『先に歯ブラシを濡らすのはNG』は本当? 濡らさない場合との『違い』とは
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撮影:grape編集部
監修・取材協力歯科医師・歯医者が怖いひとの味方
なお先生
「歯医者が怖くて、もう何年も行けていない」そんな人が診療室の外にたくさんいることを知り、歯医者へ来ることに強い抵抗や不安を持つ方が抱える「歯科不安」の正体と「怖いままでも歯医者へ通うための具体的な技術」をSNSで発信中。現役歯科医師として臨床に立ちながら、歯医者に行く前に相談できるオンライン相談室も運営。あなたを「怖いです」と伝えながら通える患者さんに育てます。
LUIS FIELD
株式会社LUIS FIELDは、元警察官の代表が、皆様の人生が今よりも少し豊かになる情報をお届けしたいという想いから立ち上げた会社です。
日本各地にさまざまな人生経験を持つライターが所属し、多様なメディア様で活動でさせていただいております。
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歯を磨く前、歯ブラシを水で濡らしたり、歯磨き粉を乗せた後にサッと水につけたりしていませんか。
「水で濡らしたほうが泡立ちがいい」「汚れが落ちやすそう」と思いがちですが、実はこれ、『もったいない行動』といわれることがあります。
水で濡らすことで泡立ちすぎてしまい、『しっかり磨けた気』になって磨き残しにつながるためです。
水で濡らすとどうなる?磨き残しへの影響
そこで、歯科医のなお先生に、歯ブラシを濡らす際の影響や、歯磨き粉の効果を最大限に引き出す正しい使い方についてお話をうかがいました。
――歯磨き前に歯ブラシを水で濡らすのはよくないのでしょうか。
基本的には濡らしても濡らさなくても大きな清掃能力の差はありません。
実際に乾いた歯ブラシと濡らした歯ブラシで汚れの落ち具合を比較した研究でも、ほぼ差がないという結果が出ています。
※写真はイメージ
――では、なぜ「濡らさないほうがよい」といわれることがあるのですか
水をつけると歯磨き粉が過度に泡立ち、短時間で「しっかり磨けた」と錯覚して手抜き磨きになりやすいからです。
※写真はイメージ
――歯磨き粉の効果をしっかり発揮させるためのコツはなんですか。
『高濃度フッ素配合』と記載された歯磨き粉を選び、しっかり時間をかけて丁寧に磨くことです。
歯ブラシを濡らすかどうかよりも、有効成分をお口全体にとどめることのほうが虫歯予防には重要ですよ。
――歯ブラシの衛生面を考えて直前に水洗いするのは意味がありますか。
使用直前に水でサッと流すだけでは雑菌は落ちないため、あまり意味がありません。
それよりも使用後にしっかり揉み洗いをし、水気を切って風通しのよい場所で乾燥させておくことが衛生的には大切です。
※写真はイメージ
正しく歯を磨いて、健康で美しい口元を維持しよう
歯ブラシを水で濡らす行為自体で極端に汚れが落ちなくなるわけではありませんが、泡立ちによって『磨いた気』になってしまうのが一番の注意点です。
大切なのは、歯ブラシを水で濡らすかどうかではなく、高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使い、時間をかけて丁寧に磨くことと、磨いたあとに歯ブラシをしっかり洗って乾燥させることです。
※写真はイメージ
毎日の歯磨き習慣を少し見直して、歯磨き粉の予防効果をフルに生かしたオーラルケアを始めてみてはいかがでしょうか。
[文・構成・取材/LUIS FIELD]