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「大丈夫だから安心して」 街中に放置されたピットブルを、警察官は優しく抱きしめた

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Facebook

アメリカのフロリダ州オレンジカウンティに住む男性。まだ夜も明けきらない早朝に、街中で震える2つの影を発見しました。

近づいてみると、影の正体は2頭のピットブル。

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※写真はイメージ

1頭はケガをしており、もう1頭が寄り添うような姿勢で、道路に佇んでいたと言います。

男性は警察に通報。すぐに2人の警察官が現場に派遣されました。

現場に駆け付けたリードさんとボグスさんという2人の警察官は、素早く2頭のピットブルを道路脇に連れて行くと、応急処置を行いました。

警察官に心を開いたピットブル

「凶暴な犬種」という偏見で見られてしまうこともあるピットブル。

特に興奮すると人間に危害を加えることもあり、国によっては飼育を禁止しているところもあります。

しかし、ピットブル=凶暴という印象は、必ずしも正しくありません。

実際、この時、街中で発見されたピットブルは、飼い主に放置されたようで、「とても憔悴し、ひどく怯えているように見えた」とリードさんは後に語っています。

そんな怯えるピットブルを、「大丈夫」と語り掛けるように抱き締める警察官。

ケガをしている1頭が心配なのか、もう1頭も近づいて来ます。

きっと仲間を気遣う、心優しいピットブルなのでしょう。

親身になって対応してくれる警察官に、すっかりなついてしまったように見えます。

落ち着いた2頭は、ほどなくして到着した動物保護シェルターの職員に保護されました。

保護施設で暮らす2頭のピットブル

保護された2頭のピットブルは、ジャスティスとリバティと名付けられました。

現在はシェルターで、元気に暮らしていると言います。

シェルターのFacebookページには、2頭の動画も投稿されています。

「危険な犬」というレッテルを貼られてしまうことも多いピットブル。

今回の2頭も、人間が街中に放置したと見られていますが、どのような理由があったとしても、一旦飼い始めた犬を途中で捨てるなど、絶対に許されることではありません。

ジャスティスとリバティが優しい飼い主さんに引き取られ、幸せな人生を歩むことを心から願います。

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