マーゴット・ロビー『新・ハーレイクイン』姿を披露 特報映像も公開へ
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映画『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役で、日本でも一気に知名度を上げたオーストラリア出身の女優、マーゴット・ロビー。
映画が公開された2016年のハロウィンでは、ハーレイ・クインに扮する女性たちをよく見かけたものです。
破天荒でエネルギッシュなハーレイ・クインのように、実際のマーゴット・ロビーも型破りな性格のよう。
そんな彼女の性格を象徴するエピソードの1つが、映画監督のトム・アッカーリーとの結婚を発表した際の写真でしょう。
マーゴット・ロビーが結婚 インスタグラムの写真が超ロック
マーゴット・ロビーは、イギリス出身の映画監督のトム・アッカーリーと2016年に結婚しています。
トム・アッカーリーが助監督を務めた映画『フランス組曲』にマーゴット・ロビーが出演しており、2人は2013年に交際をスタート。
約3年間の交際を経て、2016年12月にオーストラリアのゴールトコーストで式を挙げました。
マーゴット・ロビーは自身のインスタグラムを通して、ファンに結婚を報告しており、公開された写真が「超ロック!」と話題になりました。
中指を立てているかのようにも見える破天荒な結婚写真は、当時「カッコいい」「超ロック」と大きな反響を呼びました。
マーゴット・ロビー、「子供ができた」は誤情報
結婚を発表してからというもの、マーゴット・ロビーに対するメディアの関心は『子供』へと変わりました。
2017年には、オーストラリアの現地メディアが、マーゴット・ロビーの妊娠を報じたものの、後にそれは誤報であったことが発覚。
もともとマーゴット・ロビーは子供好きであることを明かしており、さらにお腹周りにゆとりのあるドレスをオーダーしたことで、妊娠説が浮上したようです。
しかし、2018年時点では、マーゴット・ロビーは子作りのタイミングについて「いまではない」と明言。『Porter Magazine(ポーターマガジン)』のインタビューで、このように語っています。
ブレイク後、ヒット作品にコンスタントに出演しているマーゴット・ロビー。夫婦共に多忙なこともあり、子供はまだ先になりそうです。
マーゴット・ロビーの映画代表作
日本では、映画『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役の印象が強いマーゴット・ロビーですが、彼女が世界的にブレイクするきっかけとなった作品といえば『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でしょう。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)でブレイク
日本では2014年に公開された映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、実在する元株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートをモデルに描かれたコメディ映画。
主人公のジョーダン・ベルフォートをレオナルド・ディカプリオが演じており、マーゴット・ロビーはジョーダンの妻であるナオミ・ベルフォート役として出演していました。
映画本編や、予告編で印象的なシーンの1つである、レオナルド・ディカプリオが美女にヒールで顔面を踏みつけられるシーン…あの美女がマーゴット・ロビーです!
ちなみに、マーゴット・ロビーがナオミ役を手に入れるまでに、こんな驚きの経緯があったといいます。
オーディション時のエピソードを、ファッション誌『Harper’s BAZAAR(ハーパーズ・バザー)』で明かしています。
レオナルド・ディカプリオの顔を叩いてしまったことで、マーゴット・ロビーは「逮捕されるかも」と不安に襲われたといいます。
しかし、彼女のアドリブに同作の監督、マーティン・スコセッシもレオナルド・ディカプリオも大爆笑。1週間後には、オーディション合格の連絡をもらったのだそうです。
当時、彼女は若干22歳。大御所俳優を目の前にして、ここまで大胆なアピールをできる人物が、ほかにいるでしょうか。
マーゴット・ロビーがウィル・スミスと共演した『フォーカス』(2015)
ウィル・スミスと共演した映画『フォーカス』は、詐欺師同士のだまし合いを描いた1作。
マーゴット・ロビーは、劇中でウィル・スミス演じる凄腕詐欺師から、相手をだますテクニックを学んだ美人詐欺師を演じています。
周囲を巻き込み、壮絶なだまし合いを繰り広げる2人のかけあいはもちろん、クライム、ラブ、コメディとさまざまな要素を楽しめる1作です。
また、同作での2人の演技が素晴らしすぎたためか、公開時には「ウィル・スミスとマーゴット・ロビーは、特別な仲ではないか」とウワサもたったほど。
なお、ウィル・スミスはウワサを否定しているものの、インタビューでマーゴット・ロビーのことを「これまで共演した中でも、特に美しく、そして才能豊か」と絶賛。
レオナルド・ディカプリオだけでなく、ウィル・スミスをも魅了してしまうとは…恐るべし!
