パパのための『父子手帳』が登場!家庭を守るお父さんのノウハウが詰まってます
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赤ちゃんを授かって、区役所や市役所などで「母子手帳」を発行してもらう時って母親になった実感がわき、とてもうれしいものですよね。健診の記録や、出産、赤ちゃんの様子を記入する大事な手帳です。
これは女性だけの特権?と思ったら、最近、全国の自治体で「父子手帳」というものが発行されているのですがご存じでしょうか?
出典:厚生労働省 イクメンプロジェクト
これからパパになる人はぜひ読んでみてください。父子手帳だからこその「家庭を守るお父さん」のノウハウが詰まってます。その一部を紹介しますね。
気になる!各自治体が取り組む『父子手帳』
和歌山市 父子手帳 和歌山 男の子育て指南本
「あなたはなにパパ?」。はい、いいえと答えるだけで、和歌山の偉人徳川吉宗や武蔵坊弁慶などのタイプ別にパパ診断をしてくれるページや出産時のパパの対応あれこれ、パパならではの子供との年齢別遊び方などが掲載されています。
特に面白かったのは「和歌旦那七ヶ条」
そう、家事手伝っているアピールパパも自称イクメンパパもいるいる!と、クスッとしてしまいます。パパになる前もなった後もぜひ読んで参考にしてもらいたいです。
『和歌山市 父子手帳 和歌山 男の子育て指南本』
『石巻市父子手帳 子育てをはじめようじゃないか』
ママのお腹の中の赤ちゃんの様子や子どもの予防接種のこと、また中に使われている「気い張んねでさっ子育てやってみっさ」の言葉には、
「最初の子にありがちな頑張りすぎる子育てより子供との毎日をまずは楽しもうよ」
という人生の先輩からのメッセージを感じます。子供との遊びなど育児の楽しさがメインの前半に比べて、後半は「いしのまきのパパだからこそ」と備蓄品や防災キャンプのススメが載せてあり、防災時に子どもを守るというパパだからこその役目が書いてある頁が印象的です。
石巻市では3歳まで無料配布だそうですが、ぜひ3歳以上、また石巻以外の方にも読んでもらいたい手帳です。
『石巻市父子手帳 子育てをはじめようじゃないか』
その他にもへぇと思う手帳や、クスクス笑ってしまうもの、癒されるものなど全国には沢山の父子手帳があります。日本中制覇したいと思うほど多種多彩、自治体の思い入れを感じます。
そんな全国の父子手帳は総務省イクメンプロジェクトで紹介されています。電子ブックなどで読むこともできるようなのでぜひ参考にしてみてください。
厚生労働省 イクメンプロジェクト
パパになること、ママになることは喜び半分不安半分かもしれません。ですが、読むと子供を授かることへの実感がわき、出産を心待ちにできると思いますよ。
育児はついつい大変なことばかり取り上げられがちですが、実はとっても楽しく、ほっこりする時間も沢山あるのです。
全国の父子手帳にも育児を楽しむ内容が多く掲載されていました。もうパパママになっている方もぜひ読んでみてください。
まだまだ自治体によって取り組み方が様々ですが、あなたの住んでいる地域でも父子手帳があればぜひ手元においてみてくださいね。子育てへの関心がさらに高まると思いますよ。
[文/grape編集部]