大切な故人への手紙を投函できる『霊山ポスト』お盆の前に一筆したためたい
公開: 更新:


冷蔵庫に貼ってある妻の『置手紙』 まさかの内容に「間接的な命令だ」「やるしかない」外出をする際に、留守番をしている人や後から帰宅する人に向けて伝言を残す、置手紙。 行き先や、いつ帰宅するかなどの情報を書くことが多いでしょう。ただ、人によっては置手紙で『願いごと』を書き記すこともあります。

防波堤に流れ着いた手紙 送り主は河童? 内容に「胸に刺さる」「意外すぎ」【4選】防波堤のあたりを歩いていると、メッセージの入ったペットボトルが落ちていました。ペットボトルの中に入っている手紙は日本語で書かれていましたが、差出人はまさかの『あの妖怪』だったのです。






世田谷で開山し、500余年を数える寶樹山常在寺(じょうざいじ)が、故人への手紙を投函できるポストを設置してから1年が経過しました。
大切な人へ手紙を送る『霊山(りょうぜん)ポスト』は、2016年度より納骨堂『釈迦殿』の中に設置されたポストで、毎日1~2通の手紙が投函されているそうです。
手紙は毎月1回、開封することなく、大切な故人に届くように供養して焚き上げあげをしています。
お盆を前に、大切な故人を思い出し筆をとる。そんな供養もいいかもしれませんね。
霊山(りょうぜん)ポスト
場所:寶樹山常在寺 納骨堂『釈迦殿』
住所:世田谷区弦巻1-34-17
[文・構成/grape編集部]