脱北した女性が訴えた『北朝鮮』の現実に言葉を失う!「独裁者は心が読める」
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廃棄される予定の5万個を救った? パンを焼かない『夜のパン屋さん』の活動とは優しく、甘い香りをただよわせる、ベーカリー。ベーカリーには、焼き立てのおいしいパンをすぐに客に食べてもらえるという魅力があります。一方で、売れ残ってしまったら、廃棄せざるを得ないという問題も抱えているとか。そんな問題を解決するために、立ち上がったのが、『夜のパン屋さん』でした。

夏の甲子園で初優勝した沖縄尚学 比嘉監督の言葉に「名将ですな」「一層有名になっていく」夏の『阪神甲子園球場』で行われた、『第107回全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)』。2025年8月23日に行われた決勝戦では、沖縄県の沖縄尚学高等学校と東京都の日本大学第三高等学校が対戦しました。激闘の末に栄光を勝ち取ったのは、沖縄尚学。3対1で日大三高に勝利し、念願の初優勝を果たしました。
2017年8月29日に続き、9月15日にもミサイルを発射した北朝鮮。
アメリカや日本とは緊張状態が続き、北朝鮮のことをよく知らなくても「何だか不気味」と、漠然とした恐怖を抱いている人もいるでしょう。
そんな中、2014年に公開された1本の動画が現在、注目を集めています。
北朝鮮の現状を訴える
2014年にアイルランドの首都ダブリンで行われた、若者の国際会議「One Young World」。
そこで、家族と共に脱北した女性、パク・ヨンミさんが北朝鮮の『現実』を語りました。
公開されている動画は全編英語ですが、英語の字幕も入っているため理解しやすくなっています。ぜひご覧ください。
北朝鮮は想像を絶する国である。
そんな言葉と共に始まるスピーチは、さらにこう続きます。
歌いたい歌を歌うことはできず、話したいことを話すこともできません。
着たい服を着たり、考えたいことを考える自由はありません。
北朝鮮は、国に認められていない国際電話を使うと処刑される、世界で唯一の国です。
北朝鮮には一切の自由がなく、ルールを破ると処刑されてしまうという現実。そもそも「自由」「人権」という言葉を知らないというのです。
実際、パクさんは9歳の時に、目の前で友人の母親が処刑されるのを見たといいます。
彼女が処刑された理由は…。
ハリウッド映画を観たから。
そして、国民はどんどん追い詰められ、「森やネズミにも話を聞かれている」「独裁者は心を読むことができる」と感じてしまうように…。
家族で中国に逃れた後も、決してラクな生活ができたわけではないというパクさん。彼女は世界に向けて、最後にこう訴えます。
人間は、生まれた場所のために迫害されてはいけない。
このスピーチは当時、多くの人の心に響き、大きな話題となりました。
そして、いまこの動画の存在がネットで話題になり、拡散されています。
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日本にとって、北朝鮮が危機であることは疑いようのない事実です。しかし、それは国と国との問題であり、そこに住む人たちに罪があるわけではないのです。
日本人だけでなく、北朝鮮に住む人々が安心して生活できる日々が、1日も早く訪れることを願わずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]