マーゴット・ロビーのかわいさが堪能できる『スーサイド・スクワッド』(2016)
『スーサイド・スクワッド』でマーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クインは特に人気が高く、彼女にとってハマり役といえるでしょう。
さらに、ハーレイ・クインを主人公にした映画『Birds of Prey(原題)』の公開も決まっており、マーゴット・ロビーは自身のインスタグラムで、新ハーレイ・クインの姿を披露しています。
ヘアスタイルと衣装が変わった新ハーレイ・クインは『スーサイド・スクワッド』の時とは違い、可愛さがアップした印象。再び日本にハーレイ・クイン旋風を巻き起こしてくれそうです!
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)
女子フィギュアスケートのナンシー・ケリガンを、ライバルのトーニャ・ハーディングが襲撃した事件は、米フィギュアスケート界最大のスキャンダルとして有名。
事件への関与をきっかけに、人生の歯車が狂っていくトーニャ・ハーディングをマーゴット・ロビーが好演しています。
トーニャ役を演じるにあたり、マーゴット・ロビーは撮影の4か月前から週5日、1日4時間にもおよぶ猛特訓を積んだといいます。
また、トーニャ・ハーディングのドキュメンタリー映像を見て、彼女の表情や英語のアクセントまで完璧にコピーするなど、その徹底した役作りは驚異的。
マーゴット・ロビーは同作での演技が高く評価され、第90回アカデミー賞では、自身初となる主演女優賞にノミネートされました。
※スケートの練習中のマーゴット・ロビー
YouTubeでは、実際のトーニャ・ハーディングと劇中のマーゴット・ロビーを比較する動画も公開されており、その完璧なシンクロ率は、どちらが本物なのか分からなくなってしまうほどです。
カメレオン女優ぶりを見せた『アニー・イン・ザ・ターミナル』(2018)
『スーサイド・スクワッド』で悪カワなヒロインを演じたマーゴット・ロビーですが、『アニー・イン・ザ・ターミナル』では本物の悪女を演じています。
ダイナーのウェイトレス、セクシーなポールダンサー、白衣の天使、そして殺し屋…さまざまな顔を持ち、その魅力で男たちを翻弄する謎の美女、アニーをマーゴット・ロビーが演じています。
マーゴット・ロビーのインスタは、アクティブさ全開
結婚式も極秘で行うなど、プライベートは公にしない主義のマーゴット・ロビーですが、Instagramでは彼女の貴重な素の表情を垣間見ることできます。
オーストラリア出身のマーゴット・ロビーらしく、彼女のInstagramには、海辺で遊ぶ写真やダイビング、サーフィンに興じている写真が目立ちます。
また、友人たちと映っている写真では、太陽のようなまぶしい笑顔が印象的。ナチュラルで健康的なマーゴット・ロビーの生活に、見ているこちらも刺激を受けそうです。
マーゴット・ロビーの現在は?
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『スーサイド・スクワッド』でブレイクし、アニー・イン・ザ・ターミナル』では主演も務めたマーゴット・ロビーは、1969年のハリウッドで実際に起きた事件をベースに描かれる映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。に出演しました。
同作はクエンティン・タランティーノが監督を務めており、出演する俳優陣が豪華すぎることで話題に。
まず、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットのW主演というだけでも驚きですが、さらにアル・パチーノ、オースティン・バトラー、ダコタ・ファニング、ティム・ロス、レナ・ダナム、そしてマーゴット・ロビーと、新旧の名優が勢ぞろいしている同作。
そして、前述した通り『スーサイド・スクワッド』のスピンオフ『Birds of Prey(原題)』への出演も決まっているマーゴット・ロビー。こちらは制作が始まったばかりで、2020年に公開予定とのことです。
2019年1月28日には、ほかの出演者も映った特報映像も公開されています。
2007年にスクリーンデビューをしてから、女優としてのキャリアを着実に積んでいくマーゴット・ロビー。今後、さらにブレイクすることは必至です!
[文・構成/grape編集部]