男といわれ差別された女王 前を向き続けることができた理由を手紙で告白 By - grape編集部 公開:2017-09-22 更新:2018-10-16 手紙海外セレブ Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 1999年のデビュー以降、数々の記録を打ち立て、女子テニス界のスーパースターとして君臨しているセリーナ・ウィリアムズ選手。 彼女は2016年12月に、アメリカの巨大掲示板『reddit』の創業者である、アレクシス・オハニアン氏と結婚。2017年9月1日は、第一子となる女の子を出産しました。 そんな中、母となったセリーナ選手が、自分の母親に宛てた手紙を公開し、反響を呼んでいます。 正直な思いが共感を呼ぶ セリーナ選手の手紙には、自分の母親に対する思い、そして、これまで受けてきた苦しみが赤裸々につづられていました。 Serena Williamsさん(@serenawilliams)がシェアした投稿 – 2017 9月 19 11:20午前 PDT 愛するお母さんへ 私が知っている強い女性、それはお母さんよ。 娘を見つめていたら(そうなの!私には娘がいるのよ!)、彼女が自分と同じ強い腕と脚を持っていることに気付きました。 彼女は私とまったく同じ、強く、筋肉質で、力強くて、素敵な腕と身体をしています。 けれど、私が15歳から今日まで受けてきたような扱いを、娘も受けることになってしまったら、私はどうすればいいのでしょう。 私は、見た目がとてもたくましいという理由で『男のようだ』といわれてきました。時には、ドーピングを疑われたこともありました(誠実さに誇りを持っている私は、そんな姑息なマネをしません)。 それに、私は女子スポーツではなく男子スポーツの枠に属すべきだという声も。理由は同じ、私の見た目がたくましいからです(この身体は、ハードなトレーニングの成果であり、生まれつきのもの。自分の身体には誇りを持っています)。 しかしお母さん、黒人女性の力をまったく理解しない記者やアナウンサー、批判的な人に対する怒りを、あなたはどうやって抑えてきたのですか。 私たちは、そうした人たちに、世の中にはいろいろな女性がいることを証明できて、誇りに思っています。 みんな見た目が違うのは当たり前。ふくよかな人もいれば、筋肉質な人もいるし、背が高い人もいれば小さい人もいる…けれど、みんな同じです。私たちは女性であり、誇りを持って生きているのです。 お母さん、あなたはとても魅力的な人で、私もそうなりたいといつも思っています。努力はしているけれど、神様によると「まだまだ」とのこと。道のりは遠いみたいだけど、これからも頑張るつもりです。 いつも私のお手本になってくれてありがとう。お母さんのおかげで、つらいことも耐えることができました。いまでは、それも『挑戦であること』と楽しんでいます。 私も、娘のアレクシス・オリンピアに同じことを伝えてあげたい、あなたの毅然とした態度を伝えていきたいのです。 だからお母さん、これからも私の側にいてください。いつになれば、お母さんのように優しくて、強い女性になれるかは分かりません。けれど、お母さんのような女性になれるよう願っています。 心から愛しています、お母さん。 あなたの5人の娘の末っ子、セリーナより self.serenawilliams ーより引用 華々しい活躍の裏で、見た目を理由に、屈辱的な言葉を浴びせられることもあったというセリーナ選手。 しかし、そうしたつらい経験を乗り越えることができたのは、母親の存在が大きく関係していたようです。 母親に対する深い愛を感じさせる手紙は、公開直後から大きな話題を呼び、さまざまな声が寄せられています。 強く心に響くメッセージだった。あなたなら、素晴らしい母親になれる! なんて素晴らしい家族愛なんだろう! あなたの強さと勇気は、素晴らしい。すでに、素敵なロールモデルだわ。 男女を通じ、シングル・ダブルスともに、テニスの4大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープン)をすべて制覇した、唯一の選手であるセリーナ選手。 「生きる伝説」と称されるほどの功績は、彼女1人の力だけでは成しえなかったのかもしれません。素敵な母親の存在が、彼女のパワーの源なのでしょう。 [文・構成/grape編集部] GACKT「キミは誰かから嫌われてない」 続く言葉に「腑に落ちた」「心が軽くなった」の声GACKTさんが、心のバランスを崩しそうな人へ送った言葉は?ネット上で反響が上がっています。 藤田ニコル、大御所俳優に「披露宴でお父さんとして歩いてほしい」と依頼 すると…藤田ニコルさんが、披露宴で「お父さんとして歩いてほしい」とお願いした大御所俳優とは…。 出典 serenawilliams/serenawilliams Share Post LINE はてな コメント
1999年のデビュー以降、数々の記録を打ち立て、女子テニス界のスーパースターとして君臨しているセリーナ・ウィリアムズ選手。
彼女は2016年12月に、アメリカの巨大掲示板『reddit』の創業者である、アレクシス・オハニアン氏と結婚。2017年9月1日は、第一子となる女の子を出産しました。
そんな中、母となったセリーナ選手が、自分の母親に宛てた手紙を公開し、反響を呼んでいます。
正直な思いが共感を呼ぶ
セリーナ選手の手紙には、自分の母親に対する思い、そして、これまで受けてきた苦しみが赤裸々につづられていました。
華々しい活躍の裏で、見た目を理由に、屈辱的な言葉を浴びせられることもあったというセリーナ選手。
しかし、そうしたつらい経験を乗り越えることができたのは、母親の存在が大きく関係していたようです。
母親に対する深い愛を感じさせる手紙は、公開直後から大きな話題を呼び、さまざまな声が寄せられています。
男女を通じ、シングル・ダブルスともに、テニスの4大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープン)をすべて制覇した、唯一の選手であるセリーナ選手。
「生きる伝説」と称されるほどの功績は、彼女1人の力だけでは成しえなかったのかもしれません。素敵な母親の存在が、彼女のパワーの源なのでしょう。
[文・構成/grape編集部]