全世界で話題の『PPAP』 アメリカではどんな報道がされている?
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『ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)』のナンセンスぶりが話題なのは日本で多くの人が知るところとなりましたが、いまや全世界を席巻しようとしています。
楽曲は2016年10月7日に世界134ヶ国で同時配信。YouTubeの週間再生回数がそうそうたる著名アーティストを抜いて1位に輝きました。
全米では、ジャスティン・ビーバーが9月28日にTwitterでフォロワー8800万人に向けてツイートしたことで爆発的に拡散されました。アメリカではいまや子どもも大人も夢中!
『TIME』『BBC』『CNN』でも紹介される事態で、もはや社会現象になっています。
配信元のレコード会社によると「『PPAP』の動画再生数は、全世界のサイトをまとめるとなんと2億回を突破」しているそうで、「日本国内、世界中の著名人だけでなく、一般の人や子どもが踊りをマネし、その関連動画の数は3万6000件を超えている」のだとか。とにかくすごいのが口コミだけで世界を席巻したということ。
「ピコ太郎ブーム、驚いております。あまりにもびっくりして右肘がぽきっとなりました、それくらい驚いています。」
と、このブームについてピコ太郎さんはコメントしています。
CNNでは、「これは新しいGangnam Styleか?インターネット上でpineapple penがすごいことになっている!」と紹介しています。
CNNのニュースでは、ユーチューバーのカブキンさんの歌舞伎バージョンも紹介されました。
アナウンサーも、「一回聴いたら耳から離れなくて、頭の中をメロディーがグルグルしてる」と言っています。ナンセンスながら、一度聴いたらAddiction(中毒)になってしまう人が多いようです。
リミックス版が出るやいなや、パロディーも続出。
今やクラブのメッカ、ラスベガスでも定番ソングの一つになってしまいました!
アメリカはこれからハロウィン・シーズン。パンチパーマにサングラス、豹柄の衣服を身にまとった「ピコ太郎」風コスチュームがクラブ・パーティーの人気になるかもしれません!
またTeam Edgeが始めた『ペンパイナッポーアッポーペンチャレンジ』なる奇妙な遊びも子どもたちの間で流行の兆しです。
シンプルで覚えやすいメロディー、意味のなさが楽しいのでしょうね。
改めておさらいすると、ピコ太郎さんは自称「古坂大魔王一押しの千葉県出身、53歳のシンガー・ソングライター。古坂大魔王がプロデュースする謎のアーティスト」という設定です。2014年に古坂大魔王と出会い、ライブに出演し始めたそうですが、古坂大魔王ご本人なのは間違いないですね。
古坂大魔王は元底抜けAIR-LINEのボケ担当で、青森県出身の43歳。ピコ太郎さんより10歳も年下なんですね。このブームに乗って色々と野望も出てきたようです。
「紅白も出たいですね。紫組とかも作ってもらってね、いやヒョウ組とかでもいいので。紅白でも、サマソニでも、マディソンスクエアガーデンでもライブをしたいです。ピコ太郎、この年末頑張りますので、応援してください」
また、PPAPはただのナンセンスかと思いきや「この曲には地球温暖化、絶滅生物の保護、あとはキスしたいなとか、髪切りたいなとか、いろんな気持ちが入った歌でございます」と解説されています。
アメリカで一番有名な日本の曲、『SUKIYAKI(上を向いて歩こう)』を超える日が来る??または世界史上最強の一発屋になるか?行く先が楽しみでもあります。
ちなみに、ジャスティン・ビーバーが拡散した動画は非公式のもの。オリジナル動画はこちらです。あなたの1再生が、また一つ歴史を作ってしまうかも!?