り、毎日のようにどんぶり飯をかき込んでいた、30歳の筆者。

「これはやらずにはいられない…」と腹をくくり、『夢のステーキ』に挑んできました!

ステーキ店の内観の写真(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

20分で完食すれば1万円ゲット! 『マロリーポークステーキ』に挑戦

事前予約をして向かったのは、神奈川県横浜市にある『マロリーポークステーキ みなとみらい店』です。

店に到着すると、2kgの『オリンポスサイズ』のステーキを紹介する看板が目に飛び込み、このように書かれていました。

ステーキ店の看板の写真(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

「制限時間20分以内に1人で食べていただき、完食した方には、料理代金無料&1万円を贈呈!」

「夢のような話は本当だったのか…!」と胸が高鳴ります。そばに書かれている「7~8人でのシェアにおすすめ!」という言葉は見なかったことにしました。

本番の前日には特盛のそばやラーメンをたいらげて、準備万端。

2kgの肉を実際に見たことはありませんが、「まあ、2kgぐらいならいけるだろう」と、根拠のない自信に満ちあふれていました。

超特大のステーキにあぜん 「想像以上だ…」

しかし、テーブルに運ばれてきたステーキを見た瞬間に「1人では到底食べきれないやつ…」と、すべての自信が崩れ落ちます。

筆者が度肝を抜かれたステーキが…。

巨大なステーキの写真(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

「待って、想像以上の大きさじゃん…」

目の前に現れたのは、筆者の握りこぶし3つ分はあろうかという超特大のステーキ。

巨大なステーキと手の写真(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

いまだかつて見たことのない特大ステーキを前に、思わず言葉を失います…。

巨大なステーキを手にする男性の写真(撮影:grape編集部)

特大ステーキにあぜんとする筆者(撮影:grape編集部)

それでも、同僚たちに「多分余裕っすよ」と豪語してしまった手前、もう後戻りはできません。

意を決して、20分間を計測するストップウォッチのボタンを押し、夢のチャレンジがついにスタートしました。

ステーキのおいしさに感動 「食感が絶妙」

チャレンジ開始後、ナイフで切った肉を早速、口に運ぶと…。

フォークとナイフを入れるステーキの写真(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

「これほどおいしいステーキは食べたことがない…!」

外はカリッ、中はふわっとした絶妙の食感。厳選された三元豚の豚ロースは驚くほどジューシーで、思わず目を閉じてしまうほど絶品です。

とはいえ、夢のチャレンジ成功に向けて、味に感動している暇はありません。どんどん口へ運んでいきます。

ステーキを味わう男性の写真(撮影:grape編集部)

撮影:grape編集部

順調なペースを保って食べ続けて、約7分間で全体の3分の1をクリア!

「あれ、これはひょっとするのでは…?」と、完食への自信が復活。

「帰った後は大好きなサウナにでも行こうかな」「いっそのこと宝くじを買って、また夢を見るのもアリか」などと、食べながら1万円の使い道を考え始めてしまいました。

卓上にはワサビやカキ醤油、岩塩、マスタードといった豊富な調味料が並び、『味変』をしながらスピードアップを図ります。

10分後に起きた『異変』 フォークを持つ手が『ストライキ』

10分が経過し、食べた量が半分に到達した頃。突如、筆者の身体に異変が起きました。

「おかしい…。フォークが進まない…」

もともとは7~8人向けのサイズ。4人分程度を食べた時点で、身体が悲鳴を上げてもおかしくありません。

味は相変わらずおいしいのに、手だけが完全に『ストライキ』を起こしてしまいました…。

ステーキを味わう男性の写真(撮影:grape編集部)

満腹のあまり、『一点見つめ』の状態と化した筆者(撮影:grape編集部)

「動け…動け!俺の手!」と必死に念じても、フォークとナイフを持つ手がプルプルと震えるだけです。

そのまま時間は過ぎ、20分間の終わりを告げるストップウォッチの電子音が、無情に鳴り響きました。

頭を抱える男性の写真(撮影:grape編集部)

挑戦に失敗し、「2kgの大きさをなめていました」とうなだれる筆者(撮影:grape編集部)

「ああ、本当に自分が情けない…」

挑戦終了後、限界を超えられなかった自分の弱さを痛感。涙をこらえながら、野球部時代にトレーニングで重いダンベルを持ち上げられなかった日のことを思い出します…。

同時に、「見事に食べきれたら、フルマラソンを完走した時のような達成感が得られたのかもしれない」と空想しました。

ちなみに食べきれなかったステーキは特別に持ち帰らせてもらい、取材に同行してもらったカメラマンや、同僚たちでおいしくいただきましたよ。

過去3か月間で30人が挑戦成功 猛者の多さに絶句

圧倒的な量のステーキに『敗北』した筆者。店員に「こんなにたくさんの量を食べられる人、本当にいるんですか?」と水を向けると、返ってきたのは予想外の答えでした。

「ええ。過去3か月間にうちの店だけでも、30人以上は成功していますよ」

自分の限界ラインを、軽々と超えていく猛者が数多くいることに「ウソだろ…」と絶句。世界の広さを思い知らされました。

そして、完食すれば賞金がもらえる大食いチャレンジを始めたワケが気になった筆者は、同店を運営する株式会社57の担当者を改めて取材。

過酷すぎるチャレンジの裏には、意外な狙いがあったのです…。

炒めている写真(撮影:小泉明代)

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