不審なドローンを安全に強制着陸できる「DroneGun」がすごい! By - 土屋 夏彦 公開:2017-01-23 更新:2017-01-23 ドローン Share Post LINE はてな コメント ドローンが世界各地で活用され、またさまざまな事故を起こしていることからついにこんなものが現れました。それが「ドローンガン」!! 飛んでくるドローンめがけてスイッチを押すだけで、電波を発射して強制的に地上に着陸させてしまうことができるというもの。なんとその電波の届く範囲は2キロ。 見た目は大きめのライフル銃のようになっていて、電波を出すためのバッテリーをバックパックのように背負うようにできています。そして銃と同じく照準を合わせることで、その2キロ先にあるドローンまでを捉えて、いつでも強制着陸させることができるようです。 これまであったドローンの撃退グッズだと、高価なドローンを破壊してしまう恐れがあり、違法だと思って撃沈させたら、許可区域だったと訴えられて高額な弁償金を支払わねばならなくなるおそれもあったわけです。 それが今回は電波で誘導するため、ドローンを壊さず、安全に回収することができ、大注目のグッズになっているようです。 制作したのは豪シドニーおよび米バージニア州に拠点を置くDroneSheildという会社。DroneSheild社では、ドローンによる爆弾テロなどに大きな効果が発揮できるとアピールしているそうです。 ただ、今後こうした電波妨害による戦いが激化してくる可能性もあり、そのために、逆にコントロールを奪われない堅固なシステムの開発もされると考えると、いたちごっこになっていくことは避けられそうにありません。私たちは正しいドローンの使い方をするのみです。 網でドローンをとらえる「SkyWall100」の紹介動画 [文/土屋夏彦] 土屋夏彦 上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。 出典 SkyWall/SkyWall : SkyWall100 | Capture Drones - Protect Assets/産経ニュース Share Post LINE はてな コメント
ドローンが世界各地で活用され、またさまざまな事故を起こしていることからついにこんなものが現れました。それが「ドローンガン」!!
飛んでくるドローンめがけてスイッチを押すだけで、電波を発射して強制的に地上に着陸させてしまうことができるというもの。なんとその電波の届く範囲は2キロ。
見た目は大きめのライフル銃のようになっていて、電波を出すためのバッテリーをバックパックのように背負うようにできています。そして銃と同じく照準を合わせることで、その2キロ先にあるドローンまでを捉えて、いつでも強制着陸させることができるようです。
これまであったドローンの撃退グッズだと、高価なドローンを破壊してしまう恐れがあり、違法だと思って撃沈させたら、許可区域だったと訴えられて高額な弁償金を支払わねばならなくなるおそれもあったわけです。
それが今回は電波で誘導するため、ドローンを壊さず、安全に回収することができ、大注目のグッズになっているようです。
制作したのは豪シドニーおよび米バージニア州に拠点を置くDroneSheildという会社。DroneSheild社では、ドローンによる爆弾テロなどに大きな効果が発揮できるとアピールしているそうです。
ただ、今後こうした電波妨害による戦いが激化してくる可能性もあり、そのために、逆にコントロールを奪われない堅固なシステムの開発もされると考えると、いたちごっこになっていくことは避けられそうにありません。私たちは正しいドローンの使い方をするのみです。
網でドローンをとらえる「SkyWall100」の紹介動画
[文/土屋夏彦]
土屋夏彦
上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。