疲れた大人にこそ見て欲しい! 子供たちが活躍するワクワクの冒険映画
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新海誠、突然の報告に12万『いいね』 「懐かしい!」「何度も訪れたくなります」2016年に全国公開され、社会現象を巻き起こしたアニメーション映画『君の名は。』。公開から約8年が経過した2024年12月現在も、作品に縁のある土地を訪れる、いわゆる『聖地巡礼』を行うファンは多いでしょう。『君の名は。』の生みの親である、新海誠監督がXに公開した1枚に、12万件を超える『いいね』が寄せられています!
少年少女の時代というものは毎日がワクワクに満ちていて、目や耳にするものすべてが、『冒険への入り口』のように感じた人もいることでしょう。
映画の世界ではこうした幼少期のワクワクが、文字通り『大冒険』へと変化を遂げる時があります。
そんな、子供たちが大活躍するワクワクの冒険映画を5作品紹介します!
お宝探し、妖精、宇宙人! 胸高鳴るアドベンチャー!
グーニーズ
10代を対象にした作品は『ジュブナイル』とも呼ばれており、その金字塔とも称されるのが1985年公開の映画『グーニーズ』です。
原案がスティーブン・スピルバーグ、脚本は映画『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス、監督に映画『スーパーマン』のリチャード・ドナーを迎えた、最強の布陣で作られた本作。老若男女楽しめる娯楽快作です。
■あらすじ
アメリカ、オレゴン州の田舎町グーンドッグ。病気がちの少年マイクは、マウス、チャンク、データというあだ名の親友3人とともに、自分たちを『グーニーズ』と呼んで、毎日遊びに明け暮れていました。
そんなある日、マイクは父がいつも聞かせてくれる冒険譚と符合する宝の地図とメダルを屋根裏で見つけます。
気の置けない仲間とともに、退屈な日常を飛び出して胸躍る冒険の旅へ…。本作は、そんなジュブナイル映画の楽しさが目一杯に詰まったお手本のような作品です。
お宝を狙う泥棒一家とのバトルや、1人ではぐれてしまった食いしん坊のチャンクの活躍など、胸が熱くなる展開も魅力の一作といえるでしょう。
スパイキッズ
次は、姉弟が大活躍する2001年の冒険活劇スパイ映画『スパイキッズ』です。
監督は、映画『シン・シティ』や映画『アリータ:バトル・エンジェル』などで知られるメキシコ系アメリカ人の人気監督ロバート・ロドリゲスです。
主演は当時13歳だったアレクサ・ヴェガと、当時9歳だったダリル・サバラ。一家の父親役でアントニオ・バンデラスが出演しています。
■あらすじ
とても切れる頭を持つ姉のカルメンと、泣き虫の弟ジュニ。2人はどこか冴えない両親に退屈しながら、日々を過ごしていました。
しかし、ある時両親が何者かに捕まってしまったことで、2人が元超敏腕スパイ夫婦だったことを知ります。
残された秘密道具を駆使して、姉と弟は『両親救出作戦』に乗り出すのでした。
ノリノリのロックなテーマソングと、ハチャメチャながらもクールなガジェットを駆使してピンチを乗り切る本作は、まるで小学生の妄想を具現化したような楽しさに満ちており、観終わった後はハッピーな気持ちになること請け合いです。
ザスーラ
次は、2005年公開の宇宙大冒険ファンタジー映画『ザスーラ』です。
監督は、後に映画『アイアンマン』を手がけ大ブレイクする、監督であり俳優のジョン・ファヴロー。
人気同名絵本を実写映画化した一作で、批評家から高評価を獲得した傑作冒険映画です。
■あらすじ
退屈な土曜の昼下がり、6歳の少年ダニーが地下室で見つけたのは『ザスーラ』という名の宇宙が舞台のボードゲーム。
ケンカばかりしている兄のウォルターとゲームを始めてみると、いつの間にか家ごと宇宙に漂っていたのでした。
日本でも大ヒットした魔法のボードゲームをめぐるアドベンチャー映画『ジュマンジ』の宇宙版ともいえる本作。
『ジュマンジ』の影に隠れがちですが、少年が憧れる『夢に満ちた宇宙』をこれでもかと味わわせてくれる気持ちのいい一作です!
スパイダーウィックの謎
次は、2008年公開のファンタジーアドベンチャー映画『スパイダーウィックの謎』をご紹介します。
児童文学作家ホリー・ブラックの同名人気小説シリーズを実写映画化した本作。
映画『チャーリーとチョコレート工場』で、主演のチャーリーを演じたフレディ・ハイモアが、双子役を1人2役で演じています。
■あらすじ
双子の兄弟のジャレッドとサイモン、そして姉のマロリーは、母に連れられて、緑豊かな土地にある古びた屋敷に越してきます。
屋敷は、失踪した大伯父スパイダーウィックのもの。ジャレッドは家の中を冒険するうちに、大伯父が残した本を見つけるのですが…。
古びた屋敷の屋根裏で見つけた秘密の本と聞くだけで、胸が高鳴りますね。
大伯父が研究していた『目に見えないとある生物たち』の秘密に、きっとあなたもワクワクするはずです!
SUPER8/スーパーエイト
最後は、人気監督が巨額を投じて制作した2011年のジュブナイル大作映画『SUPER8/スーパーエイト』です。
本作は、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や、2009年公開の映画『スター・トレック』などで知られる映画監督J・J・エイブラムスが手がけたSFアドベンチャー作品。
主演には本作がデビュー作となる新人のジョエル・コートニー、ヒロインには『全米の妹』とも称される俳優のエル・ファニングがキャスティングされています。
■あらすじ
舞台は、1979年のオハイオ州。映画好きの少年ジョーと仲間たちは、みんなが密かに恋心を寄せるアリスを主役に自主映画を取ろうと、夜のさびれた駅に集まっていました。
しかし、そこを通った軍の列車が大爆発。彼らが偶然撮ってしまった8ミリフィルムには信じられない生物の痕跡が写り込んでしまっていたのです。
傑作と名高いスピルバーグ監督の映画『E.T.』と『グーニーズ』を掛け合わせたかのようなハイブリッドさが魅力の本作。
少年たちがほのかな恋を抱く美少女を救うため、命がけの冒険に挑む様子を、驚異のグラフィックで描き出した豪華な一作です!
少年少女の冒険映画は、時に荒んでしまいがちな大人の心に、当時の活力を呼び起こしてくれるもの。毎日に疲れてしまった人は、今回紹介した映画をゆっくり見て癒されるのもオススメですよ!
[文・構成/grape編集部]