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コラ祭りになった『怒り顔でスプラッシュマウンテンに乗る女性』感動の裏話が!

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Steven Alexander

2016年3月、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンに乗った1人の女性の写真が大きな話題となりました。楽しいはずのアトラクションで記念写真に写った彼女の顔はなぜかこのムッツリした表情!

女性の夫が写真共有サイトに投稿したところたちまち話題となり、オリジナル写真を面白くコラージュしたパロディもたくさん出回りました。

1人で不機嫌な顔でスプラッシュマウンテンに乗っていた女性の名前はジョーダンさん。実はこの時、夫のスティーブンさんは体調が悪く、一緒に乗ることができなかったのです。

そのためジョーダンさんは1人で乗りこみ、わざとこんな表情で写真に写り、降りた後にスティーブンさんに見せて2人で大笑いました。

彼女は本気で怒っていたのではなく、具合の悪い夫を笑わせるための優しさだったのです。

怒り顔の妻の写真に隠されたストーリー

スティーブンさんがジョーダンさんと初めて出会った時、腎臓に病気を持っている彼は最初の腎臓移植の経過が悪く、再び人工透析を始めることになっていました。そんな状況でスタートした交際は困難もありましたが、ジョーダンさんは彼を支え続け、2人は数年後に結婚しました。

スティーブンさんは時々体調が悪化することがあるため、旅行は夫婦にとって実現不可能なことの一つだったと言います。

ジョーダンさんはいつか、スティーブンさんを一度も行ったことがないというディズニーワールドに連れていきたいとずっと願っていました。しかしその機会はなかなかやってきませんでした。

2度目の腎臓移植が成功

それから数年後、スティーブンさんが受けた2度目の腎臓移植が成功。体調が良くなった彼とジョーダンさんは、ついに念願のディズニーワールドへ行くことになりました。

2人はジョーダンさんが大好きなスプラッシュマウンテンを最後の締めとして乗り、「次に来る時も一緒に乗ろう」と約束したそうです。

「また一緒に乗ろうね」と約束したはずが…

その後、夫婦にはかわいい男の子が誕生。そして今度はジョーダンさんの両親も一緒に家族みんなでディズニーワールドへ行くことになりました。

楽しい一日が終わりに近づいてきたころ、最後のお楽しみにとっておいたスプラッシュマウンテンに乗ろうという時スティーブンさんの具合が悪くなってしまいます。彼は仕方なくジョーダンさんに「1人で乗って来てくれないか」と言いました。

そして撮られた写真が1年前に話題になったあの「怒り顔の女性」の一枚だったのです。

愛する妻へ 夫から感謝のラブレター

あの写真から1年後の2017年3月、スティーブンさんは妻へ宛てたラブレターをFacebookに公開しました。そこには夫婦が乗り越えてきた道のりと、愛する妻への感謝の気持ちが綴られています。

たとえ困難な状況の中でもお互いを笑わせられるのは、僕たちの関係を強くする一つのことでした。

もし彼女がいなかったら、僕は生き延びられなかったでしょう。彼女は僕が最も弱い時に支えてくれました。そしてどんなに周りが「そんな病気の男と結婚するのはやめなさい」と言っても僕を信じてくれたのです。

世間が『スプラッシュマウンテンに乗った怒り顔の女性』を見ていた時、僕には人生での困難を乗り越えさせてくれた、愉快で賢くて聡明で美しい女性が見えていました。彼女を何より愛しています。

数ヶ月前、オーランド観光局の計らいで僕らは一緒にスプラッシュマウンテンに乗ることができました。僕は彼女と一緒なら、そして彼女のためなら何にでも乗るし、どんな山にでも登ります。

彼女は僕に2人の美しい子どもたちと、これ以上ないくらい素晴らしい人生を与えてくれたのです。

LOVE WHAT MATTERS / Facebook ーより引用(和訳)

ついにまた一緒にスプラッシュマウンテンに乗ることができた、スティーブンさんとジョーダンさん。彼女の最高の笑顔が本当に素敵ですね!

2016年、たくさんの人たちを笑わせた『怒り顔の女性』の写真。その裏には愛する夫を気遣い、笑いで困難を乗り越えようとした妻の優しさがあったのです。

ジョーダンさんとスティーブンさんがこれからはずっと笑顔で、何度でもスプラッシュマウンテンに乗れますように。


[文・構成/grape編集部]

出典
Love What MattersSteven Alexanderangrysplashmtnlady

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