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亡き父が作った作業台が壊れてしまった 修理しようとした息子は涙を流した…

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージです

2016年2月、動脈破裂で51歳で亡くなったメイソンさん。彼は誰からも愛された優しい夫であり、息子さんのよいお父さんであり、そして腕利きの大工でした。生前、彼は金属彫刻に夢中になった妻のベッカさんのためにワークベンチ(作業台)を作ってあげたそうです。

メイソンさんの早すぎる死から数ヶ月経ったある日、彼の息子さんはワークベンチの脚が一つ壊れていることに気がつきました。そこで彼はボルトを使って脚をベンチにしっかりと固定させるため、脚を一旦取り外そうとベンチをひっくり返しました。この技術はお父さんに教わったもの。そう思うと新たな悲しみがわいてきたそうです。

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※写真はイメージです

しかし彼の悲しみは、別の感情へと移り変わります。彼が目にしたのは、ベンチに刻まれていたあるメッセージでした。

そこにあったのは、二つの文章。赤のペンで書かれた、走り書きの文字でした。もし、息子がワークベンチの脚を外して修理をしようとでも思わなかったら、誰にも絶対に気がつかれない場所です。それはひっそりと、しかしお父さんの字で書かれたメッセージは確かにそこにありました。

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出典:Imgur

ベッカ、愛しているよ。

今日という日がどんな日であれ、良い日であることを願っている。君が僕のもとに来てくれた日、神様への祈りが本当に叶ったんだ。これからの日々は、僕の人生の中のかけがえのない最高の時間になるだろう。君と毎日一緒にいられることが本当に嬉しいよ。

このメッセージを君が読んでくれる日が来るかどうかはわからない。でも、もし読んでくれたなら、ただ知ってほしいんだ。君をとても愛しているといるということを。僕がこの世で欲しいものは君だけ。そして、その君が僕と一緒にいてくれる。だから僕はこの世の中で一番幸せな男なんだよ。

僕の美しい妻、君を愛しているよ。

-メイソン

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※写真はイメージです

息子さんはこのメッセージを母親のベッカさんに見せました。ベッカさんだけでなく、家族の誰もがそのメッセージを読んで涙を流したそうです。胸が苦しくなるような切なさを感じながら…。

「父のメイソンは母の再婚相手で、僕の本当の父親じゃないんだ。でも僕は本当の父には会ったことがないし、メイソンが僕の唯一のそして最高の父親だった」と息子さんは語ります。

メイソンさんは生前、彼の知りうる大工仕事のすべてを息子さんに教えてくれたのだそうです。だからこそ、お母さんのワークベンチの脚の修理の仕方も正確にわかったのです。もし修理の仕方を知らなかったらこのメッセージを見ることもなかったでしょうから、お父さんからの導きがあったのかもしれませんね。

息子さんはこのメッセージの書かれた中央の厚い板を二枚外してフレームに入れて保存することにしました。

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※写真はイメージです

このメッセージはいつ書かれたものかはわからないそうですが、妻への愛がたくさんこもった素敵なラブレターです。日々口にする「 I LOVE YOU」で伝えきれない気持ちをどこかに残したかったのでしょう。

息子さんは「このメッセージは、父と母の関係をこれ以上ないというくらい完璧に表しているよ。僕は父と母のように深く愛し合っているカップルを見たことがないからね。」そして、このメッセージを書いた父がいないことは悲しいけれど、彼の存在が家族の絆を強くし、これからの人生を導いてくれるだろうと語ります。

夫の死後数ヶ月間、悲しみに暮れるだけだったベッカさん。最愛の人を亡くした喪失感が消えることはないけれど、メイソンさんがいかに妻を愛していたかをこのメッセージによって改めて知ることになりました。そうして、一緒に過ごしたかけがえのない日々を心の中であれこれ思い出し、これからの日々を生きていくのだと思います。

ただ毎日一緒にいられることが幸せ。出会った頃や、結婚した当時は誰もがそう思うけれど、忘れてしまいがちな大切なこの気持ち。同じ毎日は永遠には続きません。大好きな人がそこにいる。その幸せを今日は伝えてみてもよいかもしれませんね。

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出典
littlethings.com

